そろそろ全開になってきました、種まきモード。
まだ腰がダメなので、畑を起こしたり、ガーデンの手入れなんかはできないんですけど、種まきくらいならなんとか。室内で蒔くので、全部とうふパックとか、種まきトレーなんかにちょこまかとやってます。
今のところ、レタスがぶっちぎりの1位で(蒔いたのも早かった)、本葉が2枚ほど展開しています。その次を走るのがポピー群。おっきいのとちっちゃいのを一緒に蒔いたら、見事にわかんなくなってるし・・・(笑)。3番手はキャベツかな、今年は新しく「みさき」という品種を蒔いてみました。
発芽しかけているグループには、アレナリア・モンタナと、サルビアの白、それにインパチエンスの混合ってやつ。
そのほか、昨日、今日と蒔いたのは、サルビアの青、けいとうの紫(大きくなるやつ)、ジニアのソンブレロ、黄花千日紅。そろそろレタスの2回目を蒔くべきかな。あと、ニチニチソウもそろそろ蒔かないと。
種まき用土には、バークをふるいにかけたものと、園芸用土を混ぜて使っています。容器の下半分くらいは、大きい目のふるいにかけたものを使い、その上には細かい目のふるいにかけたバークと土の混合を使ってます。土は買うので、バークで量を増やしてるって感じです。それと、バークは湿度も保ってくれそうなので・・・。
今日はあったかーい一日でした。明日は気温は今日ほどには上がりませんが、日中はお天気もちそうなので、また蒔こうかな。
では。
お知らせ
別アドレスで動かしていた旅部門の「ヒマラヤ時間」を、こちらの本体に戻しました。
冬の間せっせとスキャンした写真を、ちょっとだけアップしています。
88年当時の中国など、今見ると「ひょえーっ」って感じの風景もあるかな。
お暇のときにどうぞごらんください。
トップページの右サイドにリンクがあります。
ここからも飛べるようにしときまーす。
ここでーす
シロハラ?
どうも、いつどこでやっちまったのかわからないギックリ腰で動けない私です。この状態、もしかすると非常にマズいのではないかと思いつつ。やっと椅子に座れるようになりました。
私の知人が去年だったかやはりぎっくり腰になりました。その知人はフリーの編集者さんなのですが、何がすごいって、寝たままノートパソコンを胸の上に乗せて仕事をしたんだそうです。「案外できるもんですねぇ」って、あなた、すごすぎる! もっとも、私はノートパソコン持ってないし、モニターは未だにブラウン管のやつで、おまけに19インチというバカデカサイズ。これ乗っけたら死にますわ。
昨日の軽井沢はよく晴れて気温も上がり、春の到来をしみじみと感じられる一日になりました。動けないので、情けなかったですが。
そんな一日も暮れかけた午後4時過ぎ。デッキに日光浴のため出していた鉢物を取り込もうとすると、なにやら東の林でガサガサと音がします。それもちょっとやそっとの音ではありません。山菜取りが10人くらい入ってるか。でも、まだちょっと時期が早すぎる。ってことは、イノシシがファミリーで襲来しているのか? こんな明るい時間に? で、何でテツとウメが吠えないのか?
???だらけでしたが、林のガサゴソ音は消えるどころか、今度は北側に移っていくのです。私はいったん家に入り、北側の洗面所の窓を開けました。と、そこにいたのは、イノシシの群れ!
だったらおもしろかったんだけど、違って、なんと鳥の群れでした。
ものすごい数の鳥が、林の中の落ち葉をガサゴソやって、虫か何かを探していたのです。物音に気づいて飛び立っていく鳥をよく見ようとしましたが、何だか動きが速くて、茶色い鳥だとしかわかりません。
その後、テツたちを散歩に連れて行って戻ってくると、また東の林に大群が来ていました。たぶん100とか200の大群です。
図鑑で調べたら、シロハラという鳥がいちばん近そうでした。「地面から飛び立つ後姿を見ることが多い」という解説文もあったし。いやぁ、びっくりしました。
鳥たちのさえずりや動きを見ていると、だんだん春が近づいてるって感じがします。早く庭仕事ができるように復活したい。では。
邂逅の森
『邂逅の森』 熊谷達也
すばらしい小説でした。山本周五郎賞受賞作。
これが直木賞を取ってないのはおかしい、選考組織は目ん玉が腐ってるんじゃないかと憤慨しそうになりましたが、いま調べたら取ってました。ダブル受賞だったんですね、失礼しました。
マタギが熊と闘う話。
だと思ってました。多分、賞をとって話題になったとき、おおまかなあらすじを見聞したんでしょう。
で、それは間違いじゃないんです。
ただ、「マタギが熊と闘う話」だと思って読み進めると、見事に裏切られる。
それだけじゃないんです。
主人公だって、ずっとマタギだけやってるわけじゃない。別の職業にも就くんです。大正時代の東北地方が舞台ですが、山村の困窮ぶりも実によく物語られています。村落共同体のなかで生きていくしかないという社会の不条理も、胸に響きます。
なんと言っても、主人公が実に魅力的です。骨太の、一本筋が通ったいい男です。昔はこんな男もいっぱいいたんだろうか。(何でダメになったんだ、戦争に負けたからか?)
主人公の女房になる女も、これまたいい。それと、主人公の弟分になる男も、しょうもないやつだけどいい味出してます。
山の恐ろしさ、雪、風、寒気の非情さ。その中で狩りをするマタギの一挙手一投足。これらが実に細かに、また正確に、描写されているのにも驚きました。このリアリティは何なんだ。これを一つ一つ刻んで、積み重ねていけるこの作家はすごい。少なくともこれを書いたときには、神が宿っていたに違いありません。
★★★★★ 星5つ・文句なし
生まれ変わるならぜったい男だな
バランス椅子
だいぶ腰にキテしまいました。で、バランス椅子(もどき)に座ってます。普段はごく普通の事務椅子なのですが、足元に折りたたんである台を出し、座面を斜めにスライドさせてバランス椅子にするという、画期的な(?)椅子。たしか東京にいた時分に買ったはずなので、もう10年以上。座面がかなりへたってきたので、最近新しい事務椅子を買い、そっちも併用しています。
友人の友人が東京でMKタクシーに勤めていたのですが、ヘルニアで離職を余儀なくされそうだと聞きました。あの会社、運転手が降りて後ろのドアを開けに行くのですが、そのとき、運転席側のドアからは降りず(まぁ危険ですよね)、助手席側にスライドしていって、そっちのドアから降りるんだって。そのご友人の場合、多分その、しょっちゅう体を横にスライドさせる動作が、腰に負担をかけたんだろうということでした。
私もここ何日かパソコンを2台使ってて、その2台の間をキャスター付きの椅子で滑って移動してたんですけど、ちょっとすべりが悪く、のたくたとしとりましたんで、そのへんもよくなかったのかもしれません。
&、図書館で借りてきた『自力整体』という本の体操を、適当に真似してやってみたりしたのも悪かったかも・・・(笑)。
パソコンの方は、どうやら接続を完全に遮断すれば危険はなさそうなので、また1台体勢に戻そうと思います。ええ、アパッチとかいうものを動かしていると、外部から侵入される危険性がゼロではないと、まぁこういうことらしいです。光ケーブルになって、常時接続みたいな感じになり、アナログ時代のような「切断」ダイアログそのものが開かなくなってたので、どうやって切断するんだろうと思っていたのですが、自動でやってくれるソフトが見つかって事なきを得ました。
昨夜の雪はもうすっかり解け、また春の景色に戻りました。東京では桜が咲いたとか、こっちはまだまだだなー。
では。
夜になって雪・・・・・・
というフレーズが懐かしい方、いらっしゃいます?
昔々、NHKでやっていた吉永小百合主演のドラマ、えっと、タイトル忘れた・・・。
樹木きりん(字わかんない)と秋吉久美子も出てた、あ、そうだ、「夢千代日記」。このドラマの中で、しょっちゅう吉永小百合(ナレーション)がこうつぶやくのです。
夜になって雪、と。
で、軽井沢は暗くなってから雪になってます。久しぶりの雪。積もるのかな。
今日は日中、ロバが畑にバークを撒いてくれました。これであと適当に堆肥とか鶏糞とか苦土石灰とかまいて、がーっと耕してしまえる。でもまだちょっと先です。今日はいろいろ写真でも撮ろうかと思ってたのですが、商品の写真をちょこっとやっただけで時間切れでした。はぁ・・・・・・。時間ばかりが過ぎていくー。
カスタマイズはおそろしくドツボにはまっております。くるしい・・・・・・。でもその話はあっちでね。
今日、ネットサーフィンしていて、すばらしいサイトを見つけたのでご紹介。「柴犬姉さん座り隊」。
そーなんですよ。うちのテツもね、なんでオスなのにオカマちゃん座りするんだろうかと、ずっとずっと思ってたですよ。うちのウメもね、若いのに、先代のマリの晩年みたいな横座り、するんですよ。
先代のマリは柴系雑種のメスでしたが、オカマちゃん座りなどついぞ見たことがなく、ほんとうに死の前1ヶ月ほど、腰が抜けたように横座りしてただけなんです。あの子は礼儀正しい大和なでしこだったのですね。
このサイト、とにかく出てくる犬、犬、犬、みんな横座りしてて笑えます。お疲れでちょいと和みたい方にはお奨めですわん!
おお、今、リンクを張るためにURLコピーして気づいたけど、URLもすばらしいですね、只者ではないってことがよくわかります。
ではっ!
水の宴
『水の宴』 中上紀
全部読んでないのでイリーガルなんだけど、感想だけでも・・・。
中上健次の娘さんである。どんなものを書いているのか、まったく知らなかった。今回初めて読んだ。
短編集だったので、全部は読んでない。最初のやつを読んだ。舞台はネパールのポカラ(書かれてはいないけど)。退廃的な若い旅人と、現地の若者の交流と、ハシシと、セックスと、えぇとあと何だっけ。
イタいな。正直なところ。
出てくる人間がみんなヤスとかノブとかといった単純な偽名なんだけど、それが日本人なんだかネパール人なんだかわからない。この会話が日本語そのものなのか、それとも翻訳された日本語なのかがわからなくて、ただそれだけで読む気を半分なくした。
旅をしたことがある人なんだろう。ほかの作品もぱらぱら斜め読みしたけど、みんなアジアのどこかが舞台で、そこを旅するほかない日本人が主人公。
だけど、そっから先がなぁ・・・・・・。
唯一、うっ、と思ったのは、この短編の主人公の弟が、妹と寝る、ってくだり。
私は中上健次のよき読者ではないけれど、それでも彼がこの「妹を犯す」というモチーフを執拗に書いていたことは知っている。『地の果て至上の時』も確かそうじゃなかったか。
うーん、どう生きようと中上健次の娘。
やはり抜けきれないのか、熊野の因習からは。
アジアに逃げて行ってるのに。
★★☆☆☆ 星2つです
この時代、純文学はむずかしいな。
■■追記■■
いかん。書評とはホメるものだという師の教えを破ってしまったのだ。慙愧の念に耐えかねて、深夜、もうちょっと読んでみた。
するとだね、星2つってことはないな、と。
ダメなんだなぁ、アジアが舞台のこの手の小説は、私の個人的な履歴による拒絶反応がすごく出てしまう。フィクションに徹してくれていれば(たとえば篠田節子のように)、何のわだかまりもなく読めるんだけど。こんなふうに心象風景っぽく、あるいは純文学っぽく、アジアを旅するふうらふらで何もないうすっぺらの自分を語られると、つらいという気分が第一に来てしまう。
ということがよくわかった。
でまぁ、純文学ってほんとにムズカシイな、ってところに落ち着いた。
私が中上健次の『枯木灘』や『地の果て至上の時』や『十九歳の地図』なんかを読めたのは、読まざるを得ない迫力がそこにあったからだし、自分の方にも、読まざるを得ない何かしらの理由があったからだ。中上健次って、あのころの自分にとっては、読まなければいけない、理解しなければいけない、作家の1人だったから。誰にそう言われたわけでもないけど、とにかくそうだった。
中上紀のこれらの作品だって、そうひどいってわけじゃない。これが芥川賞を取ったって、驚かない。特に昨今の芥川賞受賞作品に比べれば、こっちのほうが上かもしれない。少なくとも日本語として、首をひねるような箇所はなかった。
じゃあ、何なんだって、自分でも何を書いているのかわからなくなってきたぞ。
この小説。今の自分には面白くなかった。もう面白い小説しか読みたくないと思っている自分には。自分にとって、今は純文学を読む時代じゃない、ってことなんだろうと思う。
ただ、ざっと読んでみて思ったのは、こういうことを思われることがいちばん嫌かもしれないんだけど、やっぱり中上健次の子どもなんだなぁ、ということ。どこか似ている。居場所がなくてやりきれないって感じとか。お前らそんなにお上手に生きてんじゃねぇよ、って感じとか(あくまでも私の受けた感じ)。
というわけで、久々に中上健次のことなんかも思い出したわけなんだが、『地の果て至上の時』が本棚に見当たらない。単行本で買ったのに。新刊の時に。どこ行っちゃったんだろうな。
★★★☆☆ 星3つに訂正
ご尊父と比べてしまい本当に申し訳ない
大塚投手、かっこよかったぞ!
今日は風もやや収まり、気温もたぶん8度か9度くらいまで上がったので、レタスの植え替えをしました。室内で蒔いて本葉が出ていたので、小さなビニールポットに1本ずつ植えて、また室内に。そのほか蒔いた草花の種は、いまいち発芽率がよくないです。元気なのはハナビシソウだけかなぁ。ダールベルクデージーとモンタナは、自家採取の種だからか、1割以下の発芽しか見ていません。残念・・・。
ついでに、こないだ植え替えたポット植えのパンジー類。せっかく屋根に上げずにいるので、ビニールトンネルを作ってその中に入れました。こうすると気温が上がるので、そのぶん成長が促されるはず。高温になりすぎることと、乾燥に気をつけないと、です。
さぁてそんなことをやっている間に、野球のキューバ戦が始まりました。ときどき見てはパソコン作業に戻ることの繰り返し。いやぁ、1点差になったときは、やばいと思いましたねぇ。大塚だっていつもいつも抑えるとは限らないんだしさ。
最後の瞬間を見損ないました。当然「あと1人」とか「もう終わる」とか、ロバが教えてくれると思ってパソコンやってて、あんまり静かだから、ボコボコ打たれるかストライクが入らないか投手が交代してるかで長引いてるのかな、いずれにしてもやばいじゃんと思ってロフトから見下ろしたら、もう画面に「おめでとう王ジャパン世界一!」って踊ってるじゃないですか! 信じられない。
ま、それはそうとして、日本は強かった。準決勝からは特に。韓国に雪辱したときは、もうこれであとは負けてもいいやと思ったけど、終わってみればキューバにも勝っちゃって。すごい。
あー、いい気持ち!
夕方、頼まれていた知人の犬の散歩とご飯やりに出かけ、帰りにスーパーに寄って、いつもより多めに買っちゃいましたよ。きっと日本全国そうだったでしょうから、経済効果もすごいですよね。この調子でもっと上向け、日本経済!
では!
すごい風
どこもすごかったようですが、軽井沢もかなりの強風に見舞われました。ここんとこずっと風が強いので、春らしさが遠のいています。
明日はどうなんだろう?
今日も気温は5度くらいでしたが、体感はほとんど真冬日でした。
八ヶ岳で遭難した登山者3人が凍死するという、いたましい山岳事故が起きてしまいました。
私は雪のある時期に日本の山に登ったことがないので、そのあたりの事情にはからきし疎いのですが、どうなんだろ、天候が荒れるということは事前にわかっていたようにも思うのですよね。でも、「わかっていた」はずなのに、予想をはるかに上回る寒気と強風が襲ってしまった、ということなんでしょうね。
この時期、下界は春なんだけど、標高1000メートルの軽井沢はまだ冬です。山は真冬なんですよね。下界とのギャップが想像力にわずかな狂いを生じさせるのだろうか。なんてことを考えてしまいました。
私は寒いので家にこもり、zencartのシステムをせっせといじっておりました。明日は本葉が出てきたレタスの芽を植え替えたいな。
では。
※コメントは下のNo Commentsからどうぞ。
重いなぁ・・・
うーん、最近自分のホームページ&このブログの読み込みが、えらく遅いような気がするんですが、みなさん見ていてどうですか? やっぱり重いですか?
一応、今借りてるサーバーは1000MBまでオッケーで、私は今んとこ60MBくらいしか使ってないんですよねぇ。それでこんなに重いんじゃ、困るな、誰か異様に重い人が同じサーバー内にいるんだろうか。それとも自分がいろいろ放り込んだりデータベース使ってるせいなんだろうか?
なんて思っている私ですが、今日は日曜日。よく晴れました。
晴天に誘われてか、お客さんも数組。お客さんというかお知り合いがほとんどで、いつものように「生きてた?」「なんとか」って会話が・・・。
晴れたのですが気温は低く、風もすごかったので、体感温度はほとんど真冬日って感じでした。外での作業をする気分にはまるでなれませんでした。風がなかったらちょこっと外で商品撮影などしたかったんですけど、ぜんぜん無理。ま、ぼちぼちいこか、ってとこでしょうか。
明日の最低気温は氷点下8度、最高気温は4度の予報です。春は名のみの風の寒さやー、って、まさにそんな感じですね。
先日設置した鳥の巣箱ですが、新築完成見学会には多数お出でいただいているのですが、なかなか手付けを売ってくれるお客様が出てこず、まだ未入居の状況のようです。では。