きもの洗い干し

少しずつ解いている着物ですが、何枚かずつまとめて洗って、そのままアイロンで伸ばして干すという作業をします。今日はその洗い→干し。
アイロンかけが時間もかかって大変ですね、素材によっては皺がなかなか取れないし。
今日のものは藍があったため、手が黒くなりました。

昔むかし、きもの業界のいわゆる業界紙の仕事をしていたことがあるのですが、その当時すでに様々な技術が海外に流出していました。伝統工芸も産地はベトナムだったり中国だったり。そういう企業さんを取材したりしましたが、それから20年近く経った今、きもの業界ってどうなのかな。きものを着る人が減っているし、何より、ものすごく高いきものは今売れないんじゃないかと思うし。
オークションで100枚一山、とかで叩き売られているのを見ると、複雑な気分。

特にこれであれを作ろう、って決めて解いているわけではないのですが、ともかく解いて生地の状態にしておかなくては使えないので。なんとも地味な作業ですが、やらなければ。

直前まで解いていたのが、たぶん戦後の着物でびっちりミシンで縫ってありまして。解くのがほんと大変だった。ミシンはちょっと勘弁だ・・・。

こういう地味な作業をしながら、何を作るか頭のリハビリ中。カディや木版染めなどインドの生地はやはり暑い時期の印象なので、今はちょっと違うかな。いや、いま夏のものを作らなくちゃいけないのかな?

サリー・イップの「時代」はじわじわくる。じわじわくるので毎日聴いてしまうw
字幕が簡体字ではないから台湾で作られたビデオなんでしょうね、簡体字だとちょっと意味不明のところが多く感じられるかも。
と、恰も私が歌詞を完全に理解しているかのように書いておりますが、よくわかってませんw 単語や熟語まではわかっても、それがつながるとどうなんの? はまだまだ勉強不足。

人生路総難免 有一点傷有一点起落
所有的失去的夢 依然能擁有 ♪

明日は真冬日らしい。ではまた

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