2日つづけて氷点下

きのう、今日と連続して最低気温がマイナスになりました。忍び寄る冬。まだブナやカラマツの葉は残っていますが。今年の紅葉も、そろそろ見納めです。
今日は織りをやっていらっしゃる方がお出でになり、糸のことなどいろいろ教えてもらえました。何も知らずに糸を買ってくる我々って一体・・・。
重なる日は重なるもので、なんだか非常にせわしない午後になってしまいました。皆さんにもっとゆっくりしていただきたかったのですが、申し訳ありませんでした!
昨日コメントをいただいて、ああ、と感慨にふけってしまったのですが、私もかつてはバンコクで東京往復の1年オープンチケットを買って、帰国していました。日本にいる間、いつもバンコク行きのチケットを持っている状態で、旅立ちを決意すると航空会社に電話して日付を入れてもらい、飛び立って行ったものでした。
軽井沢に店を構えてからは、社会的責任(汗)のようなものも生じたりで、あまり長い旅もしなくなり、航空券もバンコク発券のメリットが薄れたようにも感じてきて、最近はもっぱら日本で手配してしまいます。その方が、ことバンコクでのタイ入国に関しては面倒がないし(30日以内の出国航空券を持っていて初めて30日の滞在許可が出ます)。
自分で突っ込みます。
50日店休んでヒマラヤ行って、何が社会的責任だ!
2000年にチベット行った時は10月に店閉めて帰ってきたのは年末だっただろ!
どうもすみません(笑)
『戦力外通告』 藤田宜永
初めて読みました。なんだか拍子抜け。
何かこう、もっとドロドロしたというか、粘着質な小説を書く人だと思い込んでいました。こんなにさらっとした小説を書く人だったんですねぇ・・・。驚いたなぁ。
リストラされた53歳の男が、同窓会をきっかけに幼なじみとの許されぬ恋に走る。久々に再会した同窓生たちもそれぞれ人生に問題を抱え、男は彼らの悩みを聞いたりアドバイスをしたりしながら再就職先を探し続ける。やがて故郷の町で開かれる祭りに同窓生で参加することになり・・・、という話。
私より10年前の世代には、「うんうん、俺もそうだよ」と共感される話なんだと思います。いや、もうちょっと上ですかね、全共闘とかオルグとかって話になると。私の世代になると、縦もそうだけど横のつながりもものすごく希薄で、あと10年経ったらみんな懐かしくなって同窓会とかやるようになる、とは思えないんですよね。だからちょっと羨ましい部分もありました。
4.5点です。おもしろかった。
明日はお天気悪そうですね。落葉が一気に進むかも。ではまた

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