藍建て初日

本日はお日柄もよろしく、藍建てを始めました。晴れて気温も上がりそうだったので、若干迷いましたが思い切りました。

 昨年作ったすくもその1

これは一番刈りの藍から作ったすくも、1810グラム。
二番刈りのすくも2600グラムをあわせ、合計で4400グラムのすくもを建てます。
まずはすくもを砕く。夫はペンチで、私はトンカチで、できるだけ小さくしてから、温めた灰汁を注いでなじませる。砕く作業に時間がかかり、手首が腱鞘炎になりそうに・・・。

  バケツに入れる

バケツの内側に付いているのは石灰。1番灰汁で少し壁面を湿らせてから、石灰を叩いています。発酵菌が住みやすくなるのだそうです。

 灰汁を熱する

2番、3番灰汁から5リットルずつ。
4番と5番を合わせた灰汁から15リットル。
合計25リットルを温めて使います。60℃にしました。沸かして使う方法もあるようですが、今回は60℃という方法をとってみました。
すくもの上に投入して、よく撹拌。PHは10.2~10.4ほど。これでは低いので、石灰で調整します。何度も投入と計測を繰り返して、11.9まで上げました。

  酒は「久保田」

新潟の南魚沼に縁があったので、酒といえば八海山か久保田だな・・・。これも投入します。
ちょっと足りなかったので、明日買ってきて足す予定。

お客さんがあって、調子に乗っておしゃべりしていたら時間が経ってしまい、藍の温度が40℃前後まで下がってしまいました。もう少し上で本日終了とする予定でしたが・・・。ま、なんとかなるでしょう。
バケツに蓋をして、毛布で幾重にも覆い、本日終了。

結局1日仕事になりました。
明日以降、注意深く観察と手入れを続けていかなくちゃ。

 

 藍ちゃん異変

金曜日に、借りている畑の藍にも少し見られたのですが、花穂がついています。借りている畑の方は肥料分が殆ど無いので、飢餓状態に陥った藍が早く子孫を残そうと花穂をつけたのかと思っていました。でも、わが家の畑の藍にも出ている。ということは、先日冷え込んでホットカーペットを付けた日があったので、寒い→秋が来た→早く花を咲かせよう、ということで、花穂を付けちゃったのかなと。
藍は日の長短によって花穂を分化すると思っていましたが、寒さも関係あるのかな。詳しくないのでよくわからないけど、それしか考えられないです。今までこの時期に花穂を見たことはありません。

そんなこんなの日曜日でした。ではまたです。

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