なんちゃって・・・

まさかと思ってましたが。
離脱なんてないと思ってました。だって有名なあの賭けのオッズとやらが、95%を越えたと聞いてたし。
お昼のニュースで、ドル円が99円になったと聞いて、目が点に。
は? 
99円って?ついこの間まで120円とかじゃなかったですか?
日経は1000円以上の大暴落・・・・・・。

日本は、円高デフレに逆戻りしてしまうんでしょうか。
いや既に逆戻りし始めているのは気付いてはいましたが、さらに拍車がかかるのかな。
円高はまぁ、細々とはいえ輸入系ですから、決して輸出には関わりませんから、ありがたいけど。
しかし、経済がどよよよよーんとしてしまうのを補うほどには円高の恩恵は受けないな。
困ったものです。
困ったことをしてくれたな、イギリス!

『ファイアボール・ブルース2』  桐野夏生

きのう病院に行くのに持って行った本。何度も何度も読んでいるけどここで紹介したことはないので。
桐野夏生は、女探偵ミロシリーズで読み始めて、直木賞、その前後にこれに出合った。
ずいぶんたくさん読んだけれども、今でもこの人の最高傑作だと思うのは、この小説。そんなに知られてはいない、賞もとも無縁のいわゆる佳品だけれども、私はこれが一番いいと思うな。
女子プロレスの話なので、まったく運動系に興味が無い人にはどんなふうに読まれるのかわからないけど、運動系だった私にはもう、ぐさぐさ痛い。自分の限界を知り、夢を諦めなければならない、そういう状況に立つことってどんな人にもあると思うけど、そのあたりの苦さ切なさやるせなさがとても胸に迫る、心動かされる。淡々とした文章にもやられる。
☆5 願わくばこのシリーズをもっと読みたかった

 イノセント 島本理生

たしか高校生で群像新人賞を取った人だと記憶しているけれども、あれ、文学界新人賞だったかな? そういう若さで賞をとって世に出てしまうと、その後どうなんだろうと時々考えることがある。むしろ作家にとってそれは不幸なことなんじゃないかと思うこともよくある。
初めて読んでみたけれども、よかった。色々とできすぎな部分もなくはないけれど、それ言い出したら小説というものが成立しづらくなる。
☆4.0  主人公に感情移入するのはちょっとできかねたけど・・・

 

今日の最高気温は18℃。涼しいよりもちょっと寒い。午後から雨でした。
明日は天気持ち直す予報で気温も上がりそう。ではまた

 

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