タイから帰国

2週間のタイ旅行から昨日戻ってきました。

今回は11泊14日という航空券。数字が変ではなく、往復とも深夜便^^;
これが実に疲れる……。
やっぱり昼間飛ぶほうが楽だなぁと実感したことであった。

予定どおりにタイ国鉄三等列車を使って南へ下り、最後はミニバス(しかない)でミャンマー側のラノーンへ。連泊して温泉三昧。
また列車のある東海岸にミニバス(しかない)で戻り、三等列車でのたくたと北上しつつ途中の町で泊まり泊まり。
最後はナコンパトムという町の昔ながらの旅社に泊まり、昼過ぎにゆっくり出てまたまた列車でバンコクに戻り、船と地下鉄と電車で空港に。そして深夜便で昨日の早朝に帰国、という流れだった。

全体的に、観光客がいそうもない、特に中国人が入り込んでいないような町を選んだ旅だった。そこは目論見通りだったかと思う。物価もまだまだ安い田舎町を転々とする、という希望は叶った。もちろんコロナ前と比べたら、まして20年30年前と比べたら物価は高くなったけれども、それでもまだまだ、という気はする。
そもそも私や夫に、「日本と比べれば安い」という感覚そのものがない。
それは当たり前すぎることであって、比較すること自体したことがない。
でももうその感覚は通じない時代になった。世界各国の富裕な人々が一斉に観光旅行を始めたのだ。G7の国の人間だけが旅をしていた時代とは違う。少し古い時代の旅人は、先進国にはないものを求めて旅をしていた部分もある。もちろんそうじゃない人たちも大量にいたけど(農協ツアーとか)。今はそうではなく、よくわからんが「映える」写真を撮るために旅をしているのかな人々は。ローソン越しの富士山なんて、きれいな写真があるんならそれを見ればいいのに、自分のスマホで撮らないと気が済まないみたいだ。自分にはよくわからないよ……。そりゃ私だってカイラスやエベレストを撮りたかったけど、それは、苦労して何日も歩いて行ったから、その証として記念として撮りたかったのだと思う。
そうか、きれいな写真に「自分」を入れることが大事なのか、その写真が「映える」ってことなのかな。ようわからん自撮りしないし。

最後のバンコク、特にスワンナプーム空港では大量の旅行客に圧倒された。それはもう本当に数が多すぎる。そしてTIKTOKの中から出てくるんじゃねぇよと言いたくなるような気持ち悪い化粧と服装の若い中国人が大量に^^; (いえ私はTIKTOKというものを見たことはないのだけど)
この時代に旅をする意味があるんだろうかと、またまた考えてしまうヤマネさんであった。

日本では都知事選が大変なことになっている。くだらない人間が増えたのと、そういう人間が表に出てしまうようになったということなんだろうね。都民のみなさんは大変ですね(見たくないものを見ちゃう)。

そうそう、昨日帰ってきた時は土砂降りで、追分の駅からタクシーで帰った。梅さんはいつものように、しばらくはマイルームから出てこない。昨夜はとにかく私の顔の上に乗りたがる(何で?)ので大変だった。
今日はすこし畑の草削りなど。もっとボーボーかと思ったがそうでもなかった。

ではまた