ダルフール~ER12観終わる

少し前からWOWOWで一挙放映されていたER12、今日観終わりました。このちょっと前には、もう少し後のERを観ていたので、時間軸は前に戻ってしまって変な感じでした。
ER救急救命室シリーズは最初にNHKでやった時からずっと観ていましたが、私は時々日本から消えていたのでその時のものは観ておらず(録画などもしていなくて)、故に再放送があると観たり、またそれも日本から消えると観なかったり・・・。でも何度観てもこれは面白いドラマだなと思います。
ただシリーズ12ともなると、初期の役者で残っている人は殆ど居なくなり、最後に残ったカーター君も去った後で、やはり失速感は否めない。それをカバーするために強烈なキャラを連れてくるんだけどそれも不発、というような印象でした。

そんな中で番外編的に扱われるアフリカ、スーダンのダルフール紛争。このあたりはリアルタイムでも観ていて、ここで何が起きているのかを知りました。今ちょっと調べてみたら、この後も紛争は続き、中国が利権欲しさにじゃぶじゃぶと兵器を売りまくった結果、まさに泥沼になったらしいです。今は多少なりともよくなっているのか・・・、あまり情報がなくてよくわかりませんでした。
このダルフール編にはカーター君がゲスト出演していて、やっぱり懐かしい。画面が安定する感じ。

ドラマの中で、ドクター・プラットが重病人を車で移送中に民兵(ならず者)たちに通せんぼされるシーンがありました。話してわかる相手ではないので、その検問を強行突破するのはいいのですが、結局その後襲われて車が使えなくなり、やばい状況に。地元住民に救われて何とか危機は脱するものの、という印象的なシーンでした。
そういうことは戦場でなくてもありがちなことだなと。自分の道を塞いでくる奴って人生で50人くらいはいるんじゃないかな? そういう時に相手に向かって、「なぜ道を塞いでいるんだ」とか、「何の権利があって」とか、「どけ」とか、「自分にはここを進む権利がある」とか、言いがちだし説明を求めたくなりますよね。自分が引き返すのは嫌ですもん、なんで私が引き返さなきゃ・・・? って思う。なぜ自分がそんな目に遭うのか、答えを知りたくなる。
でも、多分それは非常に不毛な時間になる。相手はともかく、自分にとっておそらく何の利益ももたらさない。その時間から何か教訓のようなものを得ることができるかな? たぶんできない。
だから引き返して避ける、それしかない。そんなことでひとは傷つかない。
通じない相手、そもそも、説明しよう(自分の側を)、理解しよう(相手の側を)、という意志のないヒトモドキはいくらでもいるわけで、そういう輩は行動や態度によって相手を支配しようとしてくるからね。そういう相手からは逃げるが勝ち! だと・・・。一生そこで張り番してろやバーカ! とでも思っていればいいんだと。自分を守ることがいちばん大事だ。どんな時もどんな人も。
そんなことを思った本日でした。

通じないといえば北朝鮮・・・・・・。本日ミサイル発射、北海道上空を越えて太平洋に落下とか。やれやれ。
明日は午後から雨になりそうです、ではまた~