雨から雪

予報どおりで気温は高め。
昼過ぎから雨がぱらつき始め、3時過ぎにはしっかり雨。その後雪になった。

東京あたりで降るようなぼた雪。しばらく降りしきって、割と早めに止んだ。積雪はまたしてもうっすら積もった程度。

軽井沢は、いわゆる豪雪地が降る時には降らないことが多い。そうではない時、例えば関東、東京あたりに降る時に、どかんと降る。一晩で70cmが連続して降ったこともある。除雪車が来ないと閉じ込められてしまうし、自分の家から出る場所が除雪されても、その先につながらなければやはり閉じ込められる。数年に一度はそういうことがある。数日分は食料の備蓄をすることが大事かと思う。

今日もせっせと画像の取り込み。我慢比べみたいになってきたが、それでも自分の過去の旅をたどるのは面白い。

96年(おそらく)に仕事で行ったパタゴニアの写真を載せてみる。切り出してもいないスリーブからなので、過去に使ったことはないのだろう。フィルムにかなり光が入っているのは何でだろう? 惜しいカットが幾つかあった。巻き取る際に開けちゃったわけでもないだろうし、広範に渡ってあるのでそれは違うなー。?


プンタアレナスだと思う 南米最南端の町


いかにもパタゴニアという風景


常に吹く強風に曲がって生えている木


氷河の氷が崩れて湖に浮いている

 

アウトドアブランドのウェアのカタログ製作の仕事だった。カメラマンが2人、助手(にしては態度がでかい・笑)1人、ライターの私とイラストのNさん、という陣容だった。私とNさんはモデルも兼ねた。
そういう仕事の旅は記憶にあまり残らない。自分で調べて自分で行くわけじゃないから、地名だって忘れている。寒かったこと、太陽が高く昇らず常に斜めからの光線を浴びていたこと、肉以外に食べるものがなかったこと、などを覚えているくらいだ。

新製品のお披露目を兼ねた座談会みたいなものがあり、銀座の三越だったかと思う、そこのアウトドア売り場へ行った。仕事の前だったか後だったか、その場にいたら、雨合羽を買いに来た中年女性が試着室に入った。そして出てきたその人に、三越の人が、「たいへんお似合いでございます♡」とうやうやしく言っていた。なんていうことをよく覚えている。
カッパだぞ。

そうだ今思い出した。その時は、アメリカのシアトルの近くにあるマウントレーニア国立公園に行く、と聞いていた。そのつもりで当日事務所に行くと、行き先がパタゴニアになっていた。滅茶苦茶すぎる。撮影用のシューズがあるから靴は要らんというのでそんじゃ荷物にもなるしとサンダルで行ったら、肝心のシューズがなくて、サンダルでパタゴニアまで行かされたわ!
今はどうか知らないが、その頃は、そんな感じで頭おかしい人がいっぱいその業界にはいたように思う。懐かしいと言えば懐かしいが、まぁ何というか、むにゃむにゃ。

明日は気温が下がってくるらしい。この寒暖差でやられそう。ではまた

 

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