栗のいが染め

1年ぶりのいが染めをやってみました。


栗のいが
今年は栗が不作でイガも少なく、いつもならわが家の1本でどっさり集められるのに苦労した。


ネパールやインドのような竈で火を焚いて


ゴンゴンと煮出し


なむさん、で投入し


ムラにならないように動かして染め


取り出して、水洗→焙煎→水洗→再度染め液投入→水洗


という過程を経て仕上がりとなります

今までは、染液の中に布を投入して火にかけて、煮染めにしていたのだけど、それだとどうしても一度にたくさんのものを投入しがちで、考えどころだと思ってました。今日は染液を別の少し直径が大きくて浅めの鍋や大きな盥に移し、そこで1点ずつ染めるという方法をとってみました。
最初に投入するものが最も濃くなり、だんだん薄くなるのをどう考えるか。

画像中央は、ジャワ島で探し当てた手紡ぎ手織りの木綿布。こうして書けば別段どうってことないように見えるけど、既にこの地球上からほぼ絶滅しかかっているのが「手織り」であり、さらには「手紡ぎ糸」なのですよね。工芸品としてではなく、日常使いとして作られるものは、本当に希少になりました。だけどその貴重さは、普通の人にとってはたいして意味がない、というのも重々わかる。だから自分が着ようかなと思って作ってみた1着です(^^;
肩縫いのないアジアの形。たまに原点に戻りたくなると、この手のものを作る。


因みにこんな風に地機(じばた)で織られている
横糸だけでなく縦糸も手紡ぎ糸というのが本当にすごいことなんですよ。切れやすいから縦糸は機械糸、または化繊、というのもよくある。


何とかここまで育ったライムギ
本格的に強烈な寒さが来たら大丈夫かなぁ


最後のバラ
少し前に別のが咲いていて、今年の最後のバラだと思ったけど、どっこいもう1株で咲いてた。


その同じ株に蕾も1つあったけど、さすがにこれは無理だなぁ

今日は朝のうち晴れていてその後曇りになり、夜にはすこし降ったようです。それでも気温は高め、ぼんやりと暖かい1日でした。そうでないと水仕事がもっときつかったはず。週間予報では明日がそこそこ暖かく(氷点下じゃないという意味だけど(^^; )、それ以後はもう氷点下2~7℃くらいの予想になっているので、明日無理してどんぐりもやってしまうか考え中。

ではまた

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