薬を買いに

月曜日に電話して予約を取った病院に午前中に行ってきた。もうじき消滅するかもしれない科で、人がそんなに大勢待っているわけではないのだが診察時間が多分長いようで、1時間以上待ってやっと呼んでもらえた。
前回が3年前だったそうで、あーそうだったのかと……。あっという間ですな3年なんて。
よさそうなドクターだったのでよかった。
普通に処方箋を出してもらえてさらによかった。
一度家に帰ってから佐久へ出かけて、薬を買った。マイナンバーカードを薬局で機械に通すと、ちょっと安くなるのか、そういう案内があったのでやってみた。暗証番号は忘れていたので顔認証で(!) JALの顔認証ゲートか! と思った。

色んなものと紐づけられるのが嫌というのはあると思うのだけど、医療情報はさっさと医療機関同士共有できるようになればいいのにと前から思っていた。無駄な検査とか省けるし、説明しなくてもカルテ見ればわかるし、薬の重複も防げそう、AIが管理してくれたらさらに防げるのでは? 伏せたいこととかあるかなぁそういう分野で。もちろん人によってはあるかもしれないが。

とにかく。あと4日分までに迫っていた薬が手に入ったので(何かヤバいクスリみたいだが)、安心した。
気をよくして、これまた一日延ばしにしていた町の健診の予約を電話で取った。ずっといっぱいで11月も後半になってしまった(^^; 考えてみれば今日病院に行ったのだから、対面で手続きできたかも? できないのかな?

一穂ミチさんという最近直木賞を取った作家が、会社員を続けながら作家活動をしていると今朝ネットニュースで見た。開高健みたいだ(初期のね)。会社員を辞めることは考えなかったのかという問いに対して、めんどくさいという理由も挙げつつ、「これからAIが小説を書くようになる、その時に作家としての自分に需要があるかどうかわからないから辞められない」というようなことを述べておられて、うわぁなるほどそういう考え方もあるのか……、と思った。
昨日、録画しておいたアメリカの地方新聞の衰退に関するドキュメンタリーを見たのだが、全米各州各地で紙とネットの両方で出されている無料の新聞が、たった3人の人間により作られているとあって驚いた。AIによる記事作成あるいは捏造だ。普通っぽい記事の中に巧妙に特定の思想を組み込んでいくという手法で、いずれ世界中がそういうことに飲み込まれていくのだと。

スマホの中にあるネットニュースのようなものも、大半はそういうことなんだろうと思う。なんてめんどくさい時代なんだろう……。我々は巧妙に簡単に操られる。そういう存在だと自覚していなければなと思う。

ではまた