今朝は氷点下6.5℃と、寒くなってきました。日中はプラスなので、まだまだ本格的な「酷寒」ではないけれど、朝起きて世界が霜で真っ白になっているのを見ると「真冬だな」と思います。木々の枝も霜(霧氷と言うのかな?)で真っ白です。日の当たらない地面は少しずつ凍り始めました。
地面が凍るのを初めて知ったのは引っ越してきた最初の冬。ツンドラかよ、シベリヤかよ! とびっくりした。
水道の工事をする時に「凍結深度」という言葉は知ったし、地面が凍るからここでは70センチ掘り下げて水道管を埋めないと破裂すると聞かされ、その工事代金に腰を抜かしかけたけど、そのことと実際に凍った地面を見ることは、まるで別次元の話でした。
土がコンクリートのようになってツルハシも刺さらないなんて、暖地の人には想像がつかないと思う。私も東京生まれなので、未だに慣れません。ついうっかり、落ちている石を拾おうとして、それが地面に張り付いているのでぎっくり腰になりそうになる。
日曜に撮ったかばんをネットに上げようと思ってチェックしたら、いまいちでがっかり。
撮り直し~。
ここ何日か作っていたかばんが今日できました。もしかしたら持ち手に刺子を入れるかもしれないけど、ほぼ完成。パーツをつなぎあわせた段階では、うーんちょっといまひとつ可愛くないかなと思ったのですが、かばんの形になったらよくなった。
服を作るのもおもしろいけど、かばんもおもしろい。かばんは要尺が少ないという利点もありますね。私の場合、要尺が少ないというのはつまり、旅先でさばかなければならない荷物の重さが減るということ。単にお金の問題ではなくてですね。今の私が、1人で50kg100kgさばかなければならないとしたら、けっこう大変です。できるだけその重量は抑える方向に行きたいと思ってます。
今度行ったら買いたいものを少しずつリストアップしています。手織りの生地、木綿の糸、ナガの布、他にもいろいろ。中でもいちばん探したいのは、コットン×シルクの黒。上質なものをどこかで探したい。日本でも探したことがあるのだけど、見つけられなかった。先日も生地を整理していたら、いつかこれでパンツを作りたいと思っていたラオスの古いシン(スカート)の一部が出てきて、あぁ、これに合わせるために黒生地が欲しいのだったと思い出しました。
今でもよいシンに出会うとつい買ってしまうのですが、仕立てなければならないのと、仕立てる際にはどうしても別生地が必要になるので、上質の黒生地はぜひ欲しい。見つかるかな・・・、バンコクで。
明日も晴れる予報。ではまた