がまんがまん

と言いながらちっともがまんしていないのですが。
信じてじっと待つ、ってことがたぶん苦手で、じたばた動いては墓穴を掘る。
子供の頃、買い物に行って親に「ここで待っていなさい」と言われても、待てずに動いて迷子になる、そんな子供だったなと思い出します。

藍たちは、7日目となった昨日も大きな変化はなく、黙りこんだまま。
たまらず、70リットルのバケツを買ってきて、本日2つを1つにまとめました。青くん、黄ちゃんとは今日でお別れ。バケツを1つにまとめる時に、上の方の比較的水分の多いところを取り分けておき、60℃ほどに温めて戻しました。さらに、灰汁5リットルを75℃に温めて、これまたバケツに。石灰も加え、PHを思い切って12.0に上げてみました。
バケツを1つにしたことで、電気毛布が今までよりもきちんと巻けるようになり、さらに下には電熱マットも加え、万全というか過保護というか・・・・・・、そんな状況です。

すくもの中にもともと備わっている発酵菌によって発酵・還元が始まるはずなのですが、もしかすると雑菌のほうが多いとか、そういうこともあるかもしれません。
今年はすくもを、できたらバケツではなく土間で作りたいと思っているんですよね。水分を逃がしながら作ってみたい。できるだけ元気な藍を栽培し、よい葉を収穫し、短時間で乾燥させ、よいすくもを作る。

ほとんど農家だな。出荷して終わりじゃないから農家ともまた別だけど。味噌屋とか・・・(笑) 味噌屋も大豆は仕入れるだろうしな~・・・。

  アカソ染めしたよ

これはタイでだいぶ前に買った大麻布。右は比較用に置いた白布です。けっこう鮮やかな赤系に染まりました。
灰汁媒染、言わずと知れた藍建て用のヤマザクラの灰汁。シルクストールを2本染めて、灰汁と銅の媒染で比べてみましたが、銅のほうが発色がよかったようです。正確には銅→灰汁の残渣ありの染液戻しなので、単純に銅だけてはないですけど。
今回は、染液も1度しか取らず、つまりは少なめの染液で、ほんの少ししか染めませんでした。次回はきちんと染めたいな、実はアカソの群落を見つけてあるんだわ~。

梅雨明けはまだですか、ではまた