最高気温9度ほど

いやぁー、今年はほんとうにあったかいですねー。
軽井沢は真冬日もほとんどない2月。最高気温もゼロ・コンマなんて情けない数字じゃなくて、連日ちゃんと3度以上あったりします。もちろん全部が全部そうではありませんが・・・。
去年は冬があまり冬らしくなかった代わりに、春が思いっきり寒かった。3月4月の寒さときたらなかったですね。今年はそんなことにならないといいのですが。
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今年はあったかいから、中に入れてくれないの?
そう、そのとおりである、テツよ。
しかも。
あったかいからか、汝の抜け毛がちっとも終わらんではないか。
部屋が毛だらけになるから、中には入れないのだよ。
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あたいはどうでもいいけどねー
ウメよ・・・・・・。
君には何も言うことはない。
はっきり言って、わしより上じゃ、お主。
本日は、昨年にインドで仕入れてきた品物のブツ撮り。
いえ、気合を入れた撮りじゃござんせん。
単なる「記録」としての撮りでございやす。
毎年毎年、いったい自分がどんなものを購入し、それが手元を離れていったのか、忘れてしまうってぇことに最近気づきまして。年は取りたくござんせんな。
忘れてしまうので、ごった煮状態ですが本の記録。
『燻り』黒川博行
短編集でした。ちんぴらの話。評価は7点
『左手首』黒川博行
これも上記とまったく同じ。評価は7点
『疫病神』黒川博行
シリーズものの第一作。久々に文庫で購入。評価は8点
『国境』黒川博行
上記の続編。この人に最近はまってます。評価9点
他にも何冊か読んだのですが、返しちゃって、正確な題名とか思い出せません。いかんな・・・。

やっと晴れました

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午後も遅い時間になって、やっと晴れてきました。
これは午後5時の追分、方角的には西の方向です。庭の雪はこんな感じ。まばらですね、もう。店の屋根にあった雪は、もうほとんどなくなりました。
友人の庭では、スノードロップが開花したそうです。
うちはまだですねー・・・。そもそもスノードロップ、どこかへ行っちゃったかも。イノシシとか来てたから。
佐久あたりでは、もう畑に耕運機が入ってました。早いですねー。なんとなく春の気分になりますね。でも、今年は種まき自粛です。4月になったら解禁しようかな。

雪になってます

木曜の雪は一瞬で、金曜日に出かけるのには何の支障もありませんでした。ちょっと風が強くて怖かったですけど・・・。
今日は土曜日。
暗くなってから小雪が降り始めました。今のところ、そんなに積もる感じではありません。なーんて、明日の朝びっくりしたりして・・・。
ホームページをいじりはじめました。
結構いい感じの叩き台があったので(去年の夏に作っていたらしい)、そのCSS(カスケードスタイルシート)をせっせと手直しして、よっしゃー! というのが出来て、アップして(こういう時のために無料のスペースを確保してます)みたら、IEでは大丈夫だけどモジーラではレイアウト崩れが発生!
まぁ結局、CSSでレイアウトを組むのはムズカシイ、10年早かった、ってことか。
それなりにうまくいってたんですけどねー。
でもここで引きずると、またどこまでも深みにはまるので、あきらめてhtmlでテーブル組みます。
ではまたです!

吹雪ですじゃ・・・

昨日の夕方から強い風が吹き始め、今日は突風混じりのウインディ・デイ。と思っていたら、いま外を見たら吹雪になってましたよ・・・。
明日、私は佐久まで行かねばならんのですが、大丈夫でしょうか。ちょっと心配です。
去年のいつごろだったか、HPのリニューアルを考えて(周期的に発症する病ですね)、途中まで作ってあったのですが、それを時々ちらっと見ると、結構いいんですよ(笑)。
ホームページに関しては、我ながら実にいろんなことやってきたなぁと思うのですが、最近では「シンプル・イズ・ベスト」なんじゃないかと、強く思うようになりました。要素が多ければ多いほどいい、なんてのはウソなんじゃないかと(笑)。別にグーグルに引っかかんなくてもいいじゃん、とか。
最近やたらと目立つブログっぽい見かけのホームページ、何か嫌いだな。どこに行ってもこんなんばっか。昔よくあった、変なおじさんが適当に作ってみたとしか思えない「ありえない配色」とか「ありえないダサさ」のホームページがなつかしいですよ。あれはあれなりに個性があったよね、いま思うと。変な音楽が流れてきちゃったりとか(笑)。
で、まぁそれはそうとして、その作りかけのHPを開いてみるとですね、CSSが複雑に入り組んでてしかも失敗してて(見た目ではわかんなかったりする)、どっから手をつければいいのかわかりません! かといって、一からやり直すほどの根気も持ち合わせていないし。
どうしましょうか。
暇だし、ちょっとだけいじってみるかな。いじる前に、「現在の状態」を保存しておかないとね(さらにひどい状態にしてしまう可能性も高し)。
さっき近所の人が「面白そうな記事が載ってましたよ」と、雑誌を持ってきてくれました。その記事ってのが、「河口慧海の道をたどる」・・・・・・。
あぁー・・・・・・。
ライオンの前に肉を置くようなこの行為。
ほーら、このバカ女は、「ドルポ」の検索を始めてしまいましたよ。あそこは高額ツアーを組まなきゃ入れない禁断の地なのにねー。
注) 河口慧海はおよそ100年前に日本人として初めてネパールからチベットに潜入し、仏典を持ち帰った僧侶です。私はこの人の本を読み、半分本気で「羊に荷物を背負わせてヒマラヤを越えてカイラスに行こう」と考えていました。実際には、私は「自分で荷物を背負ってヒマラヤを越えてカイラスに行き」ました。えらいな、自分。でもその結果が若いのに脊柱管狭窄症! やっぱ羊使えばよかったですね(笑)

行ってない国

あいかわらず濫読の園にいる私です。
昨日から読んでいたのは、『夢は荒れ地を』船戸与一。カンボジアものです。
もしかすると私、船戸与一大先生の作品で最後まで読んだのは、これが初めてかもしれません(!)。なぜかいつも挫折する・・・。
実は私、カンボジアには未だ足を踏み入れておりません。東南アジアの国々の中で、特別に行くのが困難なわけではないのに。現にバンコクの外人租界であるカオサンロードからは、ぬるいパッカーを詰め込んだワゴンが連日何台もシェムリアップに向かって出発していきます。タイ国内のラオス国境に近いノーンカイよりも、シェムリアップのほうが直線距離ではバンコクに近い。それを知ったときはちょっとしたカルチャーショックでした。
今までまったく行こうと思ったことのないカンボジア。私は遺跡にはほとんど興味がないから、アンコールワットを見たいとか思わないんです(笑)。好きなのはバスで移動する雰囲気とか、車窓から眺める風景とか、途中途中の村で何か食べる食堂とか雑貨屋とか、町の市場とか。カンボジアという国では、これらを味わうのがいささか難しいんじゃないかな、と思うわけです。いや、それらはそこにあるかもしれない。だけどそれを自分が素直に感じ取れるかな、と考えると、ちょっと。あそこでは人が死にすぎました。それもごく最近。
読後、ほんのちょっとだけ「カンボジアにちょこっと行ってみてもいいかな」という考えが頭をよぎりましたが、バスで国境に行くとかって話は、もう自分にはないかな・・・。腰が治ればアリかもしれませんが。
本日の軽井沢はときどき雨または雪がぱらつく曇り空。雪はもうほとんどありません。では。
(追記)
本の評価を忘れてました。
10点中6点。
やっぱ殺すっきゃないですよね。船戸ワールドでは生き残っちゃいけないんですよね。

とけるとける

とけるとける。
雪がとける。
あったかくって、雪がとける。
とけるとける。
脳みそがとける。
何にもしないので、脳みそがとける。
バカなこと言ってないで、せめて読書記録でも。
『コンタクト・ゾーン』篠田節子
この作家の得意パターンのひとつ、邦人が海外で政変に巻き込まれるパニックもの。海洋東南アジアのどこか(マレーシアあたり)をモデルに、その政変は東ティモールのそれを思わせる。
うまいんだけど、物足りない。
なんて言えばいいのか。
この人はおそらく取材にも行ったのだろう。編集者が同行し、現地のコーディネイターが過不足なく必要なものは案内し説明しただろう。ただし、エアコンの効いた車の中からすべてを見てきた・・・・・・。そんな感じがする。してしまう。
それに、それを言ってはおしまいだが、ここまでのパニックが必要なんだろうか。
出てくる人間もあまりにもステレオタイプ。
終わり方も、ここまで引っ張っといてこれか? という印象だった。
評価は6点
『ワイルドソウル』垣根涼介
初めて読んだ作家。
ブラジルと日本を舞台に、過去と現在を行き来しながら繰り広げられる骨太の物語にぐいぐい引き込まれた。
日本政府によってブラジルに棄てられたたくさんの移民たちの地獄の日々が、リアリティーを持って胸に迫ってくる。これが戦後の話、私が生まれるのとそう変わらない時期に行われたなんて、信じられない。日本という国は、これほどまでに無策で愚かだったのか・・・。そしてそれは今も・・・。
限りなく重いテーマを根幹に持ちながら、魅力的な人間たちが駆け回り、後半は日本政府に復讐劇を仕掛けていくという痛快な展開に。
ほかの作品もぜひ読んでみたい。
評価は9点
実におもしろかった

親より出世する足?

足の人差し指(と言うのもおかしいが)が親指より長いので、よく「親より出世する」と人に言われました。でも、たいていの人が、そうじゃないですか?
それはいいんですが、両親がそろいもそろって確定申告をしておらず、国税も地方税も国保も過払いになっていることが判明! あわてて証拠資料をそろえられるだけそろえ、申告書類を作成しました。去年までしかさかのぼれなかったけど(5年はさかのぼれるし、社会保険庁に連絡すれば5年分の源泉徴収票は再発行してくれますが、父親は3年前までは確定申告していたようでして・・・)。
みなさんも気をつけてください。年金しかもらっていない人も安心していてはいけません。お上にまかせておいたりしようもんなら・・・! 過払いですぞ。お上は「できればこのまま気づかずに過払いしてねっ」と、不親切な源泉徴収票を送りつけてきているのです。不親切だけではすみません。「しないですむもんならしないでおこう」という気分にさせる非常に作為的な文章がちりばめられているのです。うちの親もまんまと引っかかってました。
お上というやつは・・・。
リタイアした年寄りに過払いさせてどうする、っちゅうねん。
で、タイトルのオチですが。
少なくともまだ私は親より出世してはいないようでして・・・。
深い反省の上に立って与えられた責務を非力ながら果たしてまいる所存でございまして(誰のセリフじゃ!)
ではまた。

早春の光

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雪の消えた庭の隅っこに出ていたフキノトウ。
東京ではお正月にはもう出ていたような気がするけど、軽井沢でこんな時期に出ているのは早いんじゃないかな? ま、例年は雪があって、出てても見えないだけかもしれないけど。
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日当たりのいい場所で咲いていたオオイヌノフグリ。
大学生のころ、授業中にやおら隣の友人が、
「ねぇねぇ、イヌフグリって花知ってる?」
「知ってるよ」
「その言葉の意味、知ってる? あたし昨日知ってさぁ・・・!」
思わず吹き出してしまい、教授に「出てけ」と言われたような気がします。
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何も考えず、何も憂えることのない、名犬ウメ。
昨日、今日と続けて暖かく、昨日など10度を超えました!
でも明日からは寒くなりそうです。このため、今日は図書館に出かけ、引きこもり用に本を借りてきました!
やっと『プリズンホテル』のシリーズ最初のやつにたどりつきましたよ!
ではまた。

このまま春が・・・(来るわけない)

一昨日の夜から昨日にかけて吹き荒れた強風も、昨日の夜にはおさまりました。林がかなり揺れて怖かったです。枯れ枝もたくさん落ちました。
今日は朝から晴れて気温も上昇。予報では8度でしたが、どうだったかな?
どっちにしても、この時期にはびっくりするような暖かさでした。
今年は小寒から春分までのいわゆる「寒」の内に、真冬日になったのはわずか1日でした。これまた記録的なことではないかと思います。通常この時期、真冬日が連続し、たまにそうじゃない日があったとしても、気温はぎりぎりプラス0.2度とか、そんな感じなのです。
それが今年は、2度とか3度とか当たり前のようにあって。
暖冬ですね。
雪解けの早い場所ではフキノトウが顔を出してました。びっくり。
腰の具合が一進一退なので、今年はほとんどPCワークをしていません。今までは冬場はこもりっきりだったのが、今年はあまり自室にはいなくて、居間で本読んだりしてます・・・。
脊柱管狭窄症って、治るんですかね? 現状を維持するのがやっとなのかな? ちょっと気になる・・・。
現状維持がやっとだと、さすがにもうバスの旅なんかはご法度だし、ヒマラヤもなー、行けないかも。(卒業したんじゃなかったのか?)
ではまた。

もう2月か・・・

早いですね、今年もまたこうやってあっという間に過ぎていきそう。
何日かあたたかい日が続き、畑の雪もずいぶん減ってきたなぁと思っていたところ、今日の午後、いっとき激しい雪になり、またうっすらと積もりました。
今日は朝からリハビリなどで出歩いていたのですが、降り出す前に帰宅できてよかったです。
このところ濫読路線驀進中。後日のためにリストアップのみ。
『幻夜』東野圭吾
『白夜行』東野圭吾
『暗礁』黒川博行
『妖櫻忌』篠田節子
『プリズンホテル・秋』浅田次郎
『ねじの回転』恩田睦
『千里眼』松岡圭介
『暗礁』がピカイチでした。東野圭吾はちと怖すぎでうますぎ。篠田節子、浅田次郎は安心して読めます。ハズしてこないですからねー。最後2作はちょっと私にはイマイチでした。
ではまた。