覚えとかないといけないのでタイトルに。先日買ってきたルピナスの種を蒔いてみた。一晩水に浸けると書いてあったので昨夜から浸水。思ったより種が入っていて、3粒ずつ21ポットに蒔いた。どのくらい発芽するかな。
梅がいないいないとずっと何となく探していたら、2階の吹き抜け横のスペースでぐっすり寝ていた。今日は買い物に出かけたからそこの窓は閉めてあったのに。涼しくはなかっただろ??? まぁいいけど。
数日遅れだけどソフトボール女子、ワールドカップ制覇おめでとう。途中アメリカに負けたというニュースを見てから続報を見てなかった。決勝はやはりアメリカで、でも快勝だったらしい。上野投手も投げてMVP。ソフトは40歳過ぎてもまだまだ現役でやれるスポーツ。私の出た学校でインターハイ制覇した時のキャプテンだった人は実業団でやはり40歳越えてもずっとプレーしてたと風のうわさで。ファーストの人だったけど、ノックとか見てるとグラブとボールに磁石が入っているのかと思うくらいにどんな打球でも捕ってしまう人だった。
今日からオリンピックですかね。明日から? とにかくテレビ映らないから何もわからんのですが。怪我なくテロなく。しかしほんとに東京大会、どんだけ運が悪いんだと思わざるを得ない。
オリンピックの影響か夜にBS1でやるMLBのダイジェストがなくて寂しい。大谷君の31号も見られない……。
午後から雷がずっと鳴っている。
午前に畑でナスの仕立て直し(ちょっと折れちゃった)。買い物の後は工房ですこし作業。
『コンニャク屋漂流記』 星野博美
続けて読んでいる星野博美。これは外房の御宿の辺りにある自身のルーツを探っているうちに紀州まで行ってしまうという話だった。作家の祖父が外房から東京に出てきて町工場を持ち、父がそれを継ぎ、という家に育ったのだという。たくさんの親戚縁者がやってくる賑やかな家だったそうで、その辺りは下町とは違うのかもしれないが、感覚的にはとても下町的というか。世田谷育ちの私が見ていたものとは真逆の世界を見ていたのだなぁと思った。
☆4 立派なルーツでうらやましい!
『首木の民』 誉田哲也
警察ものの一種だけれども、捕まって事情聴取される大学教授の話がえらく長く延々と続くのでそこで心折れなければまぁ面白い。
事件そのものはたいしたことない。たいした謎解きじゃない。
この延々と続く経済論が真髄なんだろうけど、私はバカなのでよくわかりませんでした(^^;
☆3.5 マネタリーベースとか日本の借金は嘘だとかそういうことに興味がある人には面白いのかな?
ルーツってことをちょっと考えた。
私は生まれた時に母方の祖父母が既に亡かったから、多くの人が4人持って生まれる「祖父母」の半分が最初からなかった。父方の祖父母は同じ場所に住んでいたので、田舎というものがなかった。夏休みにみんな田舎に行くらしいのだけど自分には行く場所がないのでつまらなかった。祖父母は明治の人で厳格な感じだったのでかわいがられた記憶はあまりない。ただし私はよく祖父母の家で相撲中継など見ていたから、私にとって「行きづらい」場所では決してなかったことは書いておく。溺愛はされなかったが、十分に愛されていたと思う。
祖父母の先はもうわからないし、母方の祖父母に至っては名前もわからない。調べればわかるだろうが今の私は知らない。
世代の七つ八つどころか、二つでもう切れかかっている。一般的に言ってさすがにひどいことなんだろうか、どうなんだろう……。
ただそういえば。
私の父方の祖父も金属関係の町工場をやっていたと聞いている。世田谷区の等々力だったそうだ。出は福島のはず。等々力と、星野氏の家業の町工場があった戸越銀座は直線距離なら5キロくらいしか離れていない。ほぉ、そうなんか、と思った。
もしそのまま祖父が町工場をやっていて父が継いだりしていたら、あらまぁ(笑)。
祖父は運の強い人で戦争に一度も取られなかったし、等々力の町工場は借地だったのに大きな会社の寮になるとかで立ち退き先として成城の土地をもらったのだそうだ。昭和30年代の話だったかと思う。その時に工場は廃業している。
人の一生はいろいろだ!
雷雨になった。土砂降りとドンガラガラの雷。ブレーカーが落ちた。
ではまた