曇って寒い1日でした。最低気温-4.9℃、最高が10度ちょっと。今年の4月の寒さはやはり特筆すべきものがあるんじゃないかと。梅もまだ咲かないし、ガーデンでも咲いているのはクロッカスとカタクリくらいのものです。サクラソウもこぼれ種のビオラもすみれも咲かない。こんなにさびしい庭でゴールデンウィークを迎えるのは、多分初めてです。
ナス科とウリ科のための畝をこしらえました。真ん中に溝を掘って適当に肥料を入れて蓋をして、細い畝を2本作ってマルチを張りました。ここにはトマトやきゅうりなんかが植わり、トマトの上には今年雨よけをつける予定です。
ついでにマメ用の畝も2本作りました。こっちはマルチはまだです。
畑の端っこにきのう買ったキタアカリを7つばかり伏せました。株間に鶏糞を置いてみた。何もしないよりは・・・。
サイシン、菜っ葉のヒヨドリにやられた部分に、足しまきしました。それからダイコンを5本分のみ種まき。
だいぶ作物の定位置が決まりつつあり、残る場所を分け合わないといけません。今年はジャガイモとエダマメが友人畑に移るのに、意外に空いた感じがしないのはなぜだろうか? 不思議ですなぁ。
畑初心者様、コメントありがとうございます。
ヒヨドリにはほんとに頭を痛めておりますです・・・。それと今年はとにかく気温が低いので、発芽も生育も極端に悪いですね。
畑と石窯へはいくつかの関所があり、また付近には地雷も埋まっております。どうぞ無事に地雷原を越え、関所を通り抜けてたどりついてください。私からのアドバイスとしましては、声もかけずにそれらの場所に突進しない(必ず地雷を踏みます)、仁義も切らずに質問攻めにしない(関所を通り抜けられません)、の2つくらいでしょうか。あ、脅かしているわけではありません。ほとんどの方が無事目的地に到着されるのですが、まれに地雷を踏んでしまう方もいらっしゃるので・・・(笑)。
というのは冗談ですが、畑は意外と小さいかもしれません。20坪あるかないかです。そんなんでよろしかったら、おでかけください。
夜、久しぶりに友人夫妻が訪ねてくれ、積もる話をしゃべりまくる。9時過ぎに雨が降り出しました。明日は雨っぽい予報、気温もあいかわらず低いです。では。
シェルパニ、ジャガイモを植える
軽井沢の予報が最高気温10度だったので、今日は寒いだろうなーと予想しつつ友人の畑へ。どんよりと曇り、何よりすごい風。そしてなんと、作業を開始した10時過ぎから吹雪になりましたー!
空には雲、雪の残る山から吹き降ろす風、雪つぶて・・・・・・。なんてヒマラヤチックなんざんしょ! ワタクシ的にはランタン谷の4月って感じですね。それもけっこう上のほう、そうっすね、ランタン村あたりの感じかな。
必死で畝を立て、ジャガイモを切って灰をつけて埋め、ほうほうの態でお昼過ぎに下界へと逃げ去りました。ちょっと下がったら雪はやみ、しかも晴れてる! 軽井沢も山だけど、友人の畑も山だったー!
帰路、農家の店へ行って種ジャガ買い増し。ロバいわく「あそこの畑のは全部シカに食われるかもしれない」。ヤマネいわく「野ウサギなら許すがシカは許さん」。ということで(どういうことだ?)、わが家の畑にもほんの1キロほど埋めることにしました。ついでにべたがけ資材も買いました。
カインズで花苗を数十個買って帰宅。寒かったのと、佐久で食べたラーメンが脂っこかったのとで、そのままダウン。1時間後に復活し、畑に鳥よけの糸を大急ぎで張りました。こんなんで効果があるんだろうかと訝りつつ・・・。なんと今朝見たら、エンドウマメが発芽したやつと、菜っ葉の発芽したやつも、かなりやられておりまして、被害甚大、対策を急がねば。
そんなこんなの1日。最高気温は10度そこそこ、最低は氷点下3度弱。明日も似たようなものらしいです。当然、梅もまだ咲きません。ではっ。
注) シェルパニはネパールに住む山岳民族「シェルパ」の女性のこと。厳密に言うと、ランタン谷にはシェルパ族はいないかもしれません。シェルパのふるさとは、エベレストの近く、クーンブ・エリアです。
種ジャガ確保
あったかい、いい1日でした。
畑を耕したり、屋根にポピー(室内種まき組)を上げたり、マリーゴールドの種を拾ったり(昨秋結実分)、商品にアイロンをかけたり、なんだかいそがしいです。いいですね、春ですにゃ。
屋根の上では、パンジーとビオラがちんまりと花を咲かせています。まだすべての株が咲いているわけではないし、ひとつの株にひとつの花って感じなので、とっても地味ですが。でもこれが寒地の春と言えばそうなわけで・・・。
夕方、トステムで種ジャガ確保しました。カインズでは売り切れで、かなり焦りましたけど、トステムの存在を思い出してよかった。
yeniraki さん、コメントありがとうございます。
ヒヨドリは東京ではよく見る「やな鳥」でしたが、軽井沢ではあまり見なかったように思います。人が増えれば鳥も変わる、そうかもしれませんね。
ネットは私も考えたのですが、小さな畑といっても作物の上を覆うとなるとかなりの面積なので、断念しまして、そのかわりに「鳥よけ糸」なるものを買ってきました。これを作物の上空に張って、鳥の飛来を防ぐ寸法です。
しかしヒヨドリは、近くに下りてそこから歩いて来たりもするので、効果があるかどうかは・・・。自分が引っかかってぐちゃぐちゃにしそう・・・。
ネパールのニュースがこのところ新聞やテレビでも報じられています。デモが続き、国軍との衝突も伝えられ、カトマンズやポカラでは外出禁止令が断続的に出され、陸路交通は完全に麻痺しているようです。つまり、現時点ではインドやチベット(中国)からネパール国境までは行けても、そこから国内を陸路(バス等)で移動することはできないわけですね。
うーん・・・。
この秋はチベットもしくはヒマラヤと思ってて、ここんとこどっちかと言うとヒマラヤが勝ってたのですが、やっぱ無理かな。
ゴールデンウィークのツアーはどうなんでしょうか、催行されるのかな。それとこれから高峰の登山時期になると思うんですが、こっちもどうなんだろう。
では。
ヒヨドリめーっ!
軽井沢で畑を作り始めて早8年。その間、生き物による被害はほとんどなかったのだけど、今年はヒヨドリのバカにやられまくっています。
冬越しのホウレンソーは、まぁ見逃してやってたんだけど、その後、マルチを張って植えつけたレタスとキャベツを茎だけ残して全部食ってしまいました!
今はわずかに生き残ったレタスとキャベツを、苗を買うとくれる黒のトレーをかぶせ、上に石をてんこ盛りにした状態で守ってます。
それにしても、これから次々と発芽やら種まきやら植えつけやらが始まるのに、どうしてくれようか、ヒヨドリ。
そういえばいままでは、ヒヨドリなんてあまり見なかったんだけど、今年はやっぱりおかしいのかな? それとも覚えちゃっただけの話で、これからはいつも彼らはやってくるのでしょうか?
今日は店の品出しなどをしていて(えーっ日曜日に?)、ときどきお客さんがあって中断したり、の1日でした。曇りでしたけど、気温はそこそこあって、寒いってほどではなかったかな。まぁ来週からはゴールデンウィークですからね。
ここ数日のヤマネは、先日ひととき触れ合った野ウサギが忘れられず、完全に「燃え盛る恋の炎ボーボー」状態です。犬の散歩をしながらも、捜してます。あーぁ、どっかにまたいないかなー。
野ウサギ情報、お待ちしております(笑)。では。
吹雪におどろく
寒い覚悟はしてましたが、吹雪を見てしまうとかなりダメージ食います。浅間はまた真っ白になりました。軽井沢は積もりませんでしたが、ときどき雪で視界が真っ白になるほどでした。風が強く、へんな天気でした。最高気温は7度。種まきした畝も、発芽はまだですね。寒すぎる・・・。
今日は店の屋根にペンキ塗り。だいぶ落ちてきていたので、補強のために。私はガーデンを見回ったり、来客のお相手をしたりしていたら、あっという間に1日が終わりました・・・。いかんいかん、こんなことでは。
連休も近いので、そろそろ店を本格的に整えないといけません。明日はすこし気温も上がる予報なので、そっちの作業をしようと思います。
では。
水仙が咲きかけました
午前中は本格的な雨。このところ雨が少なかったので、庭や畑にはいいお湿りになりました。
いろいろな支払いなどをしに、御代田へ。ついでに佐久まで買い物に行くと、桜が咲き始めていました。梅は満開のようでした。御代田あたりでも梅は咲いているようですね、満開ではないけど。
軽井沢に戻ると、うちでは梅もまだです。かろうじて水仙が、午後晴れてきた日差しを受けて、つぼみを開きかけたところです。
今年はほんとに遅い春です。
例年だと今ごろ、掃除に行く別荘の庭ではすみれが咲き、たらの芽もそこそこ大きくなって、連休にはいいかなーなんて思うのですが、今年は何も咲いてないし、たらの芽もかろうじて生きてるのが確認できる程度でした。
わが家のたらの芽もまだほとんど動いていないですしね。やっぱり4月に入ってから気温が例年より低いんじゃないかと思います。
猫町さん、下界の情報をありがとうございます。こちらはこんな感じで・・・。
種まきの時期の話は、本当にそうなんですよね。あと半月待って連休明けに蒔けばうまくいくかも、と思うんですが、そうすると盛りがお盆過ぎになったりするんじゃないかと(確か前にそうなった記憶も)いう不安にかられ、蒔いてしまうんですよね。これもきっと寒冷地ゆえの、一種の風土病みたいなやつかもしれません。ほかに罹患してる人はいませんかねー。
明日も最高気温9度の予報です。はぁ・・・。では。
種まき
2日続けて外作業だったせいか、なんかボーっとしてしまい、仕事がはかどりません。うーん。
午前中は曇って寒く、店の前のガーデン部分をブロアーで掃除。相当きれいになりました。
午後は晴れてすこし気温も上がったので、自宅周りをブロアーで掃除して、それから種まき。今日蒔いたのは、ネモフィラの白バージョン、メランポディウム(種が11粒しか入ってなくてびっくり)、ペチュニア、ジニア・オールドファッション。
今まで蒔いた分は、そこそこ育ってますが、ジニアは晴れた日に外に出しておいたら、気温が低かったみたいで気息奄々ですね。元気だったのに。やっぱり寒地の春まきはむずかしいですねー。待てば待つほど発芽と初期の生育にはいいんだけど、そんなことしてると、夏が終わっちゃうのですよね。
そんなこんなで、1日過ぎました。
明日は雨、荒れる予報です。では。
落ち葉掃除で日が暮れて・・・
本日は管理している別荘の庭の落ち葉掃除の日でした。
数日好天が続かないとできないので延び延びになっていましたが、何とかうまく晴れてくれたので決行。でも下のほうはけっこう湿ってましたね。
ブロアーと熊手を使って、膨大な量の落ち葉をとにかく寄せては集め、寄せては集め。それを庭の一角に積んでいきます。最初は運んでいたんですが、今年は特別に量も多く(気のせいかも)、めげまして・・・。
昨日、「セーラー服と機関銃」の話を書いたせいか、どういうわけか「こーのままー、なんじかんでもー、だいていたいけどー」という、薬師丸ひろこチャンの歌声が耳について離れませんでした。
そんな作業中、妙にカラスが群れて騒いでいるのに気がつき、何かの死体でもあるのかなぁと様子を見に行くと、ななななんとー、こいつがいました。
隅っこで化石化しているウサギくん。軽井沢に越してきて、初めて見ましたよ、足跡はよく見ていたけど。
くっそー、一眼レフ持ってくりゃよかったよー、と地団駄。
あ、光学だけどズームにできるじゃん、アップでとっとこー。しばらくしてもう一度見に行くと、まだ同じところで震えてた。カラスはアカマツの枝で様子を見ています。私が見てる間に早く家に帰んなさい。
ぜんぜん動けないウサギくん。岩陰にもう一匹いて、2匹がカラスの襲撃におびえきって、弱ってしまっていました。かわいそうだなー。ほかの兄弟たちはさらわれてしまったのかな?
野ウサギ、かわいかったです。ピーターラビットの世界ですよね。
写真、ちゃんと撮れてるかな? では。
「雪に願うこと」、相米さんを思い出す
5/20からロードショーが始まる映画のご案内。
根岸吉太郎監督、出演は伊勢谷友介、佐藤浩一、小泉今日子、椎名桔平・・・ほかの方々です。ばんえい競馬をめぐる北海道の物語で、第18回東京国際映画祭グランプリ・監督賞・最優秀男優賞、観客賞を受賞した作品です。
私は東京じゃないんで、当分は見られませんが、よかったらぜひ映画館にゴー! してください。
なんで映画の宣伝なんかしてるのか? といいますと、今日帰宅すると知人から案内状が届いていたからです。知人は、元・相米慎二監督の秘書でした(今は根岸監督の組にいるのかな、たぶんそうですね)。
もう10年ほども前になりますか、相米監督がチベット映画を作りたくなり、いろんなチベット関係者に話を聞きながら構想を練っていたとき、私にも声がかかってお会いしました。「もう一度会おう」と連絡が来たときは不思議でした。聞き逃したことが何かあったのかな、と思いながら指定された場所に行くと、ちょいとまたチベットの話をした後で、「おい、お前が書けよ」と。ただ単にチベット体験を話す役目だった私が、台本の元になるモノを書くことになりまして、いやはや悪戦苦闘しました。いい経験させてもらいました。
台本ができて、ロケハンに行くことになりました。私はロケハンまでは自分が案内していくんだろうと思いましたが、本番のときはどうなんだろうと思い、「私も行けますか、撮影のときも」って聞いたら、「お前が行かなくてどうするんだよ、バカじゃねぇかオマエ!」と一喝されましたな。
結局、ぎりぎりまで待ってもお金が集まらなくて(ひー)、キャンセルになっちゃったんですけどね。残念だったなー。実際、ワタシ、機材背負ってでもいいから行きたかったな。この時の私はまだ、自分が20キロ背負って歩けると信じてましたもんね。
この映画はダメになっちゃったけど、それでもいつか何らかの形で、この人はチベットを映画にするんだろうなーと思っていたのに、早すぎる死に驚いたのは、もう何年前なんだろう・・・。
最後にお会いしたとき、ちゃんこをご馳走してくれたんですが、私の取り皿に女将がおそろしいほど七味唐辛子を入れてくれ、そのお陰で超特急くだり号になってしまい、なんだかバタバタとお別れしたのを、今でもときどき思い出してはちょっぴり後悔しています。
あー、またチベット行きたくなっちゃった・・・。
あ、相米監督がどんな人だかわからない? そうですか?
「セーラー服と機関銃」の監督ですよ。私あれ、映画館で見ちゃいました。ご本人は「2度と俺の前でその話をするな」とおっしゃってましたが。あとは「魚影の群れ」とか、「お引越し」「風花」などの作品を撮っていらっしゃいました。
さて、本日は援農のため店を休み、車で1時間ほどの友人の畑を耕運機でトコトコ、トコトコと耕してきました。250坪分くらいは耕したかなー。まだ部品が来てなくて畝が立てられないため、今日は耕しただけです。今月中にできればジャガイモだけでも植えたいけど、天気と休みが合うかな?
明日は管理別荘の春の庭掃除です。あーいそがしいー。では。
お待たせー!
って言いはしないけど、やっとカタクリが咲きました。
朝曇っていたときは、まだ。
お昼前に晴れてきたので、もしやと見に行ったら咲いてた。
今日はこの勢いで、ヒマラヤハウス春の植物展ですー!
カタクリをこの場所に植え替えて、今年で何年目になるんだろう。
初めて子どもができた。親は緑の葉っぱなのに、子は斑入り。不思議だ。
サクラソウも地面を突き破ってツンツン出てきた。
これは町でもらったニホンサクラソウ。ずいぶん増えた。
クロッカスは春一番に咲く貴重な花。全体の大きさに比べてものすごく大きな花を咲かせる。これが咲くと、なんか幸せな気分になりますね。
あんずの根元に植えてある、ギガンティアという球根植物。なかなかいい青でしょ?
そのあんずの、おっと失礼、あんずの根元じゃなかった、すももの根元でした。で、こっちはあんずのつぼみ。まだまだですなー。
行者ニンニクの芽。だいぶ増えてきました。ここはクリの根元で石窯に近く、少々危険(増えた株が通路に出てしまう)なので、今年畑のすももの根元に移す予定。
コーネリアンチェリーの花。3本あるんだけど、元気なのは1本だけ。あとの2本はあやしい・・・。
種で増えている自生のオキナグサ。
出てくる植物たちはほんとにかわいくてきれいなんだけど、これらをはるかに凌ぐ勢いで出てくるのが、雑草。自生のゲンノショウコ、自生のカキドオシ、自生のオオバコ、これらはみんな薬草にもなるんだけど、わが家では完全に雑草扱いです。それから自生のジシバリ、これがいちばん嫌いだー。ササもやめてくれー! って感じです。
かわいい花を愛でつつ、雑草をビシバシと取る。忙しい季節がとうとうやってきました。ではっ!
あ、明日は臨時休業します! ごめんなさい!