続く片付けとか

ぼちぼちと工房の片付けなどをしている今日この頃。
今年の縫製仕事はほぼ終わり、生地を整理したり掃除したり、在庫の確認などを。棚卸もしないとなぁ。
昨日は以前使っていたソファの布で、ちょっとそこまでのかばんを作った。もちろん自分用。財布とスマホが入ればいいという大きさ。かばんって、小さすぎるか大きすぎるかどちらかになることが多く、ぴたっとはまることがなかなかない。大は小を兼ねるというのもそうなのだが、それにしても程度というものもあるし。今回はどうだろう。ベルトがギリになってしまい、あと10cm欲しかったな。

前にアメリカから輸入したナイロン系の生地がまだ残っているので、また何か遊びのものも作りたい。買った方が安いしいいものだったりもするけど、まぁ生地があるのでね……。酔っぱらって買った防水ファスナーとかもあるし。

友人ブログによるとインドが開いたらしい。まじか。住宅街の空き地で遺体を焼いていたのがついこの間のような気がするのに。
他にもあちこち開き始めていることは確からしい。
でもまだ交通が。コロナ前のようにたくさんの航空会社が就航し、選び放題である、という状態に戻るのはいつ頃になるだろう。そんな感じで落ち着いてからでもいいのかなと思ったりもする。LCCは生き残っているのか。
とりあえず私は、タイとインドネシアが完全に開いたら行きたいと思っているけれども、さていつになるか。

 

 『続横道世之介』 吉田修一
あれ? 世之介は死んだんだよな? 何で続編が出てんの? それとも続編で死ぬんだっけ??? と図書館でしばし混乱してから借りた1冊。
2014年に続じゃないのを読んでいた。それからもう7年か。面白かったし衝撃的な内容でもあったのでよく覚えている。前作では世之介は大学生だった。続編では大学を卒業し、ぶらぶらしている時期の話が描かれる。1990年代前半の東京が舞台で、その頃似たようにフリーターみたいなものだった私にもとても懐かしい時代の空気感が伝わった。
2000年夏の東京、つまり幻のオリンピックイヤーの東京が並行して描かれる。これを書いていた時、作家はまさかこんなことになるなんて思いもしなかっただろうなぁと、変なところでしみじみとなった。
いい小説。
☆4.5 死んだはずだぜお富さん♪(古)

 『ゴースト』中島京子
こちらは短編集。タイトルどおり幽霊の話。古いミシンや紙飛行機やそしてブーツ、と最初思ったけどおそらく軍靴。戦争に関係する話が多かった。
☆4 昭和は遠く

3週間ほど続けているホルモン補充療法。最大のメリットは、高速回転し続けてしまう脳にブレーキをかけられることかもしれない。この部分には殆ど期待していなかったので意外だった。気が散って本も読めないし、外国ドラマもシリアス&しんみり系は観る気にならない、という状態がずいぶん改善されたと思う。途中体調を崩して4~5日中断したが、再開して今のところ大丈夫。しばらく続けてみようと思う。
残念ながらドライマウスにはまったく効かないけど!

ではまた