雨のち曇り

朝起きると雨だった。昨日からカーテンをしているが、窓の内側が盛大に結露していた。夜はカーテン開けといたほうがいいのかな?(寒いけど)(軽井沢のことを思えば)

雨なので本を読んだり、例のグーグルマップを作り直したり。

19-20年のインド~ラオス、扉のページ

1988年中国の旅、扉ページ

どちらも既にあったものだが、ずっと地図が表示されない状態だったので一応。中国の方は地図を作ったのは初めて。

慣れてしまえば楽しい地図作り。でも意図しない動きをよくされて無駄にポイントが出来てしまう。ネット環境が悪いので仕方ないかと思う。
ここでのネットは、楽天の携帯からwifiを飛ばしてそれを拾うことでつないでいる。ここが楽天圏で非常に助かっている。もしauにしかつながらない非・楽天圏だったら、別の方法を考えなければと思っていた。
因みに軽井沢のわが家はもちろん楽天圏ではなく、au、しかも4Gじゃない的なかなり悲惨なエリア。まぁウチの裏はもう浅間山てっぺんまで人家ないからな。

午後になり雨が上がったので、買い物に行ってきた。今日は4000歩弱。

 

 『鮪立の海』 熊谷達也
熊谷達也はマタギとかクマ系(すまん)の人かと思っていたが、海系も達者なんだなと再認識。「しびたち」という言葉自体見聞きしたことがなく、文字としてはまぐろだけど? と不思議に思ったが、地名だった。
三陸の漁村で生まれ育った少年が当然の如く船に乗り始め、やがて戦争が始まり、徴用されて半ばスパイ船として活動していた時に攻撃され九死に一生を得、郷里に戻り終戦、そして……。恋をし、恋が破れ、幼馴染とのあれこれがあり、友を得、妻帯し。そう、これはビルドゥングスロマンそのものなのだった。
☆4.5 おもしろい。小説ってのはこうでなきゃ、という一つのお手本的な1冊だった

ただまぁ全員が善なる人であり、そのへんにわずかに物足りなさのようなものはあった。

大きな船(日本郵船の船とか)が徴用されたということは知っていたが、漁船までもが徴用されて軍の仕事をさせられていたとは知らなかった。戦争はない方がいいに決まっている。

ではまた