あまり手を入れなかったここ2年ほどの時間がたたって、庭が雑草でえらいことになってしまいました。というわけで今年は必死に雑草と闘っています。多分今だけだ、夏になれば元の木阿弥になる予感がする・・・(笑) 人とはこのように、無駄なことしかしない生き物なんだよね(お前だけだ)。
合間には堆肥の掘り起こしなども。
店の駐車場の一角に積んだままになっていたバーク堆肥。数年(4~5年?)を経て完熟し、お宝のような堆肥になりました。で、それをコツコツと発掘。上は雑草だらけになっており、掘り進むと下は石だらけの地面です。イヌナントカという直根がズドンと入るクソ雑草がはびこっているのでそれも退治。退治とはいえ、たんぽぽと同じで数ミリでも根が残れば生き返る気がして仕方がない。
発掘していたら、
「そうそうここには枕木の通路があったんだよね!」
なんてものが掘り起こされたり。もともとここにあったカラマツの切り株が出てきたり。遺跡の発掘みたいで面白かったです。結構な量が掘れましたが、畑に入れようものなら雀の涙みたいなものです。だから大事に、たぶん種まき用とか、苗作り用とか、そんな用途に使う予定。
ここに置いておいたら盗まれるかもしれないので奥に移動させました。
こんなちょっとの作業でもゴロゴロと掘り出される石・・・・・・
堆肥と油かすをまいて耕し、あとは植え付け適期を待つだけになった藍畑。今年は育てる量は減らしますが、より質の高い藍を育てたいと希望してます。
ヤマザクラも開花し、いよいよ春本番。キビタキも数日前から頻繁に見かけるようになりました。鶯もよく庭で鳴いています。
近所の人が山菜を取りに山に入ったら、もう殆どなかった~と言ってました。わが家のタラの芽やコシアブラはまだまだなので、ちょっとびっくり。毎年思うのだけど、収穫適期よりも早く取る人がいるってことなのかなぁ? 取ってどうするんだろう、水に浸けといたら育つとか? でもどう考えても不味そうだけど・・・。
わが家の山菜はまだもう数日先になりそうです。
昨日、ネギ植え付け。
本日、葉物の1回目蒔き、キャベツなどポット蒔き
ではまた
追記
数日前に何でだったか高橋和巳のことを書いた気がしますが、きのう5月3日が彼の命日でした。39歳、若すぎるな。学生の頃はそれほどには思わなかったけど、自分がその年令を越えた時から、その死のあまりの速さに思いを致すことが多くなりました。たくさんの著作を遺しましたが、全共闘作家の冠が今となっては残念というか何というか。それはほんの一部であって、彼の本質は・・・・・・。
別の時代に生まれていればこんなに早く落命することはなかっただろうと思ったり。でもこの時代だったからこそ彼は作家として立ったのだし・・・。
生きていたらパソコンで原稿を書いたりしただろうか。スマホをいじったりしただろうか。