雑記いろいろ

毎度雑記だけど・・・。

春秋航空から「寧波就航するよ! 3990円でどう?」とメールが来ていた。寧波は上海のすぐ近くだったはずとマップで確認。本当にすぐ近くだ、上海便も飛んでいるのに(茨城発だが)春秋航空、攻めてますな。
マップを縮小していくと南京、西安なども視野に入ってくる。上海から西安に行くよりも九州に行くほうが近いんだなとわかる。中国はでかすぎる。

みゆきさんの歌が主題歌の「やすらぎ~」の初回(たぶん)を見た。新曲かと噂もあったけど「慕情」でしたね^^
劇中気になることが。
4人の人間が歓談している。満州の話になる。日本から満州へ開拓団が行ったのだ、という一人の話に、「何それ?」と一人が訊く、話し始めた一人が説明する。
そこから引き上げてくる最中にあらゆる悲惨なことがあったのだ、とさらに続けて語られることに対し、他の3人がやはり眉を寄せて
「へー、そんなことがあったのか、初めて聞いた」
と言う。

そんなわけないだろう!

そんなわけないだろう!

なーにが「満蒙開拓団って???」だ。
なーにが「そんな話初めて聞いた」だ。
そんなわけないだろう!
20代30代の人間のセリフならともかく。何年生きてるって設定なのか。
あまりにも無神経で残酷だ。
そうだ残酷なんだ、だからこんなに腹が立つ。

楽しみに待っていたわけではないけど、初回で脱落。

 

 『発現』阿部智里
初めて読む作家で新着本コーナーにあり、帯がおもしろそうだったので借りてきたら、これがホラーというか? 呪いとかそういう系で、しかも満州絡みでかなり驚いた。満州絡みだと知ってたら借りなかった、今そういうのちょっときついなと感じているから。でも読み始めたので読んでしまった。
書かれていることは特に満州に関してはうん、そうだねそういうことがたくさんあっただろうねということなのだが、リアリティに欠け、しかもその時に殺された満州の子どもが何代もに渡って祟り続けるとか、ちょっとストーリー的にどうなんだろうと首を傾げる。戦争を描くということはとても難しく、戦争をまったく知らない世代(むろん自分の世代もそうだ)には尚更なのだろうと思う。戦争文学を散々読んだ経験がある者にとっては何ともいわく言い難い。
ただ、この人は若い世代に人気のある売れっ子らしいから、こういう世代に少なくとも満州で何があったかを知らしめるためにはよいことだと思う。
☆2.5 怖くもなく・・・

本を借りるのがドラマより先だったし満州絡みと知らずに借りてるから、何か奇妙な偶然を感じる。

今日は晴れてかなり雪の嵩が減りました。ただ明日の予報にも雪マークが出ていて、え? と思っているところ。そろそろ畑を耕してじゃがいもだけでも植えたいんだけど・・・。ではまた

※満州=中国東北部 旧満州と書いたほうがいいのか。ただ「現満州」はないわけなので表記このまま。