苦心惨憺

しておりますが、まだできません。
昨日パターンを作って、今朝から裁断を始めて、まだ出来ん・・・・・・。
いま作っているのは、チャイナスタイルのシャツジャケットのようなもの、です。身頃と袖はごく普通の断ち方をしたのですが、チャイナスタイルなので前立ての部分に片方はループ、片方は隙間埋めの布、が付くのですね。それを身頃と見返しに挟んで縫いつけるんですが、その見返しを前・後ろ共に付けることにしたのでさぁ大変。
という状況なのさ。
多分、誰にもわからない状況と思われる。
まぁ、見返しは前だけにしといたほうが無難、ということがわかりました。

♪ 紅灯の海 ♪
いま聴いてる曲。
みーさまの数百の曲の中で、たぶん、トップ10に入れる曲。
トップ10、いま3分ほど考えてみましたが、ギブアップ。強いて言えば、昔の曲のほうがインパクトが強かったなぁ・・・。まぁこれは、私の側が鈍磨した、からかもしれないのだけど。
あたしは、「死んでしまえと罵って」くれたりするのが好きなのよね。あらま、これじゃただのMか(笑)
(♪「断崖~親愛なる者へ」)

『熱い風』 小池真理子
久しぶりに小池真理子さん。今年の夏に出た小説。中篇です。読み始めて3ページで「うっ、ズンイチセンセイ・・・」と思ってしまい、やめようかと思ったのですが、そういうあからさまな描写はそこを含めごく僅かで、全体としては小池真理子さんとしては珍しく(かどうかはわからないが)淡々とした小説でありました。
死んだ男が本当に自分を愛していたのか。
という妄念に囚われた女が、男が暮らしそして死んだ異国の土地へ旅する、という話。やりきれないストーリーなのですが、最後にちゃんとカタルシスが準備されており、そこはさすが小池真理子。不覚にもちょっと泣く。
☆4つ

それにしても、私ほど著者の思い通りに泣いたり怒ったり笑ったりする単純な読者もそうはいないだろうと思う一方、だからこの単純な私を泣かせも怒らせも笑わせもできない小説って何なんだよ! と思ってしまうのだな。先週もそういうダメ本を何冊も読んでしまいました(笑)

明日、午後から雨の予報。寒くなりそうです。ではまた

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