片付け中・マミヤ6!

すっかり仕事を忘れて片付けモードに入っている。新しい薬のおかげか、ちょっと前向きな気分になっている(^^;
仕事を忘れて、というよりは、繁忙期が終わった感じかな。なんせ暑い国の布を中心に扱っているので、秋冬はそもそもが難しいわけで。と言い訳。

昨日はオクで処分したものを発送する作業。もう自分には価値がなくなってしまったものを買ってくれる人がいてありがたい。カメラやレンズは捨てるのが難しいな、忍びない。だって当時は数万当たり前にしていた”いいもの”のはずだから、ゴミにはしたくない。できれば誰かに使ってほしい。昔のレンズなんて金属とガラスだけで出来てて、ほんとに堅牢な感じ。重いけど。その重さが嫌になってる自分なんだけど。
どうしても売れない(誰も欲しくない)ものは捨てるしかないけど、しばらく粘ってみようかと思う。

 マミヤ6!

カメラの在庫の中で、一つ見覚えのないものが。カメラではあるんだろうけど、面妖な形をしている。どこにレンズが付くのかわからない、何じゃこりゃ・・・。
と検索をしてみたら、こういう形のカメラなんだそうだ。この蛇腹とレンズは躯体の中に収納される。面白い形。見たことない。
中版、えっと、ブローニーってやつかな。山岳写真家はよく中版を使っていたと思う、もちろんこんな古いカメラじゃなくね。ただし私如き雑魚との取材で中版カメラを持ってくるカメラマンはいなかった・笑 多分中版は、彼らがライフワークとして撮影する時に使うものだと思う。

このカメラはおそらく父が購入し、35ミリが主流になるまで使っていたのではないかと思う。1958年に製造が開始されたらしく、父が買ったのはいつ頃かな。私や兄が生まれたような時期の写真に、もしかしたらこれで撮ったものがあるのかもしれない。今となっては何もわからないけど。

オクで調べたら1500円とかそんな値しかつかないようだ。自分のレンズなんかは1000円でも売っちゃうけど、これはちょっと、取っておくかと。中版って一度も使ったことがないので何か撮ってみようかと思ったけど、フィルムが12枚しか撮れないのに1000円以上するとか! 大富豪のおもちゃか! って感じ。

そうそう、寂聴氏が直木賞を取っていない、ということを先日書いて、ふと気になってほかの女流作家も調べてみたら、なんと、三浦綾子、曽野綾子、有吉佐和子、といった昭和の中期から後期にかけて活躍した誰もが知っている女性作家は誰も取っていなかった……。驚いた。その時代にはやはり性差別があったということなんだろうか。たとえば現代の女流御三家の高村薫、篠田節子、桐野夏生、は全員取ってるはず。
拳振り上げて何か言うつもりはないけど、あぁそうなのねぇ(棒)、だ。

そんなこんな諸々をしている今日この頃。だいぶ寒くなってきて、朝は真っ白に霜げていることが多くなった。うぅ。ではまた

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