夜になるとどうも裏手で獣の気配がするようになった7月半ば過ぎのこの頃。クマじゃないかなぁと思っておりますが、姿は見せません。スモモの熟れ具合をチェックしに来ているに違いありません。どうしたらクマに全部食べられないか、日夜研究しておりますが、多分やられることになりそう。電気柵もたまーに心動くのですが、先日大きな事故もあったし、うちは営農ではないのでそこまでするのはイヤかな・・・、と。クマが自制心を持ち、半分残して立ち去ってくれるといいのだけどな。
藍の収穫を、ちょこちょこと再開しました。現状、夫に頼んではさみで切ってもらっています。
今日は2キロの茎葉を水に浸けて、泥藍作りの開始。数日の間、返しながらこのままにして腐らせ、色素となるものを抽出します。当分天気が続きそうなので開始しました。
残りはやはり乾燥させて、それからどうするかはまだ具体的には考えていないけど、秋になる前に1度すくもを作ってみようかな。すべて収穫し終えてから一気にすくもを作るのが産地のやり方だと思いますが、ウチはそこまで待つと気温が低くなって、発酵がうまくいくかどうか・・・。数度に分けてやってみてもいいかもと思ってます。
来年からは、すくもから建てたものと泥藍をうまく合わせながらやってみたいなと・・・。
そんなに藍染めしてどうすんねんと自分でも思ってますよ、ははは。
今年は来週あたり、最後に少し残っている「すくもどき」を簡易に建てて、それと泥藍(出来ていく予定)を合わせながら、少しだけ染められたらな・・・。
藍についていろいろ調べていて、そういえば赤を染める茜ってどんな植物なんだろうと調べてみたら、なんとなんとなんと、我が家でわたくしが最も嫌っている雑草の1つが、どうやらこれらしいと判明して本当にびっくり。見つけると親の敵みたいに駆除していたバカな私。それでもどこかに残っていると思うので、足がもっとよくなったら探してみようっと。
あー、ぜったいクマ来てるわ、裏の林でパキパキ・・・・・・。
スタープレイヤー 恒川光太郎
幻想奇譚の名手の新作(と言っても刊行は1年前)。ワクワクしながら読みました。突然異世界に連れて行かれ、10の願いが叶うと告げられた「スタープレイヤー」(たち)を描く純然たるファンタジー小説。建物や庭園を手に入れたり、死者を生き返らせたり、武器を手に入れたり・・・・・・。こういうのはRPGというものに近いのかな? 私はゲームにまったく興味がないのでわからないけど。
すごく面白い、一気に読んだ。だけど、これ、恒サマが書かなくてもいいんじゃないかという思いが拭えない。水準以上の小説でそれはそれでいいのだけどね、他の誰かが書けばいいと・・・・・・。
☆4.2 作家はどんどん変化してゆくものだとわかっちゃいるが、「夜市」のような小説をまた読みたいな。
明日も晴れて暑くなりそうです。ではまた