種の背中

頼んでいたゲラニウムの種が届きました。
ゲラニウムは発芽しにくい植物らしく、種はほとんど売られていません。
で、取り寄せました。発芽のさせ方も詳しく載っていたので。
今回購入したのは次の5点。
ゲラニウム・オクソニアヌム・ミックス 発芽は冷蔵庫の中
ゲラニウム・サンギネウム・アルバム 発芽適温15℃以下
ゲラニウム・タランスバイカリクム 発芽適温20℃前後
ゲラニウム・ピレネカム・アルバム 発芽適温20℃以下
ゲラニウム・アスホデロイデス 発芽適温20℃以上
これに、前に別のところで購入したプラテンセ・ストリアテュム 発芽適温20℃前後も加えます。
さて、ピレネカムは殻をかぶったままなので、まずこれをはずします。ゴマの殻をはずす感じ。小学生にやらせたい。大人の手ではちょっと・・・。うちの夫じゃまず無理です。
次に、今日蒔くのは上から2番目までの2種類。
これを、ピンセットでつまんで、背中を紙やすりでこすって傷をつける、のです。
ゴマをピンセットでつまんで紙やすりにこすりつける場面をご想像ください。
ものすごく大変でした。いくつか行方不明にもなりました。
なんとか傷らしきものをつけて、水につけます。まくのは夜になってからです。
それにしても、おそろしいのは、今日殻をとったピレネカム。
こいつはゴマですらなく、ケシに近い。
こいつのおへそを探し、背中を見極め、ピンセットでつまんで・・・・・・。
小人、カモーン!
開店遅れております。今週はまだ寒気が居座るらしく、様子を見ています。

真夏の島に咲く花は

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『真夏の島に咲く花は』 垣根涼介
フィジー島を舞台にした群像劇。
この著者の作品にしては、おとなしいです(笑)。誰も死なない。
悪くはないが、特におすすめでもない、という感じでしょうか。
篠田節子の『コンタクト・ゾーン』を思い出してしまいました。
評価は6.5点
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『相克の森』 熊谷達也
著者お得意のマタギもの。ただし主人公を若い女性にしたので、大変だったんじゃないかと思いました。軽井沢のリゾートホテルや、そこで自然保護活動をしているNPOなんかも出てきて、そこらへんはちょっと別の意味で面白かったです。このへんでも出ますからね、ツキノワグマ。わが家は先週イノシシがガーデンに乱入し、地雷が4つほど爆発したのか、というような惨状です・・・(関係ないですね)。
評価は6.5点
もうひとつ、『まほろばの疾風』(熊谷達也)という作品も読みかけたのですが、どういうわけだか読みすすめる気が失せてしまいました。春だから?