昨日の夕方から降り出した雪が、今朝はこんな大雪に。
積雪約13センチ。
ぼたん雪がばさばさと降り続けていました。
湿って重い雪。除雪はたいへんです。除雪車は出動しませんでしたね、わが家周辺では。
雪かきしてくれた~?
やっとお出ましのウメ姫。
除雪すると、その部分はあっという間に残った雪も解けていきます。気温はさほど低くはない。午後になって日が出ると、さらに解けるスピードも上がりましたが、さすがにけっこう降ったのでぜんぶ解けるには数日はかかるでしょう。
先日、図書館に行って本をたくさん借りてきました。向こうに行っている間は、やはり本に飢えました。滞在前半は『恋』(持参)、半ばは『冬の伽藍』(援助物資)、最後は『浪漫的恋愛』(ゲストハウスで交換)と、小池真理子氏尽くし。『恋』など、何回読んだかわからない・・・。ほかに何も持っていなかったので。
そんなわけで、パソコンとの格闘の合間に、浅田次郎や山本一力を読んでます。感想などは後日まとめて。
いつも見ているネパール情報のサイトで知りましたが、29日にも中国領チベット自治区の都・ラサで、大規模な抗議行動(平和的デモ)があり、制圧された模様です。
私が生まれたとき、既に地球上にチベットという国はありませんでした。
チベットが中国の一部に組み込まれて、今年で49年。
私が知る限り、これほど大規模かつ広範囲、そして持続する中国政府に対する抗議活動は、少なくとも1980年以降、初めてではないでしょうか。あるいは、それを世界が知るのが初めてなだけなのかもしれませんが。
表現が適切ではないかもしれませんが、チベット法王は進退をかけていらっしゃる。
おそらくは、これより大きなチャンスはもう来ない。
しかし相手はテーブルにつこうとさえしない・・・。
まかりとおる大国の論理。12億(?)の民の購買力を突きつけられて、世界はまた目を背け、何も見なかった、聞かなかったことにしてしまうのか。
よい方向へ、一歩でも進むことを願ってやみません。
外国人の一人も乗っていない青蔵鉄道や飛行機が、今日もラサと中国各地を結んでいるのでしょうか。