お暑うございます

軽井沢も今日で連続3日、真夏日になりました。
今日の気温は30.1度。
いやー、あづいです~。
別荘エリアもだいぶ賑やかになってきました。軽井沢のトップシーズンに突入、といった感じです。明かりがたくさんあるっていうのも、悪くないですね。気のせいかイノシシも静かにしているような・・・。
そうそう、イイヤマ19号ですが、今日、立ち上げてからぶっ叩いてみようかと思い、電源を入れたら、一瞬ダメでしたけどカチっと音がして、元に戻りました。殴られたくなかったのか・・・。
即死したわけではなく、もしかすると、たまによくなったり悪くなったりしながら、だんだん限界に向かうのかな。生き物と一緒だね。
ではまたです。

うおぉぉぉぉぉ、健さん・・・!

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去年だったかメイキングルポをテレビで見て、そのうち観たいなあと思っていたこの映画、DVDを送ってくれるサービスに最近入会したのを機会に、借りてみました。
あの、チャン・イーモウ監督が、高倉健を使いたい一心で撮った作品と言われています。
チャン・イーモウと言えば、紅いコーリャンであり、菊豆であり、あの子をさがしてであり、初恋のきた道、であります。すごい監督なんであります。最近はCG?に凝って、今風のものを撮っているみたいですが、私はそういう映画は興味ないので・・・。いや、だからともかく、チャン・イーモウという人は、チェン・カイコーなんかに並ぶ、中国映画世界に革命をもたらした人でありまして、その初期の作品の衝撃といったらなかったのです。
で、この映画ですが・・・・・・。
パソコンで観たのが悪かったのでしょうか。画面も小さいし、周りに映像以外のものが見えているし、これじゃ何を観てもあかんな、とは思うのですが、それにしても・・・・・・。
いや、健さんはいいですよ。ええ、健さんはいつもの健さんです。もちろん年は隠せませんが。
風景はきれいです。麗江には正直がっかりというか、ああ、こうなったのか・・・という思いがありますが、それは旅人の感傷ってやつです。こんなすげー道路が通ってるのか、とも。携帯が通じてるよ、とも。ワゴン車がびゅーって走ってるよ、とか。
健さんが、独力で何かする話だと思っていたので、結局健さんは中国語もまったく話さず、全て通訳がうまくやってくれて、健さんはいつもチャーターしたワゴンで移動してて・・・。まあ一箇所だけトラジに乗ってましたがね。何と言うか、こう、これじゃパッケージツアーと同じ土俵だな、と思いましたです。
健さんが、孤軍奮闘しながらローカルのバスに乗ったりしたら、もっとよかったのにな。こんな発想、すること自体がヘンですか?
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桐野夏生作品。
親殺しの高校生を、たまたま知り合った同い年の女の子たちが、半ば面白がり、あるいは同情し、あるいは感情移入しながら逃亡させていく、そして最後には・・・・・・。という話。
面白かったです。
多分、子どもって、大人が思っているほどバカじゃない、ってことですね。
評価  4.5点
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小池真理子作品。
狂気にかられて庭造りに没頭する大金持ちのぼんと、何不自由ない暮らしをしている人妻の運命の恋。静かな筆致で淡々とつづられていきます。最初の十数ページを読んだところで本を閉じ、「長い間、”おんな渡辺淳一”と食わず嫌いしていて本当に申し訳ございませんでした」と謝罪いたしました。格調高い、気品ある文章でした。
評価  4.5点

うーん・・・

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暑い!
テツがうるさい!
と、ちょっとイライラしながら裁断していたら、すっかり間違えてしまい、また小さいのができてしまいました。もうがっかりです。
で、この写真は、その小さいのじゃなくて、ストールを2枚使って作ってみた羽織るもの。前もボタンとかつけずにそのまんまです。ストールが特別にゆるい織りのもので、加工がむずかしく・・・。
アシカさんアイデアのように、ウエストで後ろだけ絞れるようにすると、もう少しカッコがつくかもですね。
夕方、いつものようにサブのパソコンを立ち上げ、立ち上がるまで地図を見たりしてて、ふと顔を上げると、オーマイガーッ! 赤のフィルター挟んだみたいな不気味な画面。昨日までオマエ、普通だったじゃないか(オロオロ)・・・。しかも、ミツビシ17が死んで液晶モニターを買ってから、まだ半月と経ってないじゃないか。こんなことって、ありですか?
マニュアルを見ながら色をいじったりしましたが、そんなレベルの話ではなく、辛うじて文字も画像も見られますが、2分見たら頭おかしくなりそうな感じです。
イイヤマ19よ、お前もか。
今朝、ダンナにモニターについて聞かれ、「やっぱ液晶は目が疲れるね、CRTの方がいいよ」と言ったばかりなのに。
この夏は、CRTが死んでいく~夏なのですね、日本全国で(根拠はありません)。
今日はその前に、メインのパソコンのスピードが最近めっきり落ちてイライラするので、メモリを増設しようかと、ネットで購入したところでした。このうえモニターは無理です・・・。しょうがないので、何とかこの液晶をデュアルで使わないと。そのためには机の上を片付けてプリンターをどこかに移さないと!
うーん、疲れた・・・。
そうだ、叩いたりしたら直るかな。

暑い! と言いつつ27度だ!

みなさま、お暑うございます。
ここ軽井沢でも先日30度を越えましたが、今日あたりは晴れて暑いのに27度ほど。
それでも寒冷地の住民にとっては、十分暑いのですが!
毎年書いていますが、その分冬寒いので、許してくださいー!(笑)
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今日咲いたチャイナローズ。
可憐な赤ですわ。
ちょうど昨日まで、小池真理子さんの『狂王の庭』を読んでいたので、この言葉遣い・・・。
そうそう、今日は軽井沢でクマに襲われてケガをされた方がいます。
どうぞ皆さんお気をつけて!
(って、どう考えてもいちばん気をつけなきゃいけないのは私! 何たってわが家の裏にはもう浅間山しかないんだし)
今日は久しぶりに旅ブログのデザインをいじって、すっかり忘れていたCSSとか、そういうものをやってたら頭が痛くなってきましたよ・・・。ちょっと変わったのですが、でまあ、それなりに自分ならこんなもんで上等でしょ、と思うのですが、気になるものが気になる場所から動かない・・・。こいつを別の場所に動かすにはどうしたらいいんだ・・・・・・。
でもきっと、このまま「見ないふり」をしていきそうです。
明日も晴れる予報です。ではまた。

雷ゴロゴロ

午後早い時間に雷が鳴り出しました。
昨日も2時頃からずっと雷鳴が続きましたが、結局、追分では降らず。中軽井沢より東のエリアではかなり降ったそうです。ウチでは今日、水撒きをしました。
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雷が嫌いで、興奮して柵を飛び越えたウメ。
すぐに捕獲して、家に入れました。
でも、私が2階で仕事していると、怖がって鳴くのですよ・・・。
遠くで鳴ってるだけなんですけどね。
<ここから私信>
没関系さん、お帰りなさい!
いろいろ大変でしたね、旅も短くなっちゃいましたか?
旅のつづきがアップされるのを、楽しみにしています。まずはゆっくりしてください。
お大事に!
<私信オワリ>
ではまたです!

『ミノタウロス』佐藤亜紀・『センセイの鞄』川上弘美

『ミノタウロス』 佐藤亜紀
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この人が『バルタザールの遍歴』でファンタジー大賞をとったのは1991年のことだったらしい(いま確認)。
1991年かぁ・・・・・・。
おっと、遠い目になっている場合では。
この『バルタザールの遍歴』でノックアウトされ、その後『戦争の法』でずっこけ(あくまで「私」が)、久々に手に取りました。また戦争か、と思いつつも。
この人にしては長くないけれど、ひとつの文にいくつもの意味合いを込めてくる文体は相変わらず。この文体に拒否反応を示す人もきっと多いかと。下手なライターがマルとマルの間で主語と述語がこんがらかる文章を書いてしまうことはよくあるが、この人は天才的に文章がうまいので、もちろんこんがらかりはしない。
1900年代初頭のロシアを舞台に、人間存在の意味を根底から問う、すごい小説です。この時代に、こんなものを正面から書く作家がいるということに、ともかくも畏怖するしかありません。いったいこの人の頭の中はどうなっているのか・・・・・・、見てみたい。
評価 4.5点  点をつけるのもおこがまし・・・
『センセイの鞄』川上弘美
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殺伐といたしましたので、救いを求めるように手に取ったのは、一緒に借りた桐野夏生ではなく、やはりこちらでした。谷崎潤一郎章をとっている小説。純文学としては15万部以上とよく売れたんですね。かなり話題にもなりました。
平易な文章が心に沁みます・・・・・・。
それにしても、佐藤亜紀さん作品の対極にあるような小説というか文体ですね。
物語は、70歳くらいのセンセイと、37歳の元教え子の恋。
飄々として、惚けた味わいもいっぱいの秀作です。吹き出してしまう部分も多々。泣く部分はちょっと。
川上弘美という作家は、芥川賞をとった『蛇を踏む』と、ほかに短編をいくつか読んだだけなのですが、いいですね、また好きになりました。
評価 4.5点  佐藤亜紀先生を超えるわけには・・・(笑)
※人間存在について深く考えたあとはほんわかと。
でないと生きていけません(笑)

コットンのざっくりブラウス

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前々から考えていたものを作りました。
けっこういい感じにできたのですが、ひとつ問題が。
私と、私と同じくらいの人と、私より小さい人にしか着られません・・・・・・。
もともと幅が50センチ弱のストールから作るので、身幅がえらく小さくなってしまいました。2枚使えばいいのでしょうが、そうすると無駄が出るし。うーん、どうしましょうか。
と言っていたら、今日さっそく売れてしまいました。私と同じくらいの方が偶然みえたのでした。こんなこともあるんですねえ。
その方が試着しているのを見ていたら、1ヶ所改良できそうな部分が見つかりました。そこを変えると若干身幅が広がります。若干ですが・・・。
台風の動き如何で、明日は雨がちになるかもしれません。せっかくの週末なのですが、うまく逸れてくれるといいですね。
ではまた。

梅雨が明けました

ようやく、長野県でも梅雨が明けました。
長かったですね・・・。
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本日のお客さん。
夜中に来たらしいイノシシが、店の前にあるギボウシを食べていきました。茎だけになっているのがおわかりいただけますか? 葉っぱだけ食いやがるのです! しかも園芸種だけ!
美食家なんでしょうか。
自生種の山のギボウシは食べないんですよね。
今日はシルクのピンタックの布地でスカートを作りました。
シルクは滑るのでもうイヤです・・・(笑)
縫うのも大変ですが、アイロンで折るのがむずかしくて狂いそうでした。よりにもよってピンタックだから伸びるし。あー、やっぱりコットンですね!
<ここから私信>
アン・ドルマさん、コメントの追加ができるようになったとのこと、とりあえずよかったです。こちらではずっと表示されていたのですが、アン・ドルマさんがブログのどこを見ていらっしゃるのかわからず・・・、行き違いになってるみたいです。
できたら最新の記事にコメント付けていただくと、他の皆さんにもわかりやすいので、お願いいたします! もちろん特定の記事に関するコメントでしたら、その記事につけていただいてかまわないですよ! よろしくお願いします!
(私信オワリ)
ではまた。

『瑠璃の海』ほか

例年だと夏に本を読んだりしないのですが、今年は庭と畑にかける時間をうんと短縮しているせいか、きちんと図書館に通って本を借りています。
あ、仕事がヒマなのか・・・・・・。
『瑠璃の海』『天の刻』 小池真理子
実はこの作家の小説を初めて手に取りました。なんとなくですが、官能小説系というか、渡辺淳一の女版みたいなイメージが強くて(大変失礼!)、今までは縁がありませんでした。
で、読んでみたのですが、ははー、なるほど。いや、わかりました。つまり、私がトシを取ったということなんですね(笑)。20代じゃ理解不能かもしれないと思いました。30代でも、わからない人にはまったくわからないでしょうね。40代だと結構わかるんじゃないかと・・・(笑)。
オトナの女が読む小説。『瑠璃の海』はアマゾンでの評価が低くて意外でした。私は好きですけどね、こういうの。行き着くところまで行っちゃうというの、好きです。最近発見したんですけど。
評価 『瑠璃の海』 8点
    『天の刻』 7点
『水底の森』 柴田よしき
ミステリー小説です。最初に死体。で、犯人を追いかけていくというストーリー。最後まで犯人がよくわからず、結局最後まで読みましたから、その意味では成功しているんだろうと思います。が、手法として作者が選んだ以上読者が異を唱えるのもヘンなんだろうけど、あまりにも場面転換が激しすぎて、疲れました。それと、ここまで複雑にしなくても・・・、とも思いましたが、これを「大きなお世話」と申します。
評価  6点
『真実』 グレッグ・ダイク
BBC前会長の回顧録。主にイラク政策批判を巡って、BBCを解雇されるに至った経緯がつづられています。報道の自主独立って難しいのですね。
評価  なし(回顧録ですから)

激しい雷雨

朝から雷で目が覚めました。
いや、目が覚めてから、雷が鳴り出しました。ここのところは重要な違いかと(笑)。
雷が鳴ると梅雨が明けると、池波正太郎先生も書いておられます。江戸の昔から、そう決まっていたわけですが、今年はどうでしょうか。もう7月も終わりですから、そろそろ明けてほしいですね。
一日雨が降り続き、我が家も開店休業でした。
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そこで、先日モニターと一緒に買ったキーボードをいじったりしています。
送料込みで750円だったこのキーボード。何の変哲もない安物です。キータッチなど望むべくもなく、はい、ベコベコです。
でも、たった一つだけ優れた点が。
親指シフト化しやすいキー配列!
またかよ(笑)
何度か書いておりますが、私は親指シフト愛好家。親指じゃないと書けません。もちろん、物理的にはローマ字変換だってブラインドタッチで、おそらく皆様より速く(笑)できるんですが(なぜって昔はこれで生活してましたので)、何しろやっぱり違うんです。この違い、どう説明しようとわかってはいただけない・・・・・・。親指シフターの孤独(爆)
私のパソコンには立派なリュード社の親指シフトキーボードがセットされているのですが、何しろ私、パソコン2台使ってまして。いちいちキーボードを換えるのは面倒で、いまこれを書いているのはローマ字変換の普通のキーボードです。これを換えようかと。アンド、近い将来にあるかもしれない南国越冬計画の折のためにも準備しとこうかと。
改造が成功したらまたご報告します。
作家の小田実氏が亡くなりましたね。
この方も関西文壇で、高橋和巳とは浅からぬ関係にあった方でした。
私はべ平連時代のことはリアルタイムでは知らないのですが、『なんでも見てやろう』は面白かったですね、たしか高校時代に読んだはずですが、時代が変わっていても色あせてなかったな。
明日は曇りの予報です。梅雨明けは?