イノシシと猿

何日か前、軽トラのおじさんがわが家に来て、「お宅はイノシシはどうですか?」と尋ねられました。その人はどうやら、町から委託された動物監視員(?)さんだったようです。その前夜に近所でイノシシ被害が出たということで、檻を設置する場所を検討しつつ、近所の被害を調査していたらしいです。
わが家では、今年1回だけイノシシに来られて、駐車場に積んであるバークの山とガーデンの端っこを掘られ、ギボウシを食べられました。被害としては軽微でした。前はかなり根こそぎやられましたからね・・・。イノシシはその日の気分でどこを集中的にやるか、決めているんだろうか。
そんなことがあって今日。
夕方、犬の散歩をしていると、猿が1匹悠然と和珈琲さんの看板のあたりを歩いていました。人間と柴犬2匹が近づいても、たいして驚く様子もなく、ゆっくりと道路を横切って松ノ木に登りました。
はなれザルだと思ったけど、3頭いました。テツがヒャンヒャン(まったく迫力ないことこの上なし)吠えても意に介さず。これは相当、肝が据わっているというか、ヒトに慣れてます&ナメてますね。結局、私たちが通り過ぎた後、猿たちはまた南下していった模様です。
イノシシも猿も生きているんで、厄介ですね・・・。
山の畑友人が、収穫したジャガイモでコロッケを作ってくれて、届けてもらいました。料理する友人、えらい。
お茶を飲みながら、「今日は7月24日かぁ。例年なら、夏休みなのにお客さんが来ない、って焦ってる時期なのに、今年はそんなことも思わないよ」って話に。いや、お客さんが来てる、ってわけじゃなくて、梅雨が明けないから気分はまだ6月? とてもじゃないけど、7月下旬だとは思えませんよ・・・。連日最高気温は20度を下回ってますしね。
週間予報を見ても、ずっと曇り&カサマーク。
梅雨明けは8月になってから、になるのでしょうか。
ひー。と思いつつ、では。
[私信]
川崎市にお住まいのマサコさーん、メール送ったのですが、届いてないようです。メールくださーい、それに返信の形で再送します!

キタアカリ収穫

昨日、今日ととりあえず降雨がなかったので、ジャガイモを掘りました。今夜からまた雨の予報なので・・・。
今年、わが家の畑には、キタアカリを7株だけ植えてあります。そのほか、勝手に出てきて生育したのも2株。全部掘りました。
キタアカリはもともと収量が少ないと聞いていましたが、それにしても少なかったな。たぶん草のほうに養分取られたんだね。かなり茂りまくってましたから。
ほっとしていると、山の畑友人から電話。今日は近所のお子様も連れてジャガイモ堀りをやったはず。聞いてみると、子どもがぐずった(予想どおりじゃな)ので1畝だけ掘ったそうで、それで80キロはあった! と言ってました。
あと4畝か5畝あるんだよ・・・。
それをいつ掘るって話になりましたが、何しろ今夜から雨で、明日も雨。その後もずっとぐずつきそうなので、ぜんぜん予定が立ちません。
早く梅雨が明けないかな。
このまま秋になりそうでこわい。
明日は雨。
滞ったままのネットショップでもやればいいのですが、なんかそっちに気が向かなくてダメですね・・・。やっぱり集中的に、一気にいかないとダメみたいです。では。

よう歩いたのう

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HI-TECシェラライトの1号。
2号、3号と色違いで使いましたが、残してあるのは1号だけです。これでカイラス山に行ったので、老後に眺めてニヤニヤしようかと思って、取ってあるんです(笑)。
下駄箱になかったので、ときどき「捨て病」になる私が捨てちまったのかと焦りましたが、物置にありました。よかった。
一昨日の商品写真と似たアングルで撮ったつもりなんですけど、ははは、彼我の差は大きいですね。この1号は1990年に購入したと思うんです。15年前だ! その後のアウトドア用具の進化はめざましかったと思うし。
昨夜、夢の中で化け物と闘ってウメを守ろうとしていたロバ氏(守ろうとしていたのが妻じゃないってところがね・・・)は、1990年にエベレスト街道をカラ・パタールまで歩いていますが、ななんと、地下足袋でした。「ジャパニ・ズッタ」と、シェルパニたちに大人気で、「くれ!」とよく言われてました。まぁ、北アルプスなどでも地下足袋をご愛用の登山者はちらほらいましたよね。
そうかぁ。いま気づきましたが、この1号はたぶん、カラ・パタールとカイラスとマナスルに行っているんだね・・・。 もしかするとラサへも? ・・・ご苦労様でした。
さて。
午後になってようやく雨がやみましたが、雲と霧で相変わらずすっきりしません。明日はなんとか、降らずに持ちこたえそうな予報でしたが、どうかな・・・。
こう寒くっちゃ、いくら避暑地とはいえ、イヤですよね。今日の最高気温17度。はぁー。では。

そろそろ晴れてはもらえないかな

今日もどんよりとした曇り空、ときどき小雨。
ガーデンの一部を植え替えたりといった作業には適する日でしたが、そろそろ晴れてもらわんと困るですよ。何しろねー、光合成が。できんじゃないですか。
それにしてもこの時期、植物たちがぶわーっと盛り上がるように成長し、春先の楚々とした風情からは想像もできない、ジャングル状態になります。畑も庭も。
そろそろ、このヤブ的風景から脱却しようと思い決め、今日はまず店の前のヘメロカリスをずっぽり抜きました。跡地にはサルビアとマリーゴールドを。抜いたヘメロカリスは別の場所に移す予定です。
それから、駐車場に近いシェードガーデンがすごいことになっていたので、草取りやグラウンドカバーの整理などをしつつ、クリスマスローズとギボウシの位置を変えてみました。ついでに、りんごの木の下から先日ラムズイヤーとレモンバームを一部動かして、そこが空いていたので、そっちにギボウシを移植。ギボウシは増やしているので、けっこう使えます。
仕上げにはバークを入れて。雨のやみまを縫って、けっこうできました。
今日は知人の子どもネタ第二弾。
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土屋シオン君。中学2年だったかな、1年かな? 
中学校の同級生の次男坊。小学生のころから子役として社会の荒波に乗り出しておりましたが、今は真昼間にやっている「キッズ・ウォー」というドラマに出ています。母親(つまり私の友人)にそっくりで、見るたびに感慨深いものが。志向的には父親(実はこっちも同級生)譲りの部分が多いのかな。
まぁーそれにしても、制服着て学校行ってたのが昨日のことのように思えるのに、そのときの同級生の子どもがテレビに出てるんですもんね。時の流れってやつを感じますな・・・。たくさんの水が、橋の下を、ね。
明日も雨の予報です。では。

着替えてみました・・・

今日も雨。
午後、ちょっと止んだので、急いで犬の散歩。小雨がぱらついたりしましたが、なんとか無事に行けました。
うっとうしいので、何も手に付かない感じなのですが、気分転換にブログの着せ替えをしてみました。どうですかね・・・。自分では、前のよりすっきりした感じで気に入っていますが、文字が小さいとか、ありますか? ブラウザで文字を大きくできますので、やってみてくださいね。自分ではこの文字の大きさでオッケーなので、とりあえずこれでいってみます。
それと、最近コメントへのスパムが多くなってきているので、それを防ぐための対策を講じました。
プロバイダによって、スパムじゃないのに弾いてしまう場合もあるそうです。もし、このブログにコメントをつけようとして弾かれてしまったら、お手数ですがご連絡いただけるとたいへんうれしいです。
よろしくお願いします!
では。

まだあったんだ、HI-TEC

kutu.jpg
なんて美しいフォルム。
欲しい! このトレッキングシューズ、欲しい!
見てくださいよ、この潔い足首の切れ落ち方。
これなんです。
これこそが、私の求めるトレッキングシューズの足首の形。
中途半端な切れ落ち方じゃダメなんです。アキレス腱が痛いー。
このくらいスパッと落ちてくれれば、アキレス腱にかからず、私の足は安泰なんですよね。
ここ1週間ほど、トレッキングシューズを探してました。
残念ながらわが家周辺では気に入るのがなくて、ネットサーフィンしていたら、見つけましたよ、往年のわが愛靴(へんな表現だな)。
前にもちらっと書きましたが、私はずっとこのメーカー、HI-TECのシェラライトというシューズを愛用しておりました。3足履きつぶしました。
シェラライトは当時、たとえば「さかいや」の店頭ワゴンなどで、よく5000円以下で売られていました。ゴアテックスも採用されていない、ただの靴。その頃、ちょっとしたブランドのシューズは3万くらいしましたから、安かったですね。
価格と履きやすさに惚れて、長く愛用しました。
エベレスト街道も、カイラス山も、マナスルも、ジョムソン街道も、ランタン谷も、雪のゴーキョ・ピークも、みんなみんなシェラライトで歩きました。
人々がゴアテックスのシューズを当たり前のように履いていても、自分は「けっ!」って感じで、水が浸み込むこの靴で、ラッセルだってしてました。
その影響が、今になって出てるかもしれませんけど・・・。
ずっと探してたこのメーカー。
当時はエバニューが輸入していましたが、今は月星みたいですね。でも、輸入されてるのは、ダサいです。
この写真はアメリカの靴屋さんで見つけた、心動くシューズの写真。でも、日本からは注文できないらしい・・・。靴1足のためにアメリカに行くわけには、いくらなんでもいきませんわね。
どうしよう・・・。
当分悩みそうです。

雨やまず・・・

うーん。
今日で3日間も降り続いています。
もういい加減にしていただきたいですね。野菜も花たちも「もう水はいりまへん」と言っていますが、明日も1日雨になりそうで。大雨洪水警報も出てます。
そんなわけで今日は店を休み(夏季無休なんですけどね、こんな日は休んでもいいでしょう、って、世間一般では違います?)、管理別荘を見に行ったり、買い物に行ったり、しました。軽井沢はやはりというか何と言うか、県外ナンバーが激増していますね。避暑地の夏が始まったんですねー(あくまでも他人事)。
買い物で希望のものが買えなかったので、友人に電話して遊びに押しかけ、夕方まで話しこみました。
そんなこんなでして。
何しろ雨がやんでくれないと、何もできません。では。

大雨です

土砂降りの音で目が覚めました。
今日は一日中そんな感じで、ほとんど止む間もなく降り続けました。梅雨前線が停滞しているそうですね。ちょっと降りすぎだなー。
連休最終日がこの天気じゃ、早めに帰った方が多かったのではないでしょうか。まぁそんなわけで、ヒマラヤハウスも暇でした。
えと、本日、和珈琲さんでお茶のあと、ウチにきていただいた方、電気が消えててすみませんでした。入るの勇気いりますよね・・・。
うちは節電してるのもあるのですが、もうひとつは電気の光でも布が焼けるので、お客さんが来られるまでは電気を消していることがよくあります。特にこんな雨の日は、誰も来ないだろうなーと勝手に予測して、思いっきり消灯してたりします。
また機会がありましたらぜひ。
そのとき電気がついてるといいなー。
明日も1日雨の予報ですね。
ちょうどよく降ってもらえるとうれしいのですけどね。
では。

暑さ一段落

朝から雨で、暑さも一段落しました。
雨は昨夜から降り続いたようで、畑もガーデンもたっぷり水をもらいました。夜だけ降って日中は晴れるといいんですけどねー。
連休の中日とあって、お客さんもちらほら。
ちらほら、ってところがすごい。
お客さんの話では、18号は渋滞でびくともしないそうだし、最近はナビをつけた車が増えて、うちからほんの100メートルほど離れたところを走る抜け道も、車でいっぱいだそうな。
うーん、ついに始まったのですね、夏が。
まだ梅雨は明けませんけどね。
夕方、雨がやんだので犬たちの散歩。
夕食後、パンがないので24時間営業のスーパーまで行こうと、ウメのすぐ横で助手席に乗り込むと、何を思ったかウメがものすごい勢いで飛び乗ってきて、いやー、痛かったです。膝の上に乗るんだもん、あのおデブちゃんが。ここんとこ忙しくて、あまりかまってやらないからかな。天気も悪かったですしね。
明日も雨の予報です。では。

夜になって雨です

今日も暑かったですね。軽井沢も29度でした。
この暑さに野菜たちの成育もぐっと加速してきて、キュウリの収穫がだいぶ順調になってきました。今とっているのは、株で買った1株と、種から育てた西側の畝の分。えっとこいつは、「れんせい」の方かな? 多分そうです。「北進」もぼちぼちとれそうです。
ズッキーニは相変わらず花から腐ることが多く、どうもウチでは育てるに難しい野菜です。そもそもこれ、無理のある育ち方しますよね。
トマト、ミニトマト群にやはり病気が忍び寄っているので、ベンレート2000倍を散布。これは殺菌のクスリです。でも、ウイルス性だったらダメなんですよね、たぶん。下葉をだいぶ取りました。もちこたえてくれるといいのですが。
エンドウが収穫のピークです。やわらかそうなのはそのまま茹でて、あるいは炒めて食べますが、だいぶ実が太っちゃって鞘が固くなったのは、実を取り出してご飯と一緒に炊いてみました。甘くておいしかったです。これは放っておくとグリーンピースになるんだろうか? と悩んでいましたが、違うかもしれないけど、これはこれでいいじゃん、って感じです。
バラにまた黒星病が蔓延しつつあるので、葉っぱを取って、ベンレートを散布。
夜になって雨になりました。こりゃ慈雨ですな。がんばって降ってくれー。
下のほうでコメントやりとりしてるんですけど、没関系さんのコメントを見て、作家の名前を間違えたかと焦り、数年ぶりに全集を引っ張り出して開きました。背表紙の文字だと、達筆すぎて判読できず・・・(笑)。あー、でも久しぶりに全集を開いて、懐かしいやらうれしいやら、変な気分でした。
高橋和巳全集、全20巻。大学に入った夏にバイトして、神田神保町の古本屋で4万7千円で買ったんでした。どうやって持って帰ったんだろう、原付で行ったんだろうか? 足の間に挟んで走ることくらい、当時の私ならやったでしょうな。
私は大学入るときにすでに卒論を決めていたという、おかしな学生でして。しかも「そんな左翼的な作家の卒論は認めない」と、3年のときに教授に罵倒されてるし。行く大学を間違えましたよねー、完全に。こんな私を4年のときに拾ってくれる教授がいて、本当にたすかりました。でなきゃ私、卒業できなかったよ・・・。
高橋和巳のことを考えると、むずかしいこと、めんどくさいことを考えなくなった自分に思いが至り、複雑な気持ちになります。思想なんて言葉が死語になった(であろう)現在です。
サッカー・ワールドカップで惨敗した日本選手について、誰かが「誰がかつてのカズやゴンのように闘魂あふれるプレーをしていたのか!」と嘆いていたけれど、今の作家さんたちを見るに、誰が高橋和巳のように、自分の肉体に釘を打ち込むようにして言葉を刻んでいるだろうかと、考えてしまいます(えらそうですみません。それに自分も、そのようには言葉を書いていません)。
私も思想なんてものから遠く離れてしまい(えーと、もともと向いてなかったと思いますけど)、ただ日々を生きているだけなのですが、それでも高橋和巳がギリギリのところで吐いた「信義を守れ!」という言葉だけは、忘れずにいたいなと思っています。
連休ですが、明日は夕方からお天気崩れそうですね。暑さも一段落かな? では。