画像が全部飛んでいましたが、ある程度復旧させることができました。まだ一部、アーカイブ(過去記事)部分で画像が表示できない部分がありますが、これはもう、目をつぶっていただくということで・・・・・・(笑)。
全国的に冬に逆戻り。
軽井沢も今ごろになって真冬です。最高気温6度以下の日が続いています。明日がぐっと冷えそうですね。
月: 2007年3月
今ごろ真冬がやってきた
ホームページをリニューアルしました。
今までよりもさらに何もない、簡素なものになりましたが、どんなもんでしょう?
ようやく少し、整理がついてきたかなと自分では思うのですが・・・(笑)。
さて。
今朝5時の気温はマイナス7度で、これ自体はまぁさほどでもないんですが、全国低温10傑に久しぶりに入ってました。今年はほとんどここに入らなくて、なんとなく寂しい・・・、つまんない・・・、ような気もしていたのです。
日中も風が強く、最高気温はここ何日か2度とか3度とか。今ごろ真冬ですよ。今週はこんな調子が続きそうです。去年と似てきたなー、やだやだ。
ところで、今年の営業再開日を決めました。
3月20日 です。
まだ寒いので、センターの棟だけを開ける予定です。
すごくあったかい日がありましたら、お出かけください。寒い日は・・・、お客様も店主も苦しみまする・・・・・・。
それと、このブログの画像が見えていません。現在、原因究明中です。そのうち復旧すると思いますので、今しばらくのご猶予を。
こんなところに
思いがけない場所で、クロッカスが咲いていました。今年の一番乗りです。
昨年の夏、イノシシが庭と畑に来襲し、かなりの植物が根こそぎやられましたが、クロッカスもそのひとつ。そのため、いつもよく咲いていた花壇の石積みの周りには、まだ芽も確認できません。
ところが、ちょっと離れた野芝の中で、咲いているのを今日発見。
こんなところに今まであったかな。
もしかすると、イノシシがかき回したときに、こっちに飛んだのかも。
なんにしてもうれしい、春いちばんの花ですね。
輝くようなオレンジ色がまた、なんともいえません。
ここ何日かは最低気温も氷点下8度前後まで下がっていますが、ともかくこうして一歩ずつ春が近づいてきているわけです。
『国銅』
帚木蓬生の作品。医療問題を扱った作品が多い人ですが、この作品は歴史モノ。めずらしいなぁーと思って手に取りました。
奈良の大仏さんを作る話、です。ひとことで言えば。
遠い昔にどうやって銅が作られ、どうやってそれを都に運び、どのように大仏を作っていったのか、よくわかっておもしろかったです。
作品は徹底してひとりの工人の視点で描かれます。銅を精錬する場所で生まれ、当然のごとくそれを仕事とし、やがて徴用されて都に上り、大仏建立に従事した男。たくさんの人と出会い、別れながら、人として成長していく。そう、これは立派なビルドゥングス・ロマン小説なのでした。
評価は7点。
『悲鳴』 東直己
札幌を舞台にしたハードボイルド(?)小説。特に感想はなくていいでしょう。
評価は6点。語り口が私にはちょっとひっかかりましたです。あと、長すぎる。
『ゆりかごで眠れ』 垣根涼介
『ワイルド・ソウル』を読んだあとで何冊か読みましたが、どれも今ひとつ面白みを感じられなくて・・・。で、これは再び南米系。今度はコロンビア。ただしコロンビアの話はあまり出てきません。
おもしろかったですが、それ以上のものはなかったかな。
評価は6.5点。
久しぶりに縫い仕事
去年、裁断までやって放り出していたパンツがあったので、作っちゃいました。
パンツを最後まで縫ったのは初めてかも・・・(笑)。
やっぱりスカートに比べると格段に手間がかかります。脇ポケットも2個付けたし、昨日、今日で4~5時間かかったかも(もっとかも)。
じゃーん。
どこにも苦労の跡がしのばれないじゃないか・・・。
縫っている最中からなんか嫌な予感がしていたのですが、できてみたら案の定、ヒップがパツパツでした。着るときだけなんですが、ウエストゴムなのでヒップを通過させるときがね。
型紙でよくよく実寸をはかったら、ウエスト部分が84センチしかない。もちろんウエストはこれでオッケーなのですが、ヒップを通過させるにはちょっと・・・。本のとおりに型紙をとって作ったのですがねー。この作者、ほんとにこの型紙で作ったのかな、はなはだ疑問。
おまけに、脇ポケットを、何を勘違いしたのか片方前後逆につけちゃったのが発覚しました! 自分用だからまぁいいです、やり直しのもめんどうだし。飛行機に乗るときに楽なパンツを作りたいなと思って始めた仕事だったので、ま、よしってことで。
そろそろ開店の準備を始めなければいけないし、また作品を縫っていこうかと思ってます。腰の調子がいいときに、ですが(笑・イタタ)。
そして、警官は奔る
『そして、警官は奔る』日明恩
前作がある作品だったけど、またまた初体験の作家。
リー・ミン・ウンという名の中国人か、リ・ミョン・ネ(うそばっか?)という名の韓国人か、だと思った。夫も同じ意見。
たちもり・めぐみ。と読むんだそうだ。本当にそう読めるというか、読ませていいのだろうか。こういう苗字、実在するのかな。
話としては、いわゆる警察小説でした。不法滞在外国人の子供の国籍問題や、児童ポルノの問題が絡んでます。
ただ、登場人物に感情移入できなかったです。
クソ誠実でクソ真面目で誰にでも直立不動で頭を下げなきゃすまない主人公にも、その正反対にやたら軽くてお調子者の元上司にも、ヤな人間として描かれる相棒にも、いまひとつだったです。特にその相棒の「ヤさ加減」が、およそこの世で起こりうる最悪の不幸な事件が理由である、という、そのわかりやすい落とし方も気になると言えば気になりました。
一生懸命に調べて書いた、ということは最大級の敬意をもって認めます。
評価は6点ちょいマイナス
ブログ着替えてみました
みなさんこんにちは!
3月になり、めっきり春めいてきました。
特にここ2日ほどはすっごく暖かく、鳥のさえずりも今までとは違って聞こえます。もちろん、まだまだ寒の戻りもあるでしょうし、軽井沢の冬は「ここからが長い」のですが、ちょこっと気分転換したいなぁと思いまして、ブログ着替えました。
実はいま、本家ホームページもリニューアルしている最中です。
それに合わせるような白ベースでシンプルなものを探していて、
昨日は全ブログをNucleusからMTへ移行させようかと思い、いろいろやっていたのですが、ちょっとうまくいきませんでした。MTはめんどくさいですね、もう完全に手を引こうと思います(何度も思ったはずなのですが・・・)。
Nucleusというこのブログソフトは、デザインがあまりなくて、まぁ基本的にこれを使う人は自分で作れる人だから、なんでしょうけど、私のような素人には作れないので、親切に配ってくれる人からもらうんです。
で、ちょっと色などを変えてみました。春なので萌黄色など使ってあそびました。cssはすぐにご機嫌斜めになるので、おかしいなと思ったらいったんやめて、やり直すとすんなり行ったり(3~4度目でしたが)しました。ここは自分の覚え用。
では、今後ともよろしく願います!
『ららら科学の子』 矢作俊彦
タイトルは科学の「学」が旧漢字なのですが、出なかったのでスミマセン。
このところずっと、ミステリーや推理ものといった、起承転結のはっきりした小説を読んでいたので、この本は一服の清涼剤ってところでした。
前にも書きましたが、私はこの人の『スズキさんの休息と遍歴』を読んで以来ファンだったのですが、その次に久しぶりに読んだ『悲劇週間』が手に負えず、またしばらく読まない時期があり、そして今回これを読みました。
大学紛争のときに警官を殺しかけ、手が回りそうになって中国に逃亡した男が主人公。この男は、渡った先の中国で文革に巻き込まれ、地の果てに「下放」されてしまいます。そしてその村で土を耕して暮らすこと30年。ひょんなことで「蛇頭」を使って日本に密入国(不法帰国?)して・・・・・・。
浦島太郎となった男が、自分が生まれ育った場所やその界隈を歩き、かつての友人に助けられたり、コギャルと友達になったり、蛇頭グループに追われたり、生き別れた妹を探したり、します。ストーリーとしてはそうなのですが、これが実に淡々と描かれていて、抑制された字数なのに描写が余すところないというか。
「息つく暇もないサスペンス」とか、「かつてない興奮があなたを包む」とか、まぁそういった大げさな表現をされるような小説も、悪くはない。細部を細かく細かく描いてそれによって「信じられないようなリアリティー」をもたらす小説も、まぁ悪くはない。
でも、それほどの字数をかけなくても、東京の町をこんなにも豊かに描くこともできるんですね。
全てがすでにそこに書かれていて、想像することを忘れてしまうような小説もありますよね。あまりにも文字数が多すぎて、とてもそんな気力が湧いてこないような。
この本は、久しぶりに、行間や文字間に隠されたものすごくたくさんの思いを想像することを楽しめる、そんな本でした。
評価は9点。
あったかいぞ
今朝、窓を開けてデッキに出ると、寒くないことに気がつきました。
テツとウメを玄関のほうに連れてきて、座布団持ってきたり、水持ってきたりとしばらく外にいましたが、やっぱり寒くない。半そでのTシャツの上にフリース1枚着ているだけなのに!
で、フキノトウもこんな感じです。
これは最も成長している子ですけどね。
まだ地面の中で待っているのもたくさんいそうです。
スイセンの芽も出てきました。
春ですねー。
今年はほんとうに暖冬でたすかりました。
春が寒いかもしれないけど、それでもまぁ今後はあまり「連続真冬日」とかはないでしょうから・・・。雪も少なかったですね。これから東京なんかで降るような日に、こっちでも降るかもしれませんが、なんたってもう「春の雪」ですからー。ま、重くて腰には負担がかかりますけれど。
これで2冬続けての暖冬・少雪。
しかし、これにだまされてはいけません。軽井沢は超寒冷地&、ここ十年ほどは「降るときゃ降る」。一晩で70センチだか降ったこともありましたよね。
軽井沢へ移住する人は年々増加しています。このご時世に町の人口は増え続けていますし、新幹線通勤をする人もすごく増えているらしいです。
みなさん、寒さに強いのかなぁ。
私なんかもう、逃げ出したいですよ、冬は(笑)。だって、あまりにも寒くて、あまりにも長いんですもん。逃げる先もあるんだけど(不動産持ってるって意味じゃないですよ)、犬がいるのでまだ二の足を踏んでます。ときどきそっと「まだかしら?」と聞いてみるのですが、2匹とも「まだじゃまだじゃ、遊び足りんし食い足りんし愛され足りん」と申しますので。
買い物しようと町まで、出かけたーら!
昨日から運気絶不調です。
昨日はリハビリとトレーニングであちこちの待ち時間を入れてすっごい時間がかかったうえに、会計で順番すっぽかされて30分待ち、おまけに頼んでおいた処方箋ができてなくて、それから医師に会ったりして、なんだかんだで3時間もかかってしまいました・・・・・・。そりゃ私は暇ですが、だからといって、予約制のクリニックで3時間つぶすほど暇ではにゃい。のだ。
ゲン直しにホームセンターで珍しく「ラム・ボーンの燻製」という犬のおやつを買って、犬たちに与えると、テツが大下痢になってしまいました。
おまけに、クリニックの領収書をよーく見たら、ダブルで料金とられてることが判明し、電話で説明せにゃなりませんでした。私は電話が大嫌いなのに・・・。
今日は今日とて、気分転換に図書館へ行ったらば、デカい声でしゃべりつつペットボトルの茶を飲みまくるバカおやじ2人に遭遇。昔の図書館は(東京の、ですが)、ヒソヒソ声で話してても職員が飛んできて怒られたもんです。まぁ相手がオヤジじゃね、怒るのもちと考えてしまいますが。
そうかと思うと「新刊本を借りたいのにいつ来てもない。人気のある本は2冊購入するべきである」とのたまう声のデカいおばさんが受付でひとしきり騒ぐ。
私はヤハギトシヒコの『ららら科学の子』を読みたいのですがね、静かにしてもらえませんか、みなさん。私が長谷川平蔵であれば、こう言いますな。
「勘違いいたすでない。図書館の本などというものは、読みたい本がもしあれば幸運、ありがたいと思って借りるべきものであって、読みたい本を置けなどと要求するのは心得違いもはなはだしい。そもそもじゃ。そんなに読みたければ買え! 買いもせぬのにくだくだ申すでない!」
なーどと思いつつ、さて本を借りようかとバッグをさぐると、財布がない。あれ、上着? ロバの上着? 車の中?
・・・・・・、家に忘れてきたよ。
結局、いろいろありながらも、いろんな人をけなしながらも、
自分がいちばんバカだった、と、こういうことでございました。
財布はロバが取りに戻ってくれて、無事借りられました。その後スーパーのレジで、「あ、ここまでツイてないから、もしかすると財布の中にお金がないかもしれない!」と不安にかられましたが、お金は入ってました。よかったよかった。
ではまた。