去年、裁断までやって放り出していたパンツがあったので、作っちゃいました。
パンツを最後まで縫ったのは初めてかも・・・(笑)。
やっぱりスカートに比べると格段に手間がかかります。脇ポケットも2個付けたし、昨日、今日で4~5時間かかったかも(もっとかも)。
じゃーん。
どこにも苦労の跡がしのばれないじゃないか・・・。
縫っている最中からなんか嫌な予感がしていたのですが、できてみたら案の定、ヒップがパツパツでした。着るときだけなんですが、ウエストゴムなのでヒップを通過させるときがね。
型紙でよくよく実寸をはかったら、ウエスト部分が84センチしかない。もちろんウエストはこれでオッケーなのですが、ヒップを通過させるにはちょっと・・・。本のとおりに型紙をとって作ったのですがねー。この作者、ほんとにこの型紙で作ったのかな、はなはだ疑問。
おまけに、脇ポケットを、何を勘違いしたのか片方前後逆につけちゃったのが発覚しました! 自分用だからまぁいいです、やり直しのもめんどうだし。飛行機に乗るときに楽なパンツを作りたいなと思って始めた仕事だったので、ま、よしってことで。
そろそろ開店の準備を始めなければいけないし、また作品を縫っていこうかと思ってます。腰の調子がいいときに、ですが(笑・イタタ)。
日: 2007年3月6日
そして、警官は奔る
『そして、警官は奔る』日明恩
前作がある作品だったけど、またまた初体験の作家。
リー・ミン・ウンという名の中国人か、リ・ミョン・ネ(うそばっか?)という名の韓国人か、だと思った。夫も同じ意見。
たちもり・めぐみ。と読むんだそうだ。本当にそう読めるというか、読ませていいのだろうか。こういう苗字、実在するのかな。
話としては、いわゆる警察小説でした。不法滞在外国人の子供の国籍問題や、児童ポルノの問題が絡んでます。
ただ、登場人物に感情移入できなかったです。
クソ誠実でクソ真面目で誰にでも直立不動で頭を下げなきゃすまない主人公にも、その正反対にやたら軽くてお調子者の元上司にも、ヤな人間として描かれる相棒にも、いまひとつだったです。特にその相棒の「ヤさ加減」が、およそこの世で起こりうる最悪の不幸な事件が理由である、という、そのわかりやすい落とし方も気になると言えば気になりました。
一生懸命に調べて書いた、ということは最大級の敬意をもって認めます。
評価は6点ちょいマイナス