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という一日。風花かと思っていると雪になり、また風花になり、という天気。
ここから10日近くがかなりの寒さになりそう。雪はどうかな。
今日もほぼ一日PCの前。
販売しようと思ってページを作り、中身も書き、さて値段…………。
ラオスの古い布で、寸法などのチェックのため手近に置いて作業しているのだが、見れば見るほどすばらしい……。私もこの道ぼちぼち25年、それなりにたくさんの布を見て来た、もちろんラオスやその周辺国でも。その中でも、抜群にすばらしい。美しいだけではなく天然染料の味があるし、技巧がすばらしい。
一体いくらなら売れるんだろう、いや、買い手がではなく私が。
どのくらいの金額であれば、これを手放してよいと思えるのだろう。そもそもこれに価格を付けることができるのか。
そう考え始めたら、無理! となった。
自分は着ることがないので勿体ないんだけど。
おしゃれな人が着こなしたらそれはそれは素敵だと思うんだけど。
でも手放したくないと思った。少なくとも今は。
ラオスのスカート
95年か96年にタイからラオスとベトナムを経由して中国、香港まで抜けられるかという旅をしたことがあった。旅立つ時に「もしかしたら何か企画取れるかも」と当時お世話になっていた編プロの人に言われてはいたが、予定も何もない旅だしあちこちでビザ関連の足止めを喰らい、ようやく帰国して「戻りました」と連絡したら、「今すぐ●●社に電話して!」と言われ、電話したら相手はスーパーに焦ってて、「見開き3つ開けてお待ちしてたんです、今日中に入稿できますか」って。いやたった今帰って来たんです……(^^; 頭ぐじゃぐじゃなまま言われるだけの原稿を書き、フィルムは手渡しで翌日だったか翌々日だったか、とにかく社の人が自宅近くの駅まで取りに来てくれて。ゲラとか色校とかあったのかも記憶がないが、とにかく何とか間に合ったようだった。
その時の記事の副題が、「メコン流れる赤土の国」でした。
という長いお話でした。
ではまた