曇りから雨になると思い込んでいたら、晴れました。
朝のうちに散歩をすませ、犬たちをデッキの日向ぼっこサークルに入れて、用事をすませるために車で外出。1時間ほどして戻ってくると、おや、デッキの柵の間から尻尾を振って出迎えるはずの犬たちが見えません。私の車だと気づかないのかなぁと思いつつ、さらに近づくと、なぜかテツがこっちに走ってくる。ウメは玄関の前でボールとお戯れ中。
・・・・・・。
脱走してるよ、お坊ちゃんとお嬢ちゃん。
テツはすぐに捕まりましたが(犬としてちょっと情けないぞ)、ウメはかなり手こずらせました。でも10分ほどで捕獲しましたが。
サークルに入れて扉も閉めたのに、かんぬきを掛けるのを忘れたようです。犬たちが押したら、開いたんでしょうね。ま、何事もなくてよかったです。
タイパンツ、縫製中。
例の、7つのパーツのやつです。パターン取ってやってみています。まだ途中ですが、ここまでで既に「ただのパンツ」の5倍くらい労力を使ってます。タイの人々は流れ作業にしてやっているのだろうか。今度ヒマラヤハウスがいつも頼んでいる縫製グループに聞いてみようっと。この人たちがタイパンツを縫っているのは見たことがないのですが。
明日は雨になりそうです。
ではまた
投稿者: yamane
タイパンツの謎
ここ3日ほど、悩んでます。
タイパンツ、またはフィッシャーマンズパンツと呼ばれるボトムスについて。
試作品を3本も作ったのに、未だにバシッとはまらない。しかもそのうち1本はヤケを起こしてただのワイドパンツにしてしまったし。しかも悔しいことに、それがいちばん「よさげ」だったりする・・・・・・。
タイで売られているタイパンツは、ほとんどがものすごいガニマタ状になっています。これが伝統の形なんでしょうねぇ、ウチもかなりタイパンツを購入しているのですが、その8割はこのガニマタパンツ。
で、ここが最大の謎なのですが、このガニマタ君、7つのパーツから成っているのです。正確に言うと、6種7つのパーツ。それぞれが独特の形をしており、それが合わさると微妙な立体を形作るわけですね。あくまで微妙なんだけど(ここがミソ)。それを丁寧なものだとすべて折り伏せ縫いで始末して縫っているわけです。
あの「マイペンライ(気にしない・テキトーに、的意味)」が信条のタイ人が!
何ゆえこんなにめんどくさいことを続けているのか?
もちろん、タイ人の中にも「めんどくせぇ、簡略化しちまえ」と考える人もいるのでしょう。2割くらいはパンツの太いの、って感じの形です。で、こっちの方が足を入れた段階ではすっきりします。じゃあ、これでいいじゃないかと思うのですが、タイパンツって片方を巻き込むのですね。巻き込むと、このパンツ型だと、いささか不恰好なのですよ。
タイ人が何百年も伝えてきたこの形。ってことは、これがベストで動かしようがない、ってことなのか? ここには私ごときには到底理解しえない、深い深い必然的理由みたいなものがあるのか? このパーツの1つ1つが、動きやすさとか、あぐらをかいた時の気持ちよさとか、そういうものにつながっているのか?
それにしても7つものパーツを縫うのは嫌だ!(これが本音)
何か打開策はないものか・・・。と、悩み続けております。
さて。
数日続いた好天も今日で終わりらしく、明日は曇り、もしかすると一雨あるかもしれません。
ではまた
ラサが厳戒態勢に
先日、ダライ・ラマ14世がアメリカの議会から勲章を授与されました。ニュースでも取り上げられていましたから、ご覧になった方も多いでしょう。法王はすこし足が弱くなられたかな、と思いましたが、身体つきやお顔の色艶などはまだまだお元気、14年前に拝謁した時とあまりお変わりもなく見えて、政界引退説もあるだけに、ちょっと安心しておりました。
さて、本題。
中国領チベット自治区と、中国の各省に組み込まれた旧チベット圏において、今回の法王の授賞を喜び、多くの市民が晴れ着を着て花火を打ち上げたり寺院に参拝したりしたそうです。ラサでも、もともと法王の住まいであり信仰の対象であったポタラ宮殿や、市内の中心である(少なくともチベット人にとっては)ジョカン寺や、かつて法王も学ばれたというデプン寺(僧院)などに、多数の市民が詰め掛けて法王を讃えたということです。
ご存知のとおり、ダライ・ラマ法王は祖国を逃れてインドに亡命中であり、中国政府は法王との対話を装いながらも実際には「反革命分子」の親玉として、法王の帰国はもちろんのこと、市民が法王の写真を持ったり飾ったりすることも禁じています。だから、おそらく、法王の授賞を喜ぶことも、「反革命的」な行為、あるいは「国家に対する反逆」的行為であると、中国当局が考えるのもごく自然のことなのでしょう。
デプン寺は数千人の解放軍によって包囲されている、とニュースが伝えています。ラサ市内の各所も厳戒態勢に入っており、公安がうようよしているそうです。
(国に楯突くことが、今も「反革命的行為」と中国で呼ばれているのか、もしかするともうその言葉は死語なのかも、と思って言い換えておきました。だって、今の中国において、革命、って何だよ?)
ニュースソースはこちらです。
北京では中国共産党大会が開催中。
少なくともこの期間中は、この状態が続くのかもしれません。
死傷者と不当に拘禁される人が出ないように祈ります。もう既に出ているのでしょうが。できるだけ少なくすむように、祈ります。
ではまた
軽井沢、結氷
本日の最低気温は、氷点下1.1度。
昨年より11日早く”結氷”を迎えました。とはいえ、昨年は異様に暖かかっただけで、ほぼ平年並みということです。
そういえば何年か前に、9月に結氷しちゃって騒ぎになりましたっけ・・・。
私が起きた時間には、もう氷も霜もなかったです(笑)。テツたちに聞きましたが、水に氷は張らなかったって。小屋の中だからでしょうか。
本日も快晴で、朝からお客さんがあり、午前中そんなこんなでバタバタしていました。午後は静かに縫い物などして過ぎていき、夕方「さ、閉めるか」と道端の看板をひっくり返しに行くと、「CLOSE」のままでしたよ・・・。まったく。
タイパンツを試作してみましたが、ちょっと今ひとつの出来でした。
思ったよりずっと多く布地を取らないといけなかったことと、全体的にもっさりラインになってしまったので、そのあたりを改良せねば。
明日も晴れる予報です。
ではまた
久々に快晴になりました
朝、目が覚めてカーテンを開けると、驚くような青い空。
霧の多い山の天気である軽井沢では、朝から抜けるような青空って、そんなにはないんですよ。え、そうでもないですか? もっと早く起きろ? へへへ。
ヤマザクラ、真っ赤
倒木もすっかり見慣れてしまいましたが、今日来たお客さんに「木がいっぱい倒れてますねー」と言われて、ああ、そうだったなぁと。なかなか片付きませんね、特に国有地のものは。私有地でもまだたくさん倒れてますけどね。ま、自分の敷地内で倒れている分には、急いで処理する必要もないですけれど。
急いで処理しようとすると、法外な値段をふっかけられるから、しばらく放っておけばいいかも、です(笑)。みんながみんな悪徳業者ではないけれど、見分けることって難しいし・・・。お客さんからは処分料を取っておいて、町の処分場にはタダで持ち込む業者も多いらしいです、聞いた話ですが。
人のモラルってものが、どんどんなきに等しくなっていく。
中国人を笑えません、まったくのところ。
悪銭は身につかず、悪事は己の運気を下げるもの、と思いたいけど。
悪い奴ほどよく眠る、とも言いますしね(笑)
ま、いろんなヤな話を聞いたら、「そいつ、来世はカメムシ、それも1億回くらい繰り返してカメムシだぜ」と思って溜飲を下げませう(笑)
それにしても、カメムシ多いなぁ・・・。あ、わが家の室内の話ですが。今も1匹、パソコンの横を通過中。
明日も晴れるかな?
ではまた
まとめていきます
『人が見たら蛙に化れ』 村田喜代子
骨董ワールドに生きる3組の夫婦の、おもしろくも哀しい物語。
新聞連載当時も読んでいましたが、当時はまだ私はこの商いを始めたばかり。今は来年開店10周年を迎えようという年期を積みまして、商いに対する考え方がずいぶん変わりました。そのことをあらためて認識させてもらえる本でした。
4.5点
『氷結の森』 熊谷 達也
森シリーズ3部作の最終章。カラフトやシベリアが舞台になって出てきます。日露戦争後のこの地域のことって、私はほとんど知りませんでしたので、勉強になりました。
4.5点
『梅咲きぬ』 山本一力
江戸情緒を書かせたら、現在においては3本の指に間違いなく入ってくるであろう著者の作品。何も言うことはありません。
4.5点
『火炎都市』 北上 秋彦
消防の話です。
4点
『啓順兇状旅』 佐藤 雅美
時代もの。
4点
『長く冷たい眠り』 北川 歩実
冷凍人間もの(笑)
4点
『河畔に標なく』 船戸与一
ミャンマーのジャングルを舞台に「消えた200万ドル」を追いかける男たちの思惑と結末を描いたハードボイルド、ですね。ストーリーも面白かったですが、何より、複雑に入り組んだミャンマーの民族関係や、現在の政治体制などがすこし理解できました。ちょうどあのような事件が起き、その後も制圧されただけで何も変わっていない中、あまり知らなかった国のことを学べた、かな。あくまでもこれはフィクションですが。
そういえば子供の頃、『カチン族の首狩り』という本を読んだことを思い出しました。たしか、日本兵だった人が書いたものだったかと。
多くの人が知らない、あるいは忘れていることですが、先の大戦当時、日本はミャンマーまで軍を進めているんですよね。私は十数年前に、中国側でミャンマーから延びる援蒋ルートを少したどったことがあります。そんなことも思い出しました。
4.5点
雨
朝から霧雨が降る空模様で、午後には本格的に降り出しました。午前中にジャケットを着込んで犬たちを散歩させてよかったです。終日降り続き、寒い一日でした。
ツタヤのオンラインレンタルサービスを利用していますが、ようやく今日、借りようと思っていたCD を全部借りて返せました。最後のほうはなかなか希望のものが届かなくて、しょうがないので「サザン」とか「スプリングスティーン」とか借りたりもしまして、「このまま貸さないつもりか?」と疑ったりもしたのですけど(すいません、いつもインド商人を相手にしてるもので)、最後にポンポンと「寒水魚」と「転生」が来て終わりました。
LPレコードって、録音時間が短かったんですね。中島みゆきの初期のものなんて、50分以下です、みんな。そういえばあの頃は、46分のカセットテープに録音していたんですよね。片面23分だから、曲のバランスによってはちっと切れちゃったりもして・・・。
懐かしいなぁ。
借りたCDはみんなパソコンにwavという形で保存し、ついでにCDに焼いたりもしました。全部じゃないけど。
wavという形は容量が大きいので、これからmp3という形に変換する予定です。そうするとi-podなんかで聴けるらしいですねぇ、私は持っていませんが・・・。現在の通勤電車の中では、みんなmp3に変換した音楽を聴きつつ、携帯でメールを打ちまくっている、のでしょうか? いや、もう携帯でテレビが見られる時代なんでしたっけね・・・。
「シーズ・ザ・デイ」 鈴木光司
帯に惹かれてかなり期待して読んだのですが、いまひとつ、かな。
この作家は「リング」や「らせん」などのホラー系作家でもありますが、文壇にデビューしたのは「楽園」というタイトルのファンタジー小説でして、これはすごくよかったです。日本ファンタジー小説大賞を取ってますしね。その系統で久々に手に取りましたが、面白いんだけど、期待が大きかった分いまひとつの感が否めず・・・。
ではまた。
浅間山初冠雪
夜のニュースで見ましたが、平年より11日早く、浅間山が初冠雪したそうです。なんでお前が見ていないのか、と不思議に思われるかもしれませんが、わが家は浅間山にあまりにも近すぎて、その山容はまったく見えないのであります。浅間山は御代田あたりまで離れたほうがよく見えます。
今朝は6度くらいまで下がったらしい軽井沢。
林の中の背の低い雑木がきれいに紅葉しています。もうすっかり秋気分。曇った日は、店にいると寒いなと思うことがあります。
遅い遅いビスタですが、必要ない機能をはずしたりして、少しスピードアップを図りました。512で動かないということはないんですよ。動いてます。ただ、何をさせてもゆっくりに感じます。
メインで使っているデスクトップは、長らく256で使っていて、どんどん重くなっていきました。先月くらいに512増やして768にしたら、とんでもなくサクサク動くようになりました。ビスタにもあと1ギガくらい載せてやると軽くなるのではないかと思います。しかし、本体だけで十分お高かったので、当分それは無理というもの。ならば必要ない機能を停止させて軽くするしかないんでしょう、きっと。
後はできるだけ必要のないソフトは入れないとか。そういうことでしょうかね。
去年の今頃は、ヒマラヤ行きで頭が一杯でした。1年なんてあっという間ですよね、ほんと。
ではまた。
ビスタ遅すぎる・・・
やむをえない事情がありまして、Windows Vista 搭載のノートPCを購入しました。Vista である必要はどこにもなかったのですが、もうこれしか売ってないんですよ・・・。
よくない噂はたっぷり聞いていましたから、驚くこともないのかもしれないけど、遅い・・・・・・。遅すぎです。倒れそうです。もうやだ。XPに戻りたい。
メインのパソコンはXP だからいいんですけどね。こっちはこの間メモリを増設して以来、超さっさと動いていて、大変いい子です。
それにしても、遅すぎるです。OSだけでおそろしく重いらしいですが、なんで? 何でそんなに重いんだろ?
誰が望んでるんだ、そんなの。
メモリが2GBないとまともには動かないなんて、あんまりですよ。私のは512しか積んでない。ついこの間まで256でXP動かしてたので、512あればそれなりに動くと思ったんですが。
動画を見たりしているわけではないし、重いソフトはまだ入れてないし、デスクトップのアイコンを開く動作1つとっても遅い! 参りました。
おまけに、これはVISTAには関係ないのだけど、後から買ったマウスが、スケルトンで赤く光るんです。それも無意味に点滅する・・・。よりにもよって赤。仕事の能率がはかどる色だってか? 気持ち悪いだけですよ・・・。
そうか、分解して、中の赤い電球をはずせばいいのかな。
電球が入ってるのか? 違う気もしますが。
後で分解してみよう。
それではまた。
追記)
分解してみたら、マウスの中ってこんな感じ。意外に複雑なんですね。
右の端っこに小さな透明の部品があるんですけど、これが光るもの。発光ダイオードとか、そういうものですかね。これはもう取ってしまおうと起こしたところです。
この後、ケーブルを切って取りましたが、やる時点でほぼわかってはいたんですけど、壊れました(笑)。光らなくはなったけど(勝った!)、同時に動かなくなりました(負けた!)。
この配線みたいな金色の筋ね、これを切ったわけだから、ダメなわけなんですよね、きっと。
ソケットがあって赤い豆電球がくっついてれば、それをはずせばよかったんですけどね。
新しいの買います。どのみち、こんな赤いのじゃ使えなかったんだから。それにしても、光るなら光るって書いといてくれないと、知らずに買っちゃうじゃないですか!
PS2ポートにつなぐマウスなら、少なくとも2個はころがってるんですけど、残念ながらこのポートはありません。あー、めんどくさい・・・。
”キリンジ”?
暇なとき、ごくたまにですが、読売新聞の「発言小町」という投稿サイトを見ることがあります。前は意外と社会性のある意見交換も多かったのですが、最近は検閲が厳しいのか、社会問題ネタは封印されている感じ。私見ですが。
で、今日も久しぶりにのぞいていたら、「”キリンジ”ファン、集まれ!」というスレを発見。
あらま、キリンジ。
なつかしい。昔、好きだったわよ。
童顔でね、目がくりっとしてて。
突貫小僧と同じくらい、好きだったわね。
あたしゃとにかく、頭低くして突っ込んでいく相撲取りが好きなのよ。
それではたかれてもいいの。
変化されてそのまま転がっちゃってもいいの。
変化するヤツは朝ノ若みたいな相撲取りで、結局、花は咲かないのよ。
キリンジ、漢字で書くと麒麟児。たしか花のニッパチじゃなかったかな。北の湖なんかとも同期。活躍してたのは私が小学生の頃だから、思い違いがあるかもしれないけど。
などと思い出にふけりつつ、クリック。
すると、「私は20代の主婦、二人組デュオのキリンジのファンです」・・・・・・。
だとさ。
二人組デュオって、歌うたい、ってことだわさ。
なんだよ、相撲の話じゃないのかい!
お後がよろしいようで・・・・・・。
いや、よろしくない?
紅葉。
ここ何日かでぐっと鮮やかに。
これはウルシ。
嘘です。
わが家の畑のブルーベリーです。
最近ちょっと元気になってきたテツ。
何度も「もうそろそろ、あちらに行くのかしら」と思わせるのですが、
どっこい、復活します。
君もそれなりに、ど根性クンなんだね。
本日まで3日間、松本で展示会を開いていました。
今年最後のこの展示会にお出でいただいた皆様、ありがとうございました。
また来年、松本か軽井沢でお目にかかれますように!
ではまた。