治療の話なので嫌な方はスルーしてください
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8/22 に放射線科の初診。ドクターに会い、ざっくりとした放射線とは何か的な説明と、どのような副作用が起こりうるかについてのくどすぎるくらいくどい説明を聞いて、夫と二人で具合が悪くなる(^^;
ドクターは若く、言葉が多すぎる。どんどん患者が不安になる(^^;
まぁ経験を積んでそのうちにさらっと流せるドクターになってくださいませお願いしますまじでしんどかったです。
この日はCT撮影があり、体にインクで十字の印3つと、短い線を1本書かれる。十字はみぞおちと両脇。線はみぞおちから下にすーっと落ちる感じ。
これが噂に聞くマーキングか! 意外と大したことないじゃん? と思った。
全日程の時間をどうするか訊かれ、午前中の割と遅い時間帯にしておいた。うまく空いていたらしくすんなりと予約が取れた・ラッキー。
実はこの日はふわふわ眩暈がかなり酷く、仰向けで15分くらいいるのが地獄だった。この日あたりから頭痛もちょっと酷くなり、深夜に起きてしまうほど。原因などはさっぱりわからない。
8/24 予約時間の20分ほど前に到着。放射線科の手前で血圧を計って行く。待合室は誰もいない。前回は結構いたんだけどな。
看護師さんが来て健康状態のチェック。
その後、技師さんに呼ばれて放射線ゾーンに入り、廊下を少し進んだらもうそこが照射する場所だった。服を脱いで台の上にあおむけになり、前回と同じく頭の少し上後ろにあるバーを両手で掴む。掴んだら技師さんが何かで固定する。
その後、撮影をしながらマーキングします、とのこと。
前回のは本番ではなかったらしい。かなりたくさんの線を2人がかりで書かれる。若い男性2人だけど、検査や手術をかいくぐってきた身なので、もはや何とも思わない(^^;
それから照射。正直、いつどこで照射されたのかよくわからなかった。
その後、医師の診察。前回とは違う医師で、画像を見ながらどのように照射が行われているかを説明してもらう。私の場合は左脇の方から1発、右胸の方から相当斜めに1発、照射されているのだそうだ。つまり2回? 時間としては数十秒らしい。
肺にはかかってしまうので、後遺症をずっとフォローしていくとのこと。肺炎のようなものになることがある。それは普通の肺炎とは違うので、治療も異なるのではないかと思う。
心臓には幸いほとんどかからないそうだった。これは朗報。
最後に看護師さんから、夏休みのラジオ体操の時に持って行くカードみたいなものを渡される。1日行く毎に印が付けられて行き、最後まで完走したら卒業だ。
精算機で払うと2万弱だった(^^; 癌は治療費がかかりますな~。
その後医事課へ行って、今後は毎日払うのは面倒なのでまとめて月払いに、とお願いしてそのようにしてもらう。これで毎日精算まで15分とか待たなくてすむ。
それでも待たない方ではあると思う。
あ、そうそう。
左胸への照射の場合、心臓に放射線が当たり、後々よくないことが起きることがあるそうで、最近は息を吸って止めて照射、ということが行われているそうな。そのことをドクターに訊いてみたら、
「その機械はまだないんですよー(^^; 導入されたらもちろんその方法を取り入れていきたいと思っているんですけどね」
とのことで、あらま。
ただ私の場合、殆ど心臓にはかからないから心配いらないですよ、と言われたので安心した。
こんな感じの初日だった。
放射線治療は最初は宿酔という副作用が起きる。めまいや頭痛、吐き気、食欲不振、倦怠感、などだそうだ。私は既にめまいと頭痛があるのでそれが起きてもよくわからないかも(^^; 吐き気は勘弁してほしい。
ただ、いずれ慣れる! と、看護師さんが力強く断言していたので、とにかく何が起きても慣れると信じて頑張るしかないらしい。
この宿酔が収まり始める頃に、今度は皮膚の炎症という厄介なものが出始める。早い人は1週間ほどで来るらしい。酷くなるとボロボロになってしまう(なのに照射は続く)と聞くので、そこまで酷くならないように全力で祈ることにする。
毎日2グレイずつ、25日間で50グレイ、という単位の照射を受ける。
もう少し強めに、16日間で42~43グレイ、という方法もあるようだ。どちらがいいのか迷うところだけど、何となく、少なめのほうがいいかなと思った。皮膚のためには期間が短いほうがいいかも。みんなどっちを選んでいるんだろう……。
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買い物して帰って来て、午後少し散歩。3000歩くらいかな。
今のところ何ともない。ではまた