9月19日に、ストック・カン・リのベースキャンプ(4980m)に於いて、日本人の登山客が1名亡くなられたそうです。
詳しいことは私にはわかりませんし、ネットの情報をそのまま流すことも控えたいと思います。
残念で、お気の毒でなりません。
ほんの1ヶ月半ほど前に自分がいた場所で、そのように不幸な事故が起きるとは、信じられない気持ちです。
ほとんどの日本からの登山者は、短い日程で行かざるを得ない状況に置かれていると思います。高度障害は個人差もあるし、同じ人でも出方はその都度違います。それは私自身何度も経験済みです。本当に、高度障害は把握するのが本人にも難しいものだと思います。高度障害なのか、風邪なのか、胃腸障害なのか、自分の体でもわからないのです。順応の進み方も個人差が当然あり、これもまた自分が順応できたかどうか、把握は難しいものだと思います。
日本からのツアーだったらしいので、十二分に高所順応には注意し、宿営地でも十分に休養を取りながら登山されていたはずです。可能な限り慎重に動いていたのに、いくつかの不幸な偶然と不運が重なって起きてしまった事故だと思います。
心からご冥福をお祈りします。
サラシナショウマ