初雪に

 今朝8時前
明け方降ったのか、うっすらと白く。気温-3℃。
その後も時々風向きによって激しく降ったりもしたが、積もるほどではない。既にほぼ溶けたと思う。

 あいかわらず出窓猫

ここ数日は薪ストーブの移動などをしていた。

 22年ほど前に買ったもの
当然中国製で、3万前後だったと思う。間違っても4万はしなかった。鋳物製、特に何がどうって機能は何もない薪ストーブ。購入した時に数年くらいで壊れるだか何だか、とにかくそんなに寿命は長くないよと書いてあったのに、うちではずっと普通に使えていた。内部で一部割れたところがあるけどそれも無問題だった。

 炉台
ずっとあるのが当たり前だったので変な感じ。

ストーブ自体は問題はないけれど、燃やすのは比較的大変だし、燻るとか逆流とかそういうことは少しずつはあった。そろそろ買い替えようかと思っていたところに、知人から中古の出物があるけどという話が舞い込み、乗っかった。

 アメリカ製のストーブ
中古とはいえ別荘で3~4年使われていただけということで、そんなに使用感はなくきれいな状態。業者さんが天板を開けたら煤がどっちゃりあって、そこだけが「中古感」だった(^^;
まだ煙突を購入しておらず、本体が先にどんと来た。かなり重い(180kg近い)のでさすがに素人には無理ということで、搬入は業者さん。
煙突も自分でと思ったけれども殆ど販売されていないことがわかり、部材の購入は業者さんに頼もうかと思う。
思う、ということはまだしばらくかかるということで、我が家は現在たいへん寒い状況……(^^; もちろん他にも暖房器具はあるけど、今までいかにあの薪ストーブに頼っていたかがよくわかる。

ここを建てた時に屋根にストーブ用の煙突を開けてもらっていたのだが、夫はダルマストーブを入れようかと思っていたらしい。ところがダルマは入れられる薪の長さに大変な制約があり要するにめんどくさい。1年目の冬は資金もなかったしストーブなしで過ごした。2年目の冬か3年目の冬の前に、上記のストーブをネットで購入し(ホームセンターより安かった!)、以後ずっと使ってきたというわけだ。
ここに暮らし始めた頃は灯油がリッターあたり40円を切ることもあるような状況だった。今は110円を超えている。だから燃料を薪に頼ることができるのはとても助かる。

とはいえもちろん、初期投資がかなり大きいので、何を倹約して何をどうするか、はよく考えないとと思う。
そうそう、薪も高騰している。今年、知人のために薪の原木を購入しようとしたのだが、かなり価格が上がっていて手を引っ込めたことがあった。テレワークなどでこういう地域への移住者が増えたり、そういう人はまぁ薪ストーブを使うから需要が増え、価格が上がっているのだと思う。もちろん原油高灯油高も効いていると思う。なかなかに大変だ。

 『千日のマリア』 小池真理子
短編集。何というか、普通だった。安定の小池真理子さんという感じだった。
ただし表題作だけは、どうにも生理的に無理だった。
☆3.5 15年くらい前の作品のようだ

ではまた

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