central asia 黒い瞳の国……ではないか。
久しぶりのサバイバルキット、中央アジア編
初めてサバイバルキットを買ったのは大学2年生の時、当然チベット編。当時は洋書をどこでも買えたわけではなかったと思う、銀座丸善(?)で注文して取りに行ったのを覚えている。丸善では確かサバイバルキットのコーナーもあり十数冊は並んでいたと思うが、そこにチベットはなかったのだと思う。
日本語のガイドブックもあるけれど情報量は圧倒的に違った、今もそうだと思う。いや当時まだチベットに関する日本のガイドブックはなかったのではないか。英語は得意じゃないけど、頑張れば何とかなる。
以前のサバイバルキットはツルツルの表紙だったが、マットな手触りに変化していた。
日本語のガイドブックと言えば、「地球の歩き方」。昔も今も。旅人たちは「地球の騙し方」略して「騙し方」と呼んだりしていた。情報は間違いだらけ、地図も滅茶苦茶なことが多く、本当によく騙された(^^;
昔は数年前の情報(間違いだらけの)だけを頼りに旅をしていた。「騙し方」には読者投稿もあり、ページの一番下に小さい字で「どこそこのゲストハウスはオーナーが親切で部屋もきれいでおすすめ・ヤマネ95年)みたいな感じで書かれていたと思うが、その情報も、前版のものを年だけ新しく書き換えてしれーっと載せてあったりしたものだ。
南米だったかアフリカだったかの「騙し方」には、巻頭に堂々と、「南半球では太陽は西から上る」とポエムちっくに書いてあって笑ったなぁ。
でもまぁそんな頼りにならない情報しか持たずにみな旅をしていたので、現地での情報交換は盛んだった。自分が通過してきた街の情報を教え、これから行く町の情報をもらう。あの頃のそういう情報は生きたそれであり、旅人が自分の足で稼いだものだったから貴重だったし、故に気に入った相手にしかほんとに大事なことは教えなかったと思う。今みたいに誰にも彼にも「シェアします」っていうのが、私には未だにちょっと信じがたい。
しばらくこの英語の本を読みながらあれこれ妄想して楽しみたい。
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昨日は約2年ぶりに母親の施設へ行ってきた。ようやく面会が解禁になったので。ロビーで短時間ということだったが、母親は思ったよりも元気で一応会話も出来、(コロナ? 何それ? そんなことがあったの?)的な見事なボケ加減も披露してくれたにせよ、ともかく元気で暮らしていたのでほっとした。とはいえ耳はまったく聞こえないのでこちらは筆談だけど。
帰りに榛名湖へ走ってみたら、かなりの観光客がいた。色々と、心の部分も含めて、規制が緩まったのだなと思う。こうして少しずつもとへ戻って行きたいものですなぁ。
近隣のガソリン価格は176~180円くらいまで上昇している。長野県は現在全国一ガソリンが高い県だそうだ。談合しやがって……(^^; こんなに上がっても二重課税はやめないんだねー。
ガソリンもあれだけど灯油がまた大変。これから冬だから余計に。
まぁそんなこんな。ではまた