新しいコロナの変異株がアフリカと欧州を中心に暴れているらしい。日本にしては珍しく、明日から外国人の入国を停止するとのこと。異例の速さ。とりあえずは止めて時間を稼ぐのはいいと思う。島国の利点を活かさないと。デルタの初期のように急速に広がり死者も増えたりすることは、ぜひとも防いでもらいたい。入ってくることは防げないにしても。
しかしいつまで続くのか。
ほんとにいつまで続くのか。
昨日だったか、タイの入国制限が12/1から再度大きく緩和されそうだというニュースを見たばかり。その緩和だとタイ入国時の強制1泊がなくなり、抗体検査が陰性であればそのまま移動していけそうな雰囲気だった。必要なのは入国許可を事前に取ることで、まぁこの部分はちょっとややこしそうで自分に出来るかな? PCR陰性証明とかどこで取るのかな? と思ってしまったが、やってやれないことはなさそうだった。
ただ新しい変異株が出てきたことで、これもまた延期などなるかもしれない。
いずれにしても、行ける状況になればすぐに行く、というほどには世界はまだ落ち着いていないように思う。当分は様子見で仕方ない。
今朝の軽井沢は-6.4℃。さすがに寒かった。6時半頃に外の気温計を見たら-6℃ちょうどあたりを指していた。冬だなー。
『月夜の森の梟』 小池真理子
一昨年から昨年にかけて新聞に連載されていたエッセイが書籍化されたもの。私の知人であり、作家の知人でもある方から頂戴してようやく読み終えた。ようやくというのは、死、喪失、にまつわる話が書かれているので、いきなりさっと読むという感じにはならなかった。中島みゆきのCDだって購入してすぐには聴かない性格である。
小池氏は軽井沢在住。軽井沢は土地柄というか伝統的にというか作家が多く住んでいるが、知人の知人ということで最も知っているような気がしている作家だ。お会いしたことはない。
タイトルにある梟は、小池氏の自宅周辺でよく鳴いているのだそうだ。私も森の端っこというか殆ど森の中に住んでいるが、梟の声を聞いたことはないと思う。聞いてもわからないだけなのかもしれないが。
エッセイなので☆なし。私にもいつか「わかる」日が来るのだろう。
そういえば昨日書いた篠田節子の『鏡の背面』という小説も、舞台は軽井沢、中軽井沢、信濃追分、小諸、といったエリアだった。篠田節子も軽井沢に住んでいたり執筆の場所を持っていたりするのかもしれない。
ではまた