ロゼッタ化してはおりますが、元気で越冬中のほうれんそう。雪がない=布団がない、ことになるので、例年だとこんな風にピンピンはしていないのではないかと思われます。というか例年だと、この時期はまだ畑は雪の下だから。
昨日の畑の様子。日陰になる部分に雪が残ってますが、中央部分は完全に消えている。1月28日にしてこの光景、記念に撮っておきました。
洗濯したくなる空。そして、外に干したくなる今年の気温
ウメも陽射しにぬくぬくと昼寝中。
いやぁ、あったかいですね。
今朝も起きると「雨」が降っていました。雨ですよ、雨。この時期に。
日中ももわぁーんとして、夕方犬の散歩に行くと、いつもかぶっている毛糸の帽子が暑くてたまらん!
このまま春が来るのではないかと、野鳥たちも私も犬も畑も錯覚しそうです。
『ヒマラヤ世界』 向一陽
新書版の本。ヒマラヤの5000m越の高地からベンガル湾まで、その一帯に暮らす人びとと、今そこで何が起きているのかが書かれているルポルタージュ。消失していくヒマラヤの氷河、決壊が不安視されている氷河湖、森林伐採が続くヒマラヤ山中、トレッキングによる環境汚染が深まる各エリア、下流では水質汚染と度重なる洪水、農地乱開発によって棲家を失う野生動物・・・・・・。
私も過去20年以上にわたってトレッキングでネパールの山中を旅行し、その地の変貌ぶりを見てきました。自分もまた、環境破壊をしているのだということを、よくよく考えていかなくちゃなと思いましたです。
10年ぶりのヒマラヤとなった2006年に驚いたのは、3600mのクムジュンでテレビがあり、中国の「西蔵衛視」が映っていたこと。かなりの奥地まで薪ストーブが行き渡ったこと。水洗トイレが広まっていること(ただし冬場は凍るし以前の形式のほうが衛生的だと私は思います)。ロッジによってはホッとシャワー設備も完備されていること。などでした。山に入ったらシャワーなんかない、というのは過去の話。外国人のツアー客が泊まるロッジには、ユニットバス付きの個室までお目見えしていました。当然、環境に優しいシャンプーだの石鹸だのをみんなが使うわけではない。それら汚水はそのまま川に流れていく。下流ではその水を飲食に使う。さらに下流では・・・・・・。
山の中にまで、先進国の快適な生活様式を持ち込まなければならないのか。
それを望んでいるのは客ではなく、彼らが勝手に先回りして作ってしまうのか。
なんともね・・・・・・。☆4つ
因みに私は、山の中ではいくらホットシャワーと雖も風邪を引きそうなので、カトマンズに降りるまで我慢するタイプです。シャンプーなどは山には持って入りませんし・・・w
明日は晴れる予報です。ではまた