関西と上海を結ぶ国際フェリーが運航停止だそうな。
引っくり返って喚いている5歳児みたいな感じになってきた。
しつこい……。
このフェリーにはたしか2度乗っている。いや3度かな?
88年、89年、00年、3度か。
帰路帰路往路、だった。ものすごく揺れたことはなかったが、初回は酔って医務室に行ったのを覚えている。酔い止め薬がおそろしく安かった。
00年は大阪から乗った。同じ大部屋に西洋人の女性が人の手を借りて乗り込んできた。ぎっくり腰のようだった。
しばらくして、服務員のお姉ちゃんがバタバタバタと走ってきて、
「医生来了! イーションライラ お医者さんが来ましたよ!」
と高らかに宣言した声が今も記憶に残っている。患者は中国語を話す人だった。その後患者は多分どこか個室に移されたと思う。
それはさておき、本当にめんどくさい国。
今日は近所の美容院に。旅の話になった。
どうもね……。お呼びじゃない、って感じなんだ。私の旅の時代はもう終わっていて、次の世代、次の世代の旅が行われている。それなのに自分はまだ自分もできるって気で行っていて、何か変な感じ。
って話をした。
実際多分そんな感じ。コロナ後はどこに行ってもそんな風に感じる。自分の語学力のなさも痛感するようになった。それを補うパワーがなくなってきたんじゃないかな。行けばそれなりには面白いんだけどね。ただほんとにもう欲しいと思うものはなくなってしまって、それも大きいかな。
『ザ・ロイヤルファミリー』 早見和真
競馬の馬主のマネージャーになってしまった人が語り手の小説。雇い主の家族相手とはいえ「〇〇様」と律儀に呼ぶですます体がザ・昭和な感じだ。こんな風に雇い主に「仕える」人って、今でもいるんだろうか……。後半、嫌な展開になりそうな予感(伏線あり)があったが、意外とそうでもなくてよかった。
☆4 おもしろかった
今年の有馬記念は、と、今出走表を見てみた。もちろんさっぱりわからん。ルメールですかね(テキトー)。でも私の推しは変わらず武騎手だな。
夜になって風が強くなってきた。
ではまた
『平場の月』 朝倉かすみ
『恋とか愛とかやさしさなら』 一穂ミチ
今となってはたったの320万画素
コリアンダー
進む紅葉&落葉
ドウダンともみじ
スモモの木を剪定中
こんな写真とか
『3月のライオン』 羽海野チカ