機械は苦手です

仕入旅行に行くので、MP3プレイヤーに「真夜中の動物園」を入れなくちゃと思い立った。
パソコンにつなげて中身を確認すると、「DRAMA!」までは入っているので一安心。

しかし、MP3に変換するのって、どうやるんだったっけか・・・・・・・・・・・・。
少なくとも過去1年の間に1度くらいはやっただろうに、まったく覚えていない。
仕方がないので検索してソフトをダウンロードして、四苦八苦してなんとか変換、入れました。そしてまた忘れるに違いありません。
知人が作ってくれた、今回のコンサートで歌われた曲だけを集めたCDも、変換して入れました。私も作ろうと思っていたんだけど、「しあわせ芝居」が見つからなかったのです・・・、あれは古い曲、たしか「おかえりなさい」?かな。

ひさし振りに「真夜中の動物園」を聴いたら、オレンジ色の衣装を着て、舞台奥の階段の上からずんずん前に攻めてくるみーさまが脳裏に・・・。ライオンっぽいのw ちょいと色っぽいライオンw
「鷹の歌」は、11月に聴いたときはそれほど過剰にアレンジしていなかったと思うのだけど(違うかな?)、1月は「夜会ですか・・・」というくらいにアレンジして、脅えたような仕種、顔を両手で覆ってうずくまるなど、いろんな意味で進化していたのですけど、私は歌として聴くならCDのあっさりバージョンが好きかな。コンサートは舞台だから、みーさまの一つ一つの動きに魂掴まれてるのですけどね。

昨年の仕入旅行のときは、たしか、このプレーヤーを充電するケーブルを忘れてしまい、ぜんぜん聴けなかったのでした。そのせいか、帰国前日から食中毒で、しばらく廃人になってしまいました。
今回は忘れずに持って行くぞ。
テレビのある部屋には泊まれないが、コンセントはあるぞw
みーさまに貢ぎすぎたぞw

それにしても、ほぼ1年ぶりの訪タイです。こんなに間が開いたのは、ちょっと予定外でした。
バーツが高値安定中のようなので、ありがたいです。ほんとうに。煙害はどうかな。

『オイアウエ漂流記』 荻原浩
直木賞作家だったかなぁ、この人は。と思って借りたのだけど、調べたら違いました。候補には何度もなっているけど、まだ受賞はなし。
接待旅行の最中に飛行機が墜落、絶海の孤島に漂着したサラリーマンと上司、接待先、新婚旅行夫婦、ガダルカナルに戦跡慰問した帰りの老兵と孫・・・・・・、などのすったもんだのサバイバル奮闘記。物足りないといえば言えるけど、おもしろかった。初めて読んだような気がする ☆3.5

『巡査の休日』 佐々木譲
こちらは直木賞作家ね。初めて読んだかもしれません。警察もの。
シリーズものの3作だか4作なのが悪いのかもしれないけど、いまいちでした。文章も粗雑に感じました。練ってないのが一目瞭然。これが味だと言われたら困るけど。あちゃこちゃ話が飛ぶので、くたびれた。☆2

今日は日中4度まで上がり、夜、山の畑の友人から「あったかかったねー」と電話があったほどでした。まだ2月も初めだから、本格的な寒さはこれからあと1ヶ月は続きますのですが。
ではまたです

旅の情報

昨日から突然、仕事ができる女になった私です。
今日はもうスケジュールを確定して、チケット代金もネット送金しました。
国際線から乗り継ぐ国内線も、エア・アジアで押さえてチケットを手に入れました。
あとは帰国のときの国内線と、ラオ・エアをどうするか(検討中)・・・。

この程度で「仕事ができる」とは、ちゃんちゃらおかしいですわねw

それにしても、町の名前を検索するだけで、出るわ出るわ玉石混交の情報の群れ。使えない情報も多いけど、中にはありがたい情報も。時代は変わる。私も余力があれば小さなパソコンを持って出かけますしね。ま、私の場合は、現地で商品とか整理しちゃいたいと思ってもって行くのですが、未だにそれをやった試しはありません(笑) 毎晩酔っ払っているわけではありませんよ、念のため。

ある時期、世界各地のいわゆる日本人宿に、「情報ノート」というものが存在しました。今でもあるところにはある。
これは、旅行者たちが、自分の行った場所についての情報を書き込んでいくもので、旅行者にとって大変有益なものであった、らしいです。多分だけど、「旅行人」というガイドブックがそれを広めたのかな?
私個人は、基本的に日本人宿には行かないタイプだったので、そのノートに世話になったことはないですね。というか、私が最もそれを必要としたであろう時期には、まだそんなものはなかった、のかもしれません。
若いころの私は、年上の旅行者から説教されやすいタイプで・・・・・・。それが嫌で、日本人がいる宿や飯屋には寄り付きませんでした。気がついたら、自分が年上の部類になってしまいましたね。
情報といえば発売されているガイドブックのみで、最新といえども少なくとも1年は前のものであった頃・・・。出会った旅行者から得る情報がどれほど有益だったか。いい宿はどこか。バス駅から宿まではどうやって行くのか。ロバ車だとしたら相場はどれくらいか。なんて情報を、みんな一生懸命交換したものでした。私の無茶苦茶な英語を、多くのネイティブスピーカーが辛抱強く聞いてくれましたw

今はもう、仕入が中心の移動のときには、誰とも出会わないこともしばしばです。出会うようなシチュエーションに自分が持っていかないしね。
そういや「情報ノート」を置いていた宿屋の人が、「今の人はみんなmixiで情報交換しているらしいですね」と、ちょと寂しそうに話していたことがあるなぁ。mixi・・・・・・。私には何がなにやらさっぱりわからんのですが。見たことはあるけど、「だからなんなの、これからどうすりゃいいの、どこへ行けばいいの」状態です。人生で3回くらいしか見たことがないw 今でも流行ってるのかな?

飛行機のチケットもネットで買うのが当たり前になりました。前は到着してから次のチケットを取るのが普通で、故にバンコクで3日待ちとか、そういう旅をしていました。
今はエアアジアがどこにでも(ってわけではないけど主要都市には)飛んでいるから、事前に押さえてしまいます。そのほうが安いですし。
この間知ったのだけど、エアアジアがついに、バンコクからインドへの路線を就航させたようで、これからは国際線から国際線への乗り継ぎを、自分でネットで予約しておいて出来てしまうわけです。間に代理店を介在させずに。
便利になりました。ほんとに。
その一方で、ほんの数十円の高い安いを確かめるために、カオサン通りの代理店を片っ端から当たったり、わけわからんシーク教徒からチケット買ったり、という「無駄」を、もう自分はしなくなる、味わわなくなるんだなぁと思うと、ちと寂しく思ったりもします。

国債の格付けも下がり、円高・株安・デフレは相変わらずで、日本はどんどん疲弊していくばかり。
アジアの地で東洋人の旅行者を見ればたいてい日本人だった、そこに少数のシンガポールや香港や韓国が混じっていた、そんな時代もあったねと、いつか話せる日がくるわ ♪ と、何でここで「時代」なのかw
いやほんと、世界は変わりましたわ。これからもっともっと変わっていくんだろうなぁ。

零細個人業者、今年もなんとかがんばります。みーさまのコンサートや夜会に、躊躇なく行けるくらいには働きたいです。それ以上は望まない(単にたくさん働きたくないだけです)。

本日も氷点下12度ほど。日中はプラスになりました。ではまた