備忘録として書いておきます。
インド、ミャンマー、と無事にATMでキャッシングしながら旅をしてきて、タイに入った時、気軽にキャッシングをした。
手数料がかかりますがいいですか? という問いはどこでやっても出てくるが、基本的に無視していいものらしく、普通に「YES」を選択。
すると次に、日本円でこんな感じですよ~いいですね~?
的な画面になり、何だかよくわからないまま、自分がキャッシングする額を確認してるんだろうと思って「YES」を選択。
これが大間違いつうか落とし穴!
タイで最初にキャッシングしたものを返済しようとした時に気付いたのだが、当時3.5円強の公定レートに対し、3.7円強のレートが適用されていた。1バーツあたり20銭強である。ひどい話だ。
要するに、公定レートではなく今このレートで「日本円で」キャッシングしろと誘導されているらしい。で、日本円の総額が表示されるだけなので、その場で電卓たたかない限りレートには気付かないことが多いかと。
ネットで調べると、こういうATMが世界中で増殖中で、とにかくこの怪しい画面が出たら「NO!」を選択するしかない。
そのうちに、選択もさせずに勝手にやりだすかもしれない、それが怖い・・・。
私は今回、この画面になったATMはタイだけである。恐るべしタイ。気を付けよう。
今日はワロロット市場へ市場調査兼顔見知りに挨拶兼買えるものがあったら買おうと出かけ、ちょっと多めにキャッシング。円高に振れているのでタイミングとしてはいいかな。もちろん例の画面は華麗に(たぶん)スルーした。
顔見知りは元気、だが商売はメタメタだと言っていた。
一番話が通じる中華マダムは、「逃げて来たの? え、3か月日本にいなかったの? それじゃ、帰っちゃダメ! 今帰ると大変なことになるわよ、タイにいなさい、3か月くらい。夏になったら落ち着くだろうから。それに・・・、今帰ったって商売になんかならないから!!!!」
と、えらい勢いで勧めてくれた。
かなり誇張された日本の状況が、タイ人に広まっていることがよくわかった。
正直、チェンマイも相当やばいのではないかと思う。地理的に中国にぐっと近いし、タイもすぐに鎖国したわけではないから、中国人は多数来ている、単に検査やらの体制が整っていないから、数字として出ないだけだと思うのだが。
ワロロットは人出も少なく、店員が暇で商品の上に寝転んでいる始末。じんわり怖くなってきたかもだ。