晴れて暖かい

朝から晴れて日中もそこそこ暖かい一日。まだデッキで座ってお茶を飲む気分になる小春日和。11月も半ばを過ぎて、落葉もすっかり最終盤、あとカラマツが散ったらもう終わり……。

今日は最近気になっていることを調べたりして過ごしている。今はPCのバックアップを外付けHDDに作っている。そろそろ神奈川行の準備をしないと、と重い腰を上げかけたところだ。これが終わったら、新しいPCに今のPCから大事なものをコピーして、新しいPCに必ず使うソフトをダウンロードする作業をしなければ。
団地には光回線を引いていない。いないことのほうが多いから。で、携帯電話からwi-fiを飛ばしてPCを動かすので、ダウンロードなんかはこっちでやる方がいいと思うので。

 しいたけとれた

たぶん一昨年に菌を植えたところからやっと出た。今年3つめ。

 『地図と拳』 小川哲

初めて読む作家だと思う。満州の架空の町を舞台にした物語で、日露戦争のあたりから敗戦までが描かれている。登場人物が非常に多く、主人公はいない。群像劇と言うのだろうか、唐突に人が現れては消える。どこにも盛り上がりがなく、カタルシスはない。ものすごく分厚く、たいして面白くもないんだけど、最後まで読ませる力がある不思議な小説だった。出来過ぎた小説にはないリアリティはあったと思う。
☆3.5 戦争だけはやったらいかんのに、なぜあっちもこっちもミサイルぶっ放したり戦艦送ってきたりするのかね……

新しいPCのキーボードをどうしようかと考えていた。付属のものはあるが、これだとローマ字変換でしか使えない。親指シフトキーボードは現行品がもうないので、出来るだけそれに近い形のキーボードを探し、キーを割り当てることで何とかすることが多いのだが、検索してみると3万とか4万とかする高額なものがよさそうなんだけど、ちょっと高い。「専用品に近くなる」だけ。そんなに出すなら完全なものが欲しいわけで。でももうそれはない(哀号)。
今使っている骨董品レベルのキーボードが使えなくなったら、どうするんだと考えた。思い切って別の入力方法(薙刀式とか数種類ある)に移行するのも手かと思ったり。でも出来るのか? と考えると自信はない。
既にローマ字変換と親指シフトの2つが鎮座している脳に、もう一つのパターンを組み込むことができるだろうか。難しいと思う。
というわけで、当分はキーボードを持ち運びして使おうと思う。そのうちにどっかの篤志家が親指シフトキーボードを作ってくれるのを期待したい(^^;

先週、手術から4か月が過ぎた。過ぎてしまえばあっという間。運命を受け入れると、最近になってようやく自然に思えるようになってきた。というよりは、実際に受け入れることができたのではないかと思う。
グレー判定や告知やらからの時間、色々なことを考えた。今考えているのは、軸足を少し動かそうということだ。
布を探して旅をし、布を買い集め、それで服やらかばんやらを作ることで生計を立ててきたわけだが、その比重を下げようと思う。これからも布は探すだろうし買うこともするだろうが、もうたくさんは要らない。たくさん買ってたくさん作る、というところから出ようと思う。

何というか、服を作るのは天職なのかと問われたら、違うと答えるしかないと思う。好きだけど、自分にしかできない仕事なのか? と訊かれたらそれは違う。むしろ私なんかよりもずっと上手に、デザインも縫製も出来る人は世の中にたくさんいる。専門的な教育を受けていない、ということはずっと自分の中で弱点だと思っても来た。人を使ってまでやる仕事ではない、とも思う。そういうのは自分には向かない。
これからも服は作るけれど、今までよりは少ないペースで、呑気に作ることにしたいと思う。これがまず1つ、最近はっきりと形になってきた今考えられる自分の今後のことだ。

そしてもう1つあるんだけど。
長くなったし、これはもうちょっと形が見えてきたら書こうかな。今はせっせと情報を集めているところ。なかなかに難しく、最近とみに新しいことに頭がついていかないので、時間がかかるかもしれない。でもとりあえず、以前使っていてとてもよかった(それなのにどっかに消えた)O’s Editorというソフトを再度買おうと決めた。

バックアップは5時間くらいやってるのにまだ終わらない。

ミャンマーで拘束されていた邦人が解放されたとニュースで。よかったと思う。こういう人がいることも大事なんだと、理解しない人も多いようで残念だな。

ではまた