明けました

新しい年になったけど、まぁ特に変わったことはない。気持ちがあらたまったかというと、それもまぁそうでもない(;^_^A
しかし今日は駒澤大学が箱根で優勝したそうで! みゆきさんつながりの同大出身の人から教えてもらったんだけど、やったー! いぇーい!
な気分になりました。
それから午前中に買い物に行って自動レジで会計し、帰ろうとしたところ、お店の人に呼び止められまして。
「1000円以上お買い上げの方にはプレゼントが! 」
え、どうかなぁとレシートを取り出して見てみると、なんと、1013円!
何この諮ったかのような金額!
「奇跡ですね」 と店の人に言われて「なんかすみません」……。
まぁ、新年早々、いいことがありました。因みにもらったのはお菓子。

今はちょうど西の空が夕焼けで真っ赤になり、伊豆の山や二子山なんかがシルエットになって見えている。こういう景色は世田谷の丘陵地の坂の途中で生まれ育ったので見慣れたものだ、ということにあらためて気が付く。世田谷から見えていたのは丹沢と富士山だけど。
信州に引っ越してからは、周囲を林に囲まれているので、日の出も日没も林を介してになる。日没なんてこの時期は2時半とかそんな感じだ。山なんてどこにも見えないし、空も切り取った四角があるだけだ。それはちょっと、残念だなと今も思う。

 

 『睦家四姉妹図』 藤谷治
睦さんという家の4姉妹+その両親の物語。昭和が終わるあたりからコロナ前くらいまでの期間、姉妹が成長し結婚したり子をなしたり離婚したり、が描かれる。母親の誕生日が1月2日なので、家族はその日には集って写真を撮る、その写真の説明から各章が始まるという仕立てだった。
特別なことは何もないのだけれど、人はこうして天皇崩御やアメリカの同時多発テロやサリン事件や東日本大震災を経験し忘れ生きてきたんだな、と思う。
最後に終活として両親がUR団地を選ぶのだけど、「そうでしょ? そうだよね? 最後はそこよね?」と、大いに共感した。
☆4 特別なことなんか何もなくていい、いい小説だった

私には姉も妹もいないし、私の家族はどう言ったものか、肝心なことはあまり話さない人々だったので、こんな家族はうらやましいなと素直に思った。

 『失踪者』 下村淳史
山岳ミステリー小説。細かいことを気にしなければなかなか面白かった。裏の世界で「下山家」と呼ばれていた人(故人)から着想したのかな、と思った。あと、2番じゃだめ、というのはほんとにそうなんだよなぁ。
☆3.5 エンタメとしてはおもしろかった

ではまた

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