布の迷宮

お客さんから問い合わせがあり、急遽探したカディの生地。
これが見つからない・・・・・・。
今は店は閉めているから、生地も全部自宅に来ているのだけど、倉庫にしている部屋に衣装ケースでびっちり積まれていて、とても一人では探せずに夫にレスキューしてもらった、それでも見つからない。
散々探して、結局、作業場の土布を立ててしまっているダンボールの中に、混じって立っているのを発見しました。

店に品出しをする時期が来たら、今年はとにかくこの倉庫を片付けて、生地をもう少しわかりやすく保管できるようにしようと決意しました。
生地もある程度は店に出していたけれど、今年はどうするか、出さずにこちらに保管しておくかもしれません。そのほうがネズミくんの害からは守れるので。

 それなのに増やす!

先日日暮里で買ってきた生地、全部で22mのやつです。もっと買った気がしていたけど、こんなもんかな???
白生地が10mと多めで、しかも割と目が詰まっているキャンバスだったので重かった。ほか写っている無地はバイアステープ用に買ってみた木綿です。
基本的に服を作る時には、その同じ生地でバイアスも取るのですが、私が使用するアジアの生地にはバイアスに向かないもの、厚かったりもろかったりするものもあるので、そういう場合には別生地で作って使います。薄手で肌触りのよさそうな生地を選びました。

柄の生地は衝動買い!
販売するものは作らないけど、何作ろうかな~?

日暮里の生地屋さんはどこも魅力的で、私も見て歩けば欲しいものばかりです。あれも欲しいこれも欲しい、これはスプリングコート作ったらよさそう、こっちの無地は何色か合わせてかばんにしたらかわいいだろうな~、あーこれはパンツにぴったりじゃないの、などなど、妄想は尽きません。
しかしわが家には既に布の迷宮もしくは密林が。布好き主婦たちが押入れに溜め込んでいるであろう生地の数十倍もしくはそれ以上の規模で。

バイアス! バイアスにする生地を探しに来たんだぞ!

と、何度も自分に言い聞かせ、この程度に収めてみました。
最後に小鳥だけは許した・笑

確定申告もようやく、最後にもう一度「最初からやり直し」になっちゃったけどとにかく書類作成が終わりました。来週出しに行きます。
ではまた~

リルトーキョー! 鳴り止まないよ・・・♪

雨ふりに傘をさす

2月27日は夜会の最終日。自分が当選したチケットで観た今回最初、で、最後になりました。

楽しい「夜会」。
初体験。
終盤の歌って踊っての舞台にはワクワクする。
ミラーボールなんかもキラキラしちゃって、盛り上がることこの上なし。

解き放て! 解き放て!
と、最後に2度歌われる「放生」だけれども。
みゆきさんが解き放たれちゃった感じがした(笑)

そして私自身も、ひとつ長い間拘泥してきたことから解き放たれようと決めました。いや決めたのはもうちょっと前で少しずつ準備して今もまだ途上ではありますが、少なくとも拘泥すること、そのような状態からは脱しようと決めて、そちらに進んでいます。
だからこの歌を聴きながら、「うんまぁこれでいいんだ」と思ったことでございました。

終演後にまた知り合いの方たちと一杯。
ジンギスカンでした。
わたしジンギスカンって生まれて初めてでして、前回は生まれて初めて「牛タン」なるものを食したのですが、なんだか初めて尽くしだったな。
「羊肉=ヤンルー」ならね、中国の特にムスリム圏では食べているのですが。
そういえばジンギスカンというディスコダンスがありましたっけね・・・。

赤坂で泊まって、またまた日暮里へ。今回も白生地中心に、バイアステープ用の無地なども合わせて22mほど購入。前回も同じメーターだったので、このくらいの量が私の許容量なのかと思います。これ以上持とうと思えば持てるけど、歩いて駅戻って電車乗って乗り換えて、となるとこんなもんだと。
雨だから空いているだろうと思ったらどっこい混んでて驚いた。生地を全部デカ目のディパックに押し込んで担いで駅まで。

それから友人宅に寄っておしゃべり。
巷にあふれる間違った日本語について話が弾む。
間違っているとは言い切れないものの違和感のある言葉についても。
「人々に夢や勇気を与えたい」← オマエ何様だよ!
「・・・うれしく思います」← 皇族か!
「勇気をもらいました!」← 違う違うそれはもらうもんと違う
・・・、というようなことです。
あんまりそういうのが氾濫しているので、もしや自分のほうが? と思うこともあったりするけど、大丈夫やっぱりおかしいのはあっち、と確認できてよかった・笑

歩き回った木曜日はいちにち雨で、傘をさしてあちこちうろうろしました。電車に乗るにも折りたたみの傘をたたんでコンビニの袋に入れたりして、ただでさえ荷物が多いのにまた荷物が増え・・・。ふだん雨の日はよほど用事がなければ外に出ないし、出たとしても車なので傘をさして歩くということが皆無に近い。なんとも新鮮な、ああそうそう雨の日ってこういうものだったよねと思えた1日でした。

浅草今半のすき焼き重弁当をお土産に買ってきたのはいいけれど、昨夜は私、今日は夫がお腹を壊し、ほんとに高価なものを食うとテキメンにこれだ! やっぱ私たちにはすき家の牛丼がお似合いだわ!
というところでではまた。

シルバータイム

ちょっと間が空いてしまった美容院に行ってきた。
ずっと通っていたところは早くて安いのはまぁまぁだがとにかく下手な人が多く、下手なだけでなく雑さが目立ってきたので昔通っていた方に数年ぶりに行ってみた。
午前11時頃に着いたかと思うのだが待っている人多数で、少なくとも30分は待つと言われたが、出直すのもめんどうなので待つことに。
待った・・・。
1時間半近く待ってようやくシャンプー台にたどり着く。
案内してくれた人がもはや懇願調で「機械でもよろしいでしょうか???」と訊いてきたので、「いいですよ」と素直に洗車マシーン(笑)に。
ある時期までパニック障害があり、閉所というよりは「ゆるやかな拘束」が発作の引き金になっていたため、この機械は大嫌いというよりも忌避すべきもので、実際忌避していた。それが嫌でここはやめたんだったと思いだした。また、このような場所で待つという行為そのものが引き金になるので、ほとんど待たない空いている(下手な)ところに行っていたのだった。
今現在パニックはどうなったのかというと、鈍感力が増したせいか既にほぼ克服したと思う。20年ほど付き合ってしまったが、ようやくおさらばできたと思う。今日はその確認も兼ねての洗車マシーン。ちょっと汗はかいたけど(まぁ気持ちのいいものではないからね)、恐怖などはなく、成長した(退化したともいう)自分を実感した。

それからカット台に座ってまた待ち、ようやくカット。
「久しぶりに来たらすごく混んでてびっくりした!」
「あ~、そうなんですよ~、特に午後1時からはもう・・・」
そう、待っている間から気付いていた。老人が来ては「受付は1時からです」と言われ、整理券のようなものを渡されて待っている。
はて、受付は1時からとはどういうことか? ここは病院なのか?
と不思議に思ったのだが、午後1時からはシルバータイムとやらで、65歳以上は激安になるらしい。1時からでも早く来て順番を取りたいのは人の常。そんなわけで12時過ぎからはどんどん老人が溜まっていったというわけだ。
「午後は混むので避けたほうが・・・」
「あぁ、じゃぁ思い切って夕方のほうがいいのかな?」
「夕方はパートさんが帰ってしまうので・・・」
「じゃ、朝?」
「朝もすごく混みます、11時から30分くらいが一番・・・」
「今日私その頃に来たんだけどな・・・」
とにかく、混んでいる、のだった。
人手不足、なのだった。
相変わらずデフレは続いている、のだった。

待ち疲れした。

懸案の確定申告もほぼできたと思う。あと最終確認をして、来週には出してしまいたい。それが終わると一段落になるので、3月にも入ることだし、またせっせと縫製しよう。

北の首領がベトナム到着。出迎えるベトナムピープルたちの無邪気なこと。こいつのせいであなたの国のかわいそうな女性が一人、人を殺させられた挙げ句に自分も死刑になろうとしているのにな・・・。有名人が大好きでスマホで撮りたい病は世界共通なんだな。

では

 

雪がない

あいかわらず雪が降らず、畑の雪もどんどん消えて行っているわが家です。建物の影などには残っていますが、道路もほぼ無雪状態。

このまま春が来てくれればよいのですが・・・。

雪がなくてもひまわりの種を出しておけば鳥もりすも大喜びで来ています。冬の楽しみですね。

この週末は確定申告の作業。
一気に整理して書類を作って終わらせるつもりでしたが、手こずってます。
去年は久々に2度も仕入れに出かけたのでその計上やら。
数字に埋もれそう、EXCELのありがたさを再認識しています。

何とか書類作成だけでも早く終わらせたい。

 

ドナルド・キーンさんが亡くなられましたね。
震災後日本に来られ、国籍も取られたと記憶しています。
日本文学を愛し、研究されたキーンさん。
私は国文学科を出てはいるものの、自分の興味のある時代のものしか勉強しなかったので、古い時代のことはよくわかっていません。
幅広い時代の文学を研究された方だと思います。源氏物語が出発点だったらしいし。この『百代の過客』(読売文学賞、日本文学大賞)は読んでみたいな。

ではまた

鳥の声

少しずつ日差しが強くなってきた今日このごろ。気のせいかもしれないけど小鳥の声が変わってきた気がします。今まで聞かなかった声が聞こえる。新しい種類の鳥が来ているのか、それとも春になって求愛とかそういう声が出始めるのか。後者な気がする。春になるにはまだもうちょっとかかるけど、それでも冬も終わりに近づいていることは確かです。

 『赤へ』 井上荒野

死にまつわる短編集、と帯にある。図書館で「死か・・・」と迷いつつ、読みやすそうだったので借りてきた。淡々とした一つ一つは他と何ら関わりのない短編の集まり。淡々と読み進み、特段強烈な何かがあるわけでもないのだが、読むのをやめようとは思わない、そんな本でした。
最後の方に他と文体が異なるものがあり、おやもしかしてこれはノンフィクションではないかと思ったら、やはりそうでした。埴谷雄高が書いた父(井上光晴)の位牌(だったかな?)、とあってわかった。これがとてもよい作品でした。また、最後に入っている一作も、考えさせられました。
☆4.0 埴谷雄高とか井上光晴とか(出てこないが寂聴とか)。昭和は遠くなりにけり。

 

 『もう生まれたくない』長嶋有

ちょいと足をすくわれた。こちらも死にまつわる話なんだけれど、連続する断片が積み重なるとりとめのなさ、登場人物はやたらと多く、こりゃまた一体何なのか、と思いながらなんとか最後まで。いまひとつ、すとんと落ちてくる感じではなかった。
☆3.5 荒野さんと連続して読むにはヘビーだった

注文していたDELLのPCが届きました。チャットで納期の確認をして購入したのですが、今のところPC動いてるし、なんか今は交換のような大掛かりなことを出来ればしたくない気分なので、もう少し先延ばしにしようかと考え中。

すこーしずつ花粉も来てますかね?
ではまた

試作

1つ試作を始めて夕方完成。新しい形は作ってみないとわからないことが多いので、やはり最初は試作です。普通は作らなくてもわかるのかもですが、私の場合は出来てみないとわからん!

 目地を出してるところ
今日使ったのは、タイのカレン族の手織り布。正確にはその手織り布を4枚接ぎ合わせてサロン(巻きスカート)にしてあったもの。サロンとしてはどうにもこうにも売りようがないので、かばんにしようかと出してきましたが、タイ人のおおらかさでまったく目地を無視した裁断&縫製になっており、まずは目地を通さないと。
もう少し若い頃なら、目で見てはさみで裁断できたのですが、今はもう難しいので織り糸を引いて目地を出します。こんなに歪んでます^^;
端っこならこうやって出せるけど、端ではない場合はひたすら1本の縦糸なり横糸なりを追いかけて抜き取るという作業に・・・。そこまで気を使わない場合もあるし、そこまでしなくていい生地ももちろんありますが、アジアの布は織りが甘いことが多いので目地が目立つんですよね。

 試作品完成
接いだところにステッチが入っていて、それを活かそうと四苦八苦、こんな形にしてみました。口のところをぱたんと折る形。肩紐の付け方とか角度とかもやってみないとわからないのでテストしながら。改良点も出ましたので、次回はすこし変えてみようと思います。

先日見てきた夜会リトル・トーキョーの最後に歌われる「さぁ旅立ちなさい」(不正確です私の記憶)と始まる「放生」という歌。仏教用語なんですってな。ほうせい、ではなく、ほうじょう、と読むようです。

 タンブンのことですな
(ネットで借りてきた写真です・感謝)
タイのお寺に行くとこんなふうに小さい籠に鳥ちゃんが入ってて、これを買って放してやって徳を積む、ことができます。タンブンといいます。タンブンは鳥を放すだけじゃなくて、徳を積む、人に何か施すことすべてを指す言葉です。
私も昔、買って放したことがあります。そんなに高いものではなかった(バックパッカーだった私がやったのだから)と思います。

ほら飛んでいきなさい~!

と、籠のふたをあけてやると鳥はたしかに飛んでいくのですが、

あっちゅうまに再び「鳥つかまえ人」たちによって回収されて籠に入り、ここに戻ってきてしまいます(笑)
それを知ってからは、放してやってもねぇ・・・と思ってしまい、タンブンできずにいます。だってねぇ・・・。なんか鳥にとっても酷じゃないですか、すぐに終わりがくる解放って。うまく逃げおおせられればいいけどそうはいかない。

友人でタンブンにはまっている人がいたけど、最近もやってるのかなぁ。
ではまた

ねこへ

急に誘ってもらって、昨日は近所のカラオケボックスへ。
少なくとも昨年は1度もなかったので、かなりの久しぶりでした。

料金が上がり、前みたいに追い出されなくなった(?)のかもしれないけど、部屋が狭くなっててびっくり。カップルならいいけどさ~・笑
どこも経営的には厳しいよな~と妙に現実的なことを考えてしまいました。ちょうどお昼時で、私たちも食事を頼んだのですが、小一時間は音沙汰なく「注文通ってるよね?」「忘れられてない?」と気になる気になる。ひとり見に行ったら、スタッフが1人しかいなくててんてこ舞いだったらしく、ますます人手不足、経営難、とか考える羽目に。

コブクロとか、ゆずとか、聴けてよかった(笑)
ミュージック界的には完全に昭和で終わっている私です。
あとな~~~~、ほんとに声が出ないのは何とかならないのかな。もともと低かった、のかもしれず、高校生の時に何度も喉を潰しているので、そういうせいもあるのかな? あるいはみゆきさんの音域が広い、ということなのかもしれません。
1つだけ、原曲キーで歌えるのを発見した。夜風の中から。覚えとく。

それはそうと。

PCがかなり末期的な症状を引き起こすようになり、そろそろ買い替えになりそう。
いろいろ調べてみたところ、現状ではDELLがいいかな~と半決め。最初はASUSがメモリ8GB入っててHDDは1TBだし、廉価版の中ではいいかと思ったのですが、CPUの性能を調べるとかなり見劣りがする。DELLはメモリ4GBなのだけど、今使っているやつは2GBなので、大丈夫かなと。足りなければ挿せばいいのだと思うし。CPUはそこそこ、ASUSよりはマシなものが使われているようです。
動画見ない(DVD除く)、動画編集とかするわけない、イラストとかもやらない、ゲームもしない、スペック的にはこれで十分かな。

しかしPCというのはこうして無限に進化し続けていくのでしょうかね。いつかは限界に達するのだろうか。メモリ4GBで大丈夫かな~、とか今でこそ思うけど、昔はGBじゃなくてMBでしたからねぇ。その頃から考えたら天文学的進化を遂げているのだけど、これ以上進化されてもこちらにはあまり関係がない、あるとすれば重くなり続けるOS対応くらいかな。

その前に確定申告・・・・・・orz

また東京へ

 言わずと知れた東京駅
いつもは新幹線から地下鉄丸ノ内線方向に行き、地下の行幸通路を通って二重橋駅まで行くのですが、昨日はどうしたわけか地上の丸の内口へ出たらしく、インフォメーションの人に訊いたら「出た道をひたすら真っ直ぐ!」と言われて出てみました。考えてみたらこの場所の地上って、ほとんど記憶にない。

 皇居方面
こんなに広々した場所だったのか、最近こうなったのかな???

昔々、成城から千代田線乗り換え(当時は乗り換えてましたのよ代々木上原で)で二重橋まで来て、銀座の会社に勤めていたことがありました。昔から電車はあまり好きでなく、出来れば乗り換えなども少ないほうがよかったので、当時はネットで検索とかできる時代ではなかったけど地図を見て、銀座に最も楽に行く方法を探したらこれだった。歩きはしますが・・・。
昔から、歩くのはそんなに苦じゃなかった。電車に乗るほうが嫌だった・笑

それにしても、二重橋で千代田線が来ると、「準急・成城行き」なんでちょっと微妙な気分になります。昔、小田急線で成城止まりはなかった。

 ここはトーキョー、リル・トーキョー♪
見てきました。
今回は、復習&予習がばっちりでしたので、初見の違和感はどこへやら、そう思って見ればあのシーンもこのシーンもちゃんと「あれやらこれやら」を表現してんじゃんね! でもエスパーじゃないし、やっぱりパンフ見ないとわからないことが多い、かな? 私が鈍いだけかもしれません・・・。
大満喫いたしましてございます。パンフ見せてくれた方ありがとうございます^^/

間でひとり、たぶん具合が悪くなって運ばれた方あり。いつ自分がそうなるとも限らないし、何事もないとよいです。
すぐ近くのお客さんがクライマックスの手前で、よりにもよってそこで! お帰りになるのも目撃。個人的には、そこ見ないことには、そこまで見てきたこと全部無駄(言い過ぎ^^;)的な、ほんとにクライマックスはそこからだったのに~。新幹線(飛行機)の時間かな。

でもそのクライマックスの、最高潮の、はいここで最高点に達した波が~、って身構えてたところで、まさかの歌詞が飛びましたわ・笑
そんなことも含めてとても楽しかったです。行く前は正直、「どうかな・・・」って思ってたけど、始まったら恐れ入谷の鬼子母神でした。

 

大臣が水泳選手の病気をめぐって「がっかり」と発言してバッシングされ中。そこだけ聞けば何言ってるんだかほんとに、と思うけど、前後まで聞けば「まああなたの言いたいことはわかった」と思う。あなたが選手の健康を心配していないわけではないのだ、ということはよくわかった。ただ、誰かも言っていたけど、語彙力がない、日本語のセンスが悪い、のだと思う。そのように語彙力のない人が大臣というのもどうなのか、とは思うけれども、語彙力だけあれば大臣になってていいのか、ということだってある、といえばある。
言葉尻を捕らえることが大流行で、誰もが「失言」してはいけないと過剰なまでの丁寧語やら謙譲語やらを駆使して話そうとする。それはそれで不自由なこと、自縄自縛の状況に陥りつつあると不安になる。非常に内向きに、閉じていく傾向が見える気がする。それはあまりよいことではないとも感じる。

SNS時代、誰もがみんな発信者気取りの時代。なかなかに困難な・・・。
ではまた

今朝は濃い霧でした。曇っていてなかなか晴れて来ず、いつまでも空気が凍っているような感じでした。

寒さが続きます。

今日は午後、町内の友人夫妻が寄ってくれておしゃべり。どうやら昨年7月以来だったようで、えー、半年以上・・・?
8月の山の話やら、インドネシアの話やら、お互いの親の話やら。
楽しかった。

歯というか、口の中というか顎というか、の調子が悪くてなかなかテンションが上がりません。けっこう続いている。プレート入れれば左側が痛くなり、入れない時間を増やすと今度は右側が痛くなる。なんじゃこれは。
ものを食べるのも若干不自由、違和感があったり痛みがあることも。
今までまったくその習慣はなかったけど、最近ガムを噛むようにしています。多少気が紛れるし、何もしないよりはマシな感じ。

うーん。

ではまた

高崎へ

連休最終日の昨日、母親のところへ出かけました。
道路が混んでるかなと思いましたがまったく。2月だからこんなもんかな。
施設の受付にはマスクが置いてあって、それをつけて中に入りました。自覚はしてないけど万が一何かに感染してたらまずいですからね。

母親は体はまぁまぁ元気(本人はそうは思ってません)、認知症もほぼない、でも年相応に色々とは出てきています。今はちょっと妄想かな・・・。もともと被害者意識(のようなもの)が強い人で、それが悪化中。
でもまぁこんなもんでしょう。
これが年をとるということなんだろうと。
一時は私もやりあってしまったけど、今は静観するようになりました。色んな人に訊いても、「否定しても意見しても仕方がない」というところに落ち着くし。確かに聞く耳はゼロ、しかも実際に耳もすごく遠くて聞こえないので。私がどうしても言わなければならないと思ったことは紙に書いて伝えます。口で言うのと紙に書くのと・・・、勝てるわけがない(笑)。

滔々と流れる愚痴を聞く。
もはや滝行。
私の精神修養には多少役立つかもしれない。

時々とんでもないことを言い出して、そういうのは自分の親ながら、そして不謹慎かもしれないけど「おもしろいな~」と思います。記憶とか意識とか、そういうもののどことどこのパーツを組み合わせたらそういう話が飛び出してくるのかな? と考えると、人間はおもしろいと思います。人間は意識できていることよりもはるかに多くの無意識の領域がある、と何かで読んだけれど、事実そうなのかもしれないなと思います。

ここから山を下りたら梅が咲いてました。紅梅だけでしたが。軽井沢ではまだまだですが、外界、じゃない下界には確実に春が近づいてますね。

 

今週も寒そう、金曜あたりは降りそうな予報です。では。