今日も30.1℃と暑くなった。先日植えた苗が心配なので、朝と午後に水やり。夕方雷が来たので期待したが、少ししか降らずがっかり。
香港からどうやって大陸に入るかを検討。今のところ、初めてのマカオを経由して行こうかと思ったり。そもそも香港から大陸には入ったことがない。逆はある、一度だけ。フェリーで海を渡ったのを思い出す。
しかしまぁ物価高と円安だ……。
『墨のゆらめき』 三浦しをん
ホテルマンと筆耕師(?)の、友情物語。この人はこういうのが得意だなと思う。「まほろ駅前~」なんかもこのカテゴリーだ。同性愛ってことでもなくて、こういうの、バディものって呼ぶのかな。
☆4 筆耕さんっていたなと思い出した
どこの職場だったのだろう。そんなにたくさんの職場を知っているわけではないのに思い出せんが、たしかに、筆耕さんという人がいた。
『人生劇場』 桜木紫乃
戦中~戦後、そして平成あたりまでの時代、舞台は北海道。不幸な生い立ちの少年が叔母に救われて生き延び、理容師になり、結婚し、そして……。
よい人にも出会い、よい人生を送れそうなのに、なぜそうも転落の道を常に選ぶのか。なぜなんだろうなぁ。山師っ気と言えばその通り、それを「男とはそういう生き物だ」と許容できたのが昭和なのか。
☆4 重い気分になるが、読んでよかった
後半、「あぁそういうことだったの?」とだんだんわかってくる。このどうしようもない主人公の男のモデルは作家の父親だ。私と同じ年に生まれているのに、何だこの無茶苦茶な家庭は、親類縁者は。もちろんフィクションの部分も大いにあるとは思うけれど。
教育は大事。教養を持つということはとても大事。
ではまた