雪と風

朝起きると、また雪が積もってました。
今年は一度にたくさん降ることはまだないけど、ちょっとずつちょっとずつ、降り続けています。また庭はすべて雪で覆われ、除雪が必要でした。昨夜の積雪は、8センチくらいかなぁ。

で、日中は強い風。
♪ ブリザード ブリザード なんちゃら~かんちゃら~ ♪ (ユーミンの歌なんでサビしか覚えてない)
歌のように、地吹雪でした。寒かった。最高気温は氷点下2.5度。ひぃぃぃぃ。犬の水、凍りっぱなし。
出かけようかと思っていましたが、強風と低温にめげてひきこもりました。

きのう書き忘れたのですが、二人目のエベレスト単独無酸素登頂者のアリソン・ハーグリーブスは、女性です。記録を打ち立てたのは95年。比較的新しいのですね。そして同じ年、K2の山頂付近で雪崩に巻き込まれ、消息を絶っています・・・・・・。この前にも欧州六大北壁の単独登攀などをやっている、卓越したクライマーですね。K2は魔の山と呼ばれるのがよっくわかる。

こうして見ると、メスナー氏にしてもハーグリーブス氏にしても、クライマーとして十分すぎる実績を積んでエベレスト単独無酸素をやっているわけです。このお2人の山歴や技術・能力に疑問を挟む余地はないし、この2人をトップクライマーと認めない人はいないと思います。逆に言えば、これほどの人にしかできない超人的なことが、エベレスト単独無酸素なんですよね・・・・・・。
たくさんの名のある登山家がいるのに、その人たちは為しえていない。決して無理だと思っていたからではなく、機が熟さなかったり、タイミングが合わなかったり、資金が捻出できなかったり、あるいは既にエベレストの単独無酸素には意味を見出せなかったり、したからなのでしょう。天候に阻まれた人も多いでしょうね。

だからまぁ、何が言いたいかって、たくさんの人にとって特別な山であるヒマラヤ、エベレスト、そして特別な思いを抱く「単独無酸素」という行為をね、あまり軽々に扱って欲しくないなと、そういうことです。

と言いながら、ド素人のくせに6000mを狙うような、神をも恐れぬ所業をいたしておる私であります。でも6000だからね、8000じゃないから(笑)。それにスポンサーとかないですし(笑)。
今日もひきこもりながら、雪山用の登山靴など物色していたのですが、1足へーきで5万とかするのね・・・・・・。
バンコク往復できるんですが、靴1足の値段で。
すごいのは10万とかする。
ビジネスクラスでバンコク往復できるかもしれないんですが、靴1足の値段で(笑)
昔は革のどた靴で登っていたんだよね。それが今では「プラじゃなきゃ」「ダブルじゃなきゃ」「○○じゃなきゃ」と、すごいのね。
悩む・・・。

悩みつつ、ではまた。
あ、明日は氷点下10度の予報です。ついに来た。

2件のコメント

  1. エベレストの記述、ピントがずれていたなんて、ちっとも思わないです。
    ヤマネさんの深い洞察力には、いつも感激し、勉強させてもらっています。
    アリソン・ハーグリーブス、激しい生き方だったかもしれませんが、私は好きでした。

  2. いやいや、恐縮恐縮・・・・・・(汗)。
    こちらこそ、いつも教えていただいてます、ありがとうございます!
    アリソン・ハーグリーブスさん、息子さんがクライマーになられてるみたいですね。
    sumikoさんも壁ガンガン登ってください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)